もうすぐ、年末年始。お遣い物の出番が増えてきます。シーンや相手に合った、センスが良くて気のきいたものを贈りたいです。そこでラグジュアリーマガジン「Precious」では、大人のキャリア女性がその高いセンスで厳選した、胸躍るような逸品をご紹介します。

【お遣い物ベストセレクション2019年版 vol.3】「村上開新堂のクッキー」

本記事でご紹介するのは、村上開新堂のクッキー。小説家平野啓一郎さんが、女優・作家中江有里さんに送った「お遣い物」を、愛情あふれるメッセージとともにご紹介します。

平野啓一郎さん
小説家
(ひらの けいいちろう)1999年京都大学在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により、第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳、紹介されている。自身の原作で、福山雅治さんと石田ゆり子さん共演で映画化された『マチネの終わりに』が公開中。

平野啓一郎さんから中江有里さんへ。喜ぶ顔を思い浮かべながら選んだ「往復ギフト書簡」

「ご無沙汰しております。お変わりございませんでしょうか?

『読書の秋』は、終わってしまいましたが、我々はいつも本を読んでいるので、あんまり季節は関係ないですね。……僕は、コーヒーを飲みながら読書しますが、そのお供に、とても気に入っているのが『村上開新堂』のクッキーです。

ヴァリエーション豊富なのですが、全体にやや硬めで、かたちは端整。味もとても上品で胸焼けせず、つい食べ過ぎてしまいます。缶を側に置かずに、必要な分だけお皿に取り、書斎に移動してから食べることをオススメします(笑)。

またゆっくりお話しさせていただく機会を楽しみにしております」

「必要な分だけお皿に取り書斎に移動してから食べることをオススメします」(平野さん)

手土産_1
クッキー[大缶]¥6,980※要予約。来店もしくは電話にてオーダー。現在5か月待ち。

「相手の顔を思い浮かべ、喜びそうなもの」をお遣い物にする平野さん。職人の手で焼き上げた、昔ながらの手焼きクッキーをセレクト。

ヴァニラクッキー、ココアチップ、ボーロ、シナモンサブレなど、11種類が端整に並ぶ。

  • パッケージもCHECK 手土産_2

※掲載した商品は税抜です。※中江さんが平野さんに送った「お遣い物」はvol.4でご紹介します。

問い合わせ先

  • 村上開新堂
  • 営業時間/10:00~18:00 日曜・祝日・第3月曜休み
  • TEL:075-231-1058
  • 住所/京都府京都市中京区寺町通二条上ル東側

 

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2019年11月7日発売 ¥1200(税抜)

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PHOTO :
川上輝明(bean)
STYLIST :
西﨑弥沙
EDIT :
樋口 澪・宮田典子(HATSU)、喜多容子(Precious)
取材・文 :
本庄真穂