第2回「Precious WATCH AWARD 2019」が開催、そこで選出された女性向けのラグジュアリーな時計は?
2019年に発表された新作時計のなかから、カテゴリーごとに至高の一本を選び出す「プレシャス ウォッチアワード(Precious WATCH AWARD)」。ラグジュアリーウォッチの祭典の様子をお届けします!
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例年どおり、2019年も各ブランドがスイスにて発表会を開催。年末に向けてそれらの新作が続々と上陸しています。
華やかに出そろったニューモデルを9つのカテゴリーに分け、ラグジュアリーウォッチに対する高い審美眼を持つ8名の審査員によって厳正にジャッジ。それぞれの「最高の一本」を選び抜きました。
今回ご紹介するのは、その9部門のひとつ「アイコンウォッチ部門」です。
【アイコンウォッチ部門】に選出されたのは、カルティエの「ベニュワール」!
各ブランドを象徴する、いわゆる「アイコン」と呼ばれる名品。例年以上に魅力的な新作が出そろった2019年、最も多く評価を集めたのは、カルティエファンから切望され続け、復活を果たした「ベニュワール」でした。
1912年にオリジナルモデルが誕生。時を経て、2009年には、基本的なデザインを継承しながらも、より現代のムードに寄り添うモダンさを加味し、リデザインされました。
しかしあまりにも最初のモデルの印象が鮮烈だったせいか?クラシカルなオリジナルデザインに思いを寄せ続けてきた女性たちの間では、オリジナルモデルへの慕情が募っていきました。
「私自身、若いころから憧れて、雑誌の写真を切り抜いて持ち歩いていたほどでした(笑)。後に入手し、今も愛用していますが、そのオリジナルモデルにかなり忠実なフォルムですね」(スタイリスト・犬走比佐乃さん)
世紀を超えても色褪せるどころか、今、改めてそのエレガンスが冴え渡るのは、誕生当時のデザインがすでに完璧であり、完成されていたから。
「この楕円形の時計を『ベニュワール』=バスタブと名付けたカルティエの理知的な諧謔(かいぎゃく)がまた心を揺らします」(腕時計ジャーナリスト・並木浩一さん)
ふくよかな丸みを帯びたオリジナルフォルムが、華麗に再登場!
「パッと見たときは非常にフェミニンなのに、確立した自己を内に秘めた強いメンタリティをもつ女性像を映す美貌のアイコン」(ウォッチ&ジュエリージャーナリスト・本間恵子さん)
フランス語で「西洋浴槽(バスタブ)」を意味するその名前のとおり、優美なオーバルシェイプのケースが最大の特徴。2019年に再登場したこのモデルは限定品ではなく、2009年から展開している従来のモデルとともに今後も継続されていく予定です。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
Precious WATCH AWARD 2019の審査員はこちらの8名
『Precious』1月号では、プレシャスウォッチアワード受賞商品を一挙公開!
2019年12月7日(土)発売の『Precious』1月号では、今年の『Precious WATCH AWARD』受賞商品のすべてをご覧いただけます。豪華絢爛な時計に加え、今年の時計の潮流についてもお届けしておりますので、是非、チェックしてみてください。
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 犬走比佐乃、来住昌美(インテリア)
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(3rd)
- NAIL :
- 佐藤江美(Hands−On)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- COOPERATION :
- 安里昌悟
- EDIT :
- 岡村佳代、濱谷梢子・中村絵里子(Precious)