17歳にして、ナイロン素材のキルティングを使ったジャケットタイプのアウターに魅せられた。街着の印象はなかったものの、そのフレッシュな素材感は、新しい解釈で楽しむファッションを想像させた。今もプライベートで、サイズとフィット感を重視し着こなしている。私にとっては欠かせないアウターのひとつで、オフィシャルなスタイルでも、その無機質な風合いを楽しんでいる。(文・鈴木晴生さん/シップス メンズクリエイティブアドバイザー)
乗馬用品から派生した貴族的な「キルティングジャケット」
軽快な着用感で、限りなくノーブルな雰囲気を演出!
乗馬用の馬に着せるナイロン・キルティングのホースブランケットから派生したのが、ラベンハムのジャケットだ。ナイロン素材は、丈夫で保温性に優れ、軽い着心地のため、一気に英国紳士に広まった。1972年に誕生して以来、ダイヤ型のキルティングがアイコンとなり、今も世界の紳士に愛されている。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2019年秋号より
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 石川英治(Tablerockstudio)
- EDIT :
- 矢部克已(UFFIZI MEDIA)