【第8問】整髪料などのスプレー缶を捨てる時には、使い切った後に、缶切りなどで本体に穴をあけてから捨てる。
「YES」と答えたあなた、△です。
スプレー缶やカセットボンベの処理については、対応を検討中の自治体も多いようです。
2018年、不要なスプレー缶の処理が原因で爆発事故が起き、話題になりました。この事件を受け、従来推奨されていた「捨てる前に各自で穴をあける」という行為が危険なのではないか?という議論が出ています。
「使い切って捨てる」は基本ですが、一番の争点「使い切った缶に穴をあけるか否か」は、各自治体の指導内容がバラバラなことも、問題視されています。
「穴をあける際の、静電気による引火の危険性もゼロではない」と、複数の有識者が問題視しています。まだ「穴をあける」派の自治体にお住まいの場合は、改めて問い合わせされたほうがいいでしょう。
スプレー缶などを使い切る時には、通気性のいい場所で、いらない布などにスプレーを染み込ませる、という方法がやりやすいかもしれません。
スプレー缶の形状ごとの処理方法の詳細については、関連団体のホームページをご紹介しておきます。
・スプレー缶について…一般社団法人日本エアゾール協会HP
・カセットボンベについて・・・一般社団法人日本ガス石油機器工業会
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱