時計シーンに大きな衝撃を与えたゴリラのFASTBACK GT COLLECTION

■1:伝説のブリティッシュ・レーシングカーからインスパイア「DRIFT “ELISE” (ドリフト“エリーゼ”)」

SPEC●キャリバー:ETA2824-2、自動巻(パワーリザーブ38時間)、毎秒8振動/毎時28,800振動●防水性能:100m●ケース幅:44×48.5mm (クラウンガード含む)●厚さ:14mm●重量:130g(ストラップ、バックル含)¥580,000(税抜)世界350本限定。
SPEC●キャリバー:ETA2824-2、自動巻(パワーリザーブ38時間)、毎秒8振動/毎時28,800振動●防水性能:100m●ケース幅:44×48.5mm (クラウンガード含む)●厚さ:14mm●重量:130g(ストラップ、バックル含)¥580,000(税抜)世界350本限定。
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2019年に登場した「The FASTBACK GT DRIFT」は『Gorilla』とスイスのマニュファクチュール、「ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社」が共同開発した『Gorilla』初の複雑機構モデルだ。最大の特徴は、数字の付いた3枚のアワーディスクがそれぞれ回転しながら120度の角度で文字盤上部のミニッツを刻み込む、ワンダーリング・アワー機構したキャリバーGorilla5238を搭載。

17世紀に誕生したこの機構のコンプリケーションを、「Gorilla」が得意とする異素材を組み合わせながら、レジェンダリー・ブリティッシュ・レーシングカーからインスパイアされた、大胆な色使いでコンテンポラリーに仕上げている。ケースマテリアは、チェッカーフラッグ柄のフォージド・カーボン、アノダイズド・アルミ、チタン、セラミック。ブレスレットにはバックルにチタンを用いた、バイカラー・バイトン・ラバーストラップが装着される。ワンダーリング・アワー機構による「時」・「分」表示する。風防は両サイド反射防止加工、耐スクラッチ仕様のサファイア・クリスタル、スクリュー・ダウンリューズによって防水性を高めている。

■2:ル・マンのレガシーマシンが腕時計として甦る「TRUFFELHUNTER(トリュフハンター)」

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SPEC●キャリバー:Miyota 90S5、自動巻き(パワーリザーブ42時間)毎秒8振動/毎時28、800振動、ステップセコンド●防水性能:100m●ケース幅:44×48.5mm (クラウンガード含む)●厚さ:13mm●重量:110g(ストラップ、バックル含む)¥228,000(税抜)世界500本限定。

伝説のレーシングカー「ポルシェ 917/20」へのオマージュとして製作したポップなタイムピース。「ポルシェ 917/20」は、ル・マンに1回参戦し、完走は逃したものの、風変わりなカラーリングで世界中のモータースポーツファンの心をつかんだマシンだ。大胆なピンクのボディカラーに、豚の肉の部位をグラフィックとして組み込んだことから、‘‘ピンクピッグ(ピンクの豚)’’または “トリュフハンター”の愛称で呼ばれている。このキュートなレーシングカーのワイドボディやショートテール、深く丸いホイールウェルといった特徴がデザインにいかされている。

■3:レーシングスピリットをクールに融合「SPECTRE(スペクター)」

SPEC●キャリバー:Miyota 90S5、自動巻き(パワーリザーブ42時間)毎秒8振動/毎時28、800振動、ステップセコンド●防水性能:100m●ケース幅:44×48.5mm (クラウンガード含む)●厚さ:13mm●重量:110g(ストラップ、バックル含む)¥228,000(税別)
SPEC●キャリバー:Miyota 90S5、自動巻き(パワーリザーブ42時間)毎秒8振動/毎時28、800振動、ステップセコンド●防水性能:100m●ケース幅:44×48.5mm (クラウンガード含む)●厚さ:13mm●重量:110g(ストラップ、バックル含む)¥228,000(税別)

ファーストモデル『FASTBACK ORIGINAL』のカラーリングと最先端の異素材ミックスをベースに、マットブラックのセラミックベゼル、チェッカーフラッグ柄のフォージド・カーボンケースを使いワンランク上の仕様へ進化させたモデル。

深みのあるブラックダイヤルには、ひとつひとつ立体的に取り付けられたロジウムコーティングのアラビア数字がセットされ、時・分針とアワーマーカーには、夜間の視認性を高める赤と黒のスーパールミノバ塗装を施している。さらに新しくデザインされたチタン製のケースバックとハイブリッド・ラバーストラップが抜群のフィット感を実現する。

耐傷性の強いサファイア・クリスタル・ガラスによるシースルー構造
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裏蓋は耐傷性の強いサファイア・クリスタル・ガラスによるシースルー構造でムーブメントの動きを楽しめる。また、その円周にはコレクション名とゴリラウォッチのシンボルである素材の組み合わせが刻印される。ケース素材にはチェッカーフラッグ柄のフォージド・カーボン、アノダイズド・アルミ、チタン、セラミック、ブレスレットにはチタンバックルをあしらう、ハイブリッド・バイトン・ラバーストラップが使用され、独特の雰囲気を作りあげている。

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この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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