1946年に現在の会社の基盤となる菓子製造販売を開始し、1977年にブランドを確立した「宗家 源 吉兆庵」。
果実を生かしたお菓子づくりで定評のある吉兆庵は、すべての商品を自社で製造し、販売を行っています。
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季節によって様々な和菓子を取り扱っている「宗家 源 吉兆庵」の人気のお菓子は一体どんなものなのでしょうか? 広報担当者さんに、2019年の人気ランキングをお伺いしました。ぜひ、新年会などの手土産の参考にしてみてください。
手土産やギフト、自分へのお取り寄せにも最適! 宗家 源 吉兆庵の2019年人気商品ベスト5
■5位:黒糖風味の生地と風味豊かな小豆がマッチ「つくよみ」
とら模様に焼き上げた、黒糖風味の生地と、風味豊かな小豆を使用した粒餡を挟んだどら焼きです。
「目上の方へのお土産や、友人の家へ訪問などに買われて行く方が多いです。小腹が空いたときにもおすすめです」(担当者)
■4位:香ばしい洋風せんべいとなめらかなクリームが好相性「福渡せんべい」
さっくりとした歯ざわりが心地よい香ばしい洋風せんべいと、口どけのよいクリームが、まろやかに調和しています。やわらかくてクッキーのような食感です。
「一年通して、定評のある商品です。名前が“ふくわたし”なので、おめでたい席へのお土産に大人気です。季節限定の味も登場するので、あきのこない商品ですよ」(担当者)
■3位:白桃が丸ごと入った“ぜりぃ”「桃泉果(とうせんか)」
白桃を丸ごとひとつ使用したお菓子。やわらかな甘さと甘美な香り、そしてきれいな乳白色の果肉の白桃を、瑞々しい“ぜりぃ”で包んでいます。
果実の持つ水分と甘味のバランスにこだわって仕立てた“ぜりぃ”を一緒に食べることで、白桃そのままのやさしい甘さを一層引き立てています。
「白桃がまるごと食べられる贅沢なお菓子です。1個の値段は少しお高めですが、十分満足していただける味かと思います。桃の果汁をたっぷり閉じ込めていて、食べやすいので、お子さんにも大人気の商品です」(担当者)
■2位:白餡が干柿の甘さを引き立てる「粋甘粛(すいかんしゅく)」
あめ色の果肉を持つ国産干柿をまるごとひとつ使用した和菓子です。口どけのよさにこだわった白餡が、干柿の自然の甘さを引き立てています。
「創業当初から販売していて、ずっと人気の高い商品です。おもに9月上旬から3月下旬まで販売しています。肉厚な干柿と白餡の量のバランスがちょうどよく、しっとりと豊かな甘味が口いっぱいに広がります」(担当者)
■1位:マスカットの瑞々しさを包んだ「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」
“ブドウの女王”と言われている、岡山県産の「マスカット オブ アレキサンドリア」をまるごと使ったお菓子です。生のまま使用しているからこそ味わえる、マスカットの瑞々しい果汁や爽やかな風味が、しゃりっとする砂糖をまとった求肥の中からあふれ出します。
「5月上旬から9月下旬までの限定での発売ですが、一番人気の商品です。ひとつひとつ丁寧につくられていて、価値の高いお菓子と言えます。外の甘みと中の酸味がマッチしている商品です。
マスカット オブ アレキサンドリアは酸味と風味が強いマスカットなのですが、収穫時期によっても味が違うので、それを楽しむために、5月と9月の両方の時期に購入して食べ比べをするお客様もいらっしゃいます」(担当者)
特に、1位〜3位は、写真として“映える”和菓子としても人気のようです。宗家 源 吉兆庵の商品は、シーズンごとに商品が変わるので、こまめにチェックすることも楽しみのひとつになるのではないでしょうか。
※価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- 宗家 源 吉兆庵
- 電話:0120-277-327(フリーダイヤル、問い合わせ窓口)
- 受付時間/月曜日〜土曜日 9:30〜18:00 ※年末年始、12:00〜13:00を除く
- ※店舗ごとの詳しい営業時間、所在地等は、宗家 源 吉兆庵HPをご確認ください
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 宮平なつき