2019年Precious12月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
ファッション誌『Precious(プレシャス)』12月号をお読みいただいた読者へのアンケート調査(ネットアンケート・郵便はがき)で、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。
今回は10スタイルのうち、4スタイルがひざ下丈の余裕を感じさせるワンピース、3スタイルが黒のスティックパンツでスタイルアップして見えるコーディネートがランクイン。また、大きめのコートをはおり、内側はシンプル&スリムにする、という「抜けと緊張感」を感じさせるバランスも人気を集めていました。
淡いグレー系、グレージュ、ネイビーなどのベーシックカラーでつくる、ワントーンコーディネートも引き続き、支持が高いようです。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう(※)。このなかに、あなたの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】中村アン、潔いセリーヌのモノトーンで女らしく、かっこいいモダンな雰囲気の女性に
「色合わせがいい」「かっこ良さとかわいさ、両方が感じられる」「プリーツが上品」といった評価で選出されたスタイリングがこちら。
クリーンな印象をもたらす、セリーヌならではのモノトーン配色のワンピースを、白いバッグや黒いサンダルでシックにまとめたスタイリング。白タートル使いや、耳元の大きめピアスのおかげで、モノトーンコーデにありがちな暗い印象はなく、顔色を明るく見せることに成功しています。
【8位】知的で美人なグレーのワントーン・コーディネート
読者より「色合わせがとても美しい」「優美。真似しやすそう」「やわらかそうな雰囲気で、怖くならない」という声が寄せられていたのが、こちら。
上質なダブルフェースコートを、すっきりとしたワントーンで着こなしたワンピ×コートスタイルです。英国調のチェック柄ストールにあしらわれたブルーが、上品に効いていますね。ひざ下丈のニットワンピースとブーツのバランスも絶妙!
【8位】白ニット×白スニーカー×グレージュのファーコート
「スポーティで上品」「カジュアルなのにラグジュアリー!」「大人っぽいのにかわいさがある」との評価で選出されたのが、こちらのパンツスタイル。
ふんわりムートンの質感が、優しいグレージュでもっとやわらかな印象に。ニュアンスカラーには白を差すとグンと引き締まって見えるので、インナーや小物にあしらっているのが、成功の鍵。ボトムは白より淡いライトグレーで、なめらかにつなぐのが上級センスの見せどころです。
【6位】素材のグラデーションと絶妙なグレーの投入で明日にも着られる洗練が!
「バランス、組み合わせがいい」「コートスタイルがとても洗練されて見える」「色合わせが素敵」と高評価、読者アンケートの「欲しいアイテム1位」に輝いていたコートを中心とした、グレージュのコーディネート。
マンゾーニ24のグレージュコートに問い合わせが殺到した理由【Precious12月号でNo.1人気】
バッグ、タイツ、コートと素材の質感をずらして、ていねいに重ねたグレージュのグラデーションに、グレーのスカートを一枚合わせるだけで、洗練度がぐんとUP。ブラウスのリボンのおかげで逆三角形の視覚バランス効果が生まれ、スタイルよく見せることに成功しています。
【6位】エアリーな淡色ワンピース×ロングピアスでやわらかく、凛と
「やわらかい感じが素敵」「あったかそうで綺麗」「やわらかい雰囲気がぜひ、まとってみたい雰囲気」と、その柔和なニュアンスが絶賛されていたスタイリング。
ボウタイブラウスの端正さとピンクベージュの優しさで、オフィスでも凛々しくたおやかに見せられるワンピースが高評価。とろみやふんわり感のあるブラウスの風合いが、仕事の場に和やかなムードを演出してくれそうです。
【5位】ネイビータンクワンピース×ロングコートのお仕事スタイル
「ラインが美しい」「上質感を感じられる」「色合わせが綺麗」
シワになりにくいハイテク素材や、ていねいに内側まで布地が重なったラップ風スカートなど、ビジネスシーンで必要な機能を旬デザインで満たして。襟元の白のトリミングも爽やかで、大切な商談や顔合わせにも安心の完成度。
【4位】スティックパンツ×ライダースジャケット オールブラックに、可憐なピンクをひとさじ!
「ライダースが大人可愛い」「かっこかわいい」「スタイルがよく見える」「安心感があって真似しやすい」と、レザーで光沢感のあるブラック×ピンクに支持が集まったスタイリング。
パリジェンヌを連想させる、ライダース×スティックパンツの定番ブラックコーディネートに、ピンクのビジュー付きバッグを加えただけで、小粋な遊び心が伝わる、抜け感のあるカジュアルに。オールブラックはどこかにかわいさを加えるのが、成功の方程式のようです。
【2位】グレージュのPコート×タートルニット×パンツ×バッグ×スニーカーでまとめた、グラデーションコーディネート
「ドライな色味、カシミヤならではのやわらかな風合い、襟のリブ、ボリュームのあるシルエット…と、
すべてが理想的」と、スタイリスト大西真理子さんが絶賛したローゲージニットを、ロングのPコートやセンタープレスのパンツ、スニーカーなど淡いグレ~グレージュのアイテムでまとめた、グラデーションコーディネート。「あたたかみがありつつ上品」「こなれ感がある」「グラデーションの色合わせが好き」という評価が読者から寄せられていました。
【1位】スティックパンツ×黒タートル×カシミヤロングコートでつくるすっきり見せコーディネート
1位に選出されたコーディネートは同率で2つ。1つ目は、黒タートル×黒スティックで強調した縦ラインが、優雅なたっぷりコートを辛口に魅せるスタイリング。
「シンプルでかっこいい」「ファー使いがさりげなくて素敵」「凛としていてかっこいい」という声が多く寄せられtえいました。
そで口にたっぷりとファーをあしらったエレガントなコートには、つま先までまっすぐ伸びるストレートラインをつくる黒のスティックパンツ。この抜けと緊張感のバランスがかっこよさを生んでいます。
【1位】タートルニット×ミディ丈のスカート×ロングブーツ×ショルダーバッグという黄金方程式
同率1位も、黒を中心にしたスタイリング。手首、足首の効果的な肌見せで、男前ジャケットをエレガントに見せることに成功しています。そこに大きめのネックレスやピアスを聞かせることで、逆三角形バランスをつくり、スタイルアップすることにも成功。
「ネックレスの存在感が素敵」「スタイルがよく見える、スッキリして見える」「かっこいい」と、やはりジュエリー使いやスタイルのよさを指摘する声が目立ちました。
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以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」2019年12月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
冬らしくベーシックカラー、重めカラーの着こなしでありながらも、ボトムをスリムにしたり、肌を見せたり、明るく目立つ色小物やジュエリーを合わせるなど「重く」見せないコーディネートが、読者の皆さんから参考になる!と支持をされていたようです。あなたが真似してみたいスタイリング、ありましたか?
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また、現在発売中のPrecious2月号では、冬だからこそ「映える」カジュアルの着こなしを大特集。リッチアウターの着こなしや、新作財布の特集、今大人の女性におすすめしたい旅先の情報などを掲載しています。
ぜひお手にとっていただき、ご活用いただければ幸いです。