ラグジュアリーファッション誌『Precious』では、読者アンケートはがき&Webアンケートを活用し、毎号さまざまな質問を行い、読者の生の声をリサーチしています。
そのなかでも、その後の実際の誌面づくりの参考になっているのが、「今月号に掲載された商品のなかで、実際に購入したいと思う商品はありましたか」という質問です。
12月号(2019年11月7日発売)で見事1位に選ばれたのは、「最愛の『グレージュ名品』グランプリ」いう企画で紹介された、ミンクファーがあしらわれたグレージュのコートでした。
そこで、エレガントで上質な素材感が際立ったコートの魅力を分析。加えて、これから購入できるマンゾーニ24の春の新作コートも教えていただきました。
12月号の購入したいものNo.1は、ミンクファーが愛らしいマンゾーニ24のコート
Precious12月号の購入したいものNo.1に輝いたマンゾーニ24のコートは、ロロ・ピアーナ社製のウールカシミヤのダブルフェース地に、同色のミンクファーがあしらわれたコートです。
この商品を取り扱うセレクトショップ・ストラスブルゴのPR担当者からは…「ベーシックカラーのアイテムなら、どんな色味とも相性のいいグレージュカラーが魅力のコートです。シルエットはボディラインにすっきり寄り添うIラインで、襟元とポケットのミンクファーがアクセントになり、エレガントな印象に着られます。
マンゾーニ24というブランドは、1951年にイタリアで創設された毛皮、皮革の貿易企業、コンドルペッリ社を前身としています。自社で工場を持ち生産をスタートさせてからは、ヨーロッパのさまざまな一流メゾンブランドの製造を手がけ、規模を拡大させてきました。
そうして信頼を積み重ねてきた技術、品質をいかんなく発揮して生み出す自社ブランドのマンゾーニ24は、従来のファーブランドと一線を画すコンテンポラリーなファッション性の高さが魅力です。
ファーのみにとどまることなく、布帛やニット、レザーなどの異素材を自由にミックスさせたコレクションが特徴に。エレガントさが漂うスタイルはもちろん、デイタイムのジーンズに合わせる着こなしにもマッチし、着回すことができます」
とのコメントが寄せられました。
また店頭でのお客様の反応について伺ってみると、
「もともと人気の高いブランドで、今季の新作ということもあり、入荷後すぐに反応があったアイテムでした。サイズ違いで全18枚の仕入れ分は、すべて完売しました。
今回、Preciousの『グレージュ』という企画でご紹介いただきましたが、店頭でもまさに色に対して好意的な反応があり、『素敵なカラーですね』というお声を多くいただいたようです。12月号の掲載後も、多くのお問い合わせがございました」とのこと。
モデル着用分のコーディネートは、グレージュのグラデーションでエレガントにまとめられていて、コートの美しさが際立っています。ダブルフェースの表地と裏地にかすかに濃淡があり、そこに襟元のファーが重なると、グレージュの繊細で上品な印象が高まります。
デザイン、シルエット、ファーとのミックスに加え、グレージュ本来の色味の魅力が存分に引き出され、女性の心に響いたのではないかと思います。
それでは、ストラスブルゴでこれから展開される、マンゾーニ24の春の新作コートをご紹介しましょう。
深く入ったスリットが軽快さを印象づける、リバーシブルコート
「素材はウール47%、リネン33%、シルク19%、ナイロン1%をミックスした上質な薄軽素材が使われています。リネン混なので、ややシャリ感がありながらさらりとした着心地です。ブルーとベージュの2色を違った雰囲気に着こなせて、スリットでアクティブさをアピールできる仕上がりに」(PR担当者談)
12月号で購入したいもの第1位に選ばれたグレージュのコートは、上質なウールとカシミヤにミンクが組み合わされ、品がよくラグジュアリーな着映えが実現するものでした。
イタリアならではのハイセンスなムードが光るマンゾーニ24には、高品質な素材を使用し、品のいい色味の洗練ムードがあふれるアイテムがそろっています。
春の新作コートの購入を検討されている方は、参考になさってみてはいかがでしょうか?
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀