数ある腕時計のなかでも「名品」と呼ばれる時計は、おなじみのベーシックなワードローブにプラスするだけで、装いを大人っぽく洗練させ、センスよく見せてくれる、頼れるファッションアイテムです。
そんな「ベーシック服を洗練させてくれる名品時計」について、ひとつずつご紹介する連載をスタートします。連載の初回で取り上げるのは、カルティエが誇る名品時計『タンク』です。
ファッション賢者たちも「手に入れてよかった」と賞賛する、その唯一無二の魅力とは?
人気コレクションの原点、カルティエ 『タンク ルイ カルティエ』のタイムレスな魅力
1917年に誕生し、100年以上もの長い間、愛されているカルティエ の『タンク』。なかでも、創業一族のルイ・カルティエがデザインし、自ら愛用した『タンク ルイ カルティエ 』は、端正なフォルムの『タンク』の原点とも呼べる存在です。
戦車の形から着想を得た角形のフォルムは、当時主流であった丸型時計とは一線を画し、数々のセレブリティを魅了。黄金比を描くモダンなデザインは、トレンドに左右されることなく、装いに洗練された印象を授けてくれるのです。
シンプリシティを追求したケース
なめらかに磨き上げられた2本の縦枠が、ストラップのラグをケースに一体化させて、ミニマルな表情を生み出す。無駄を削ぎ落とし、パーツをバランスよく組み合わせた類稀なるセンスこそ、時代を超えて愛される理由です。
美しく輝く、サファイアカボションのリューズ
モダンなレクタングルのケースに、さりげなくエレガンスを添える、美しく輝くサファイアカボションのリューズ。繊細なパール状の飾りも、気品を漂わせる秘訣に。
アイコニックなローマ数字と「レイルウェイ」
『タンク』のほとんどのモデルでは、時間はローマ数字によって示されています。ダイアルに配された、目盛りを示す二重線は、鉄道の線路をイメージさせることから「レイルウェイ」と呼ばれ、『タンク』らしさを物語っています。
『タンク ルイ カルティエ』にはこんな着こなしが理想! 白シャツに合わせて、知的なスタイルに
アリゲーターストラップが艶めく『タンク ルイ カルティエ』は、白シャツに合わせて、知的な雰囲気に。無造作にたくし上げたそで口から、ピンクゴールドのケースがちらりとのぞくだけで、品格あふれるスタイルへと導いてくれます。
時計DATA
名称:『タンク ルイ カルティエ』
価格:¥1,056,000
素材:【ケース:ピンクゴールド、ケースサイズ:縦29.5 x横 22㎜、ストラップ:アリゲーター、手巻き】
※掲載した商品はすべて税抜きです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希(NTK CREATIONS)