冬の大人カジュアルコーデ集を、雑誌『Precious』からピックアップしました。30・40代からは、カジュアルの中にも、良質なアイテムをさりげなく取り入れたり、上品さも醸し出したりと、リッチで洗練されたカジュアルスタイルを目指したいものです。ワンランク上のお手本コーデを参考に、冬のカジュアルスタイルを楽しんでみてください。

【目次】

30~40代のための冬の大人カジュアルなパンツコーデ


【1】黒パンツ×ライトグレーダッフルコート×黒ニット

コート(マッキントッシュ青山店)、ニット・カットソー(スローン)、パンツ(Theory luxe〈Theory luxe〉)、ソックス(真下商事〈パンセレラ〉)、靴/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年
コート(マッキントッシュ青山店)、ニット・カットソー(スローン)、パンツ(Theory luxe〈Theory luxe〉)、ソックス(真下商事〈パンセレラ〉)、靴/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年

澄んだモード感が香るライトグレーのダッフルコートで、端麗シンプルなパンツ×ニットスタイルに、ひとさじのリラックス感を加えたコーディネート。襟元のカットソーと、足元の靴に白を効かせたモノトーンの着こなしに、ライトグレーのコートを合わせて、クールなだけでない、大人の奥深い美意識を感じさせて。

【2】ライトブルーデニムパンツ×ネイビーピーコート×白タートルニット

コート(マディソンブルー)、ニット(Theory luxe〈Theory luxe〉)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、スカーフ(スローン)、ピアス(showroom SESSION〈マリアブラック〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年
コート(マディソンブルー)、ニット(Theory luxe〈Theory luxe〉)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、スカーフ(スローン)、ピアス(showroom SESSION〈マリアブラック〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年

ゴールドのボタンが煌きらめくネイビーのピーコートを、デニムと白タートルネックニットに合わせた、マリンスタイル。オーセンティックでもありきたりに見せないのが、ゴールドのボタンで華麗に更新されたコートの存在感。往年の女優のような美貌を演出するスカーフとバッグの色をリンクさせて、品よく遊ぶのもおしゃれの腕の見せどころ! 

【3】白パンツ×モカベージュムートンコート×チョコ茶タートルニット

コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ブランカ〉)、ニット(スローン)、パンツ(Theory)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)、バッグ(マドリガル南堀江店〈エバゴス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年
コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ブランカ〉)、ニット(スローン)、パンツ(Theory)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)、バッグ(マドリガル南堀江店〈エバゴス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年

たっぷりとした着丈のムートンコートに包まれる、幸福な温もりに癒やされて。密な毛並みが上質さを物語る、モカベージュのムートンコートは、リラックス感が香るガウンタイプ。チョコ茶のタートルニットで流行をおさえつつ白のパンツとスニーカーで、透明感を添えるのが「素敵」の秘密。

【4】白パンツ×白ケープ

ケープ(ブラミンク)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ストール(プレインピープル青山〈オール ナチュラルベーシック〉)、リング(ヌキテパ 青山店〈ウパラ〉)、ブーツ(Theory luxe)、バッグ(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
ケープ(ブラミンク)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ストール(プレインピープル青山〈オール ナチュラルベーシック〉)、リング(ヌキテパ 青山店〈ウパラ〉)、ブーツ(Theory luxe)、バッグ(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

冬の街でひときわ映える、白の着こなし。濃い色の小物をトッピングして、モダンなアクセントの効いたブラウンバッグを投入したら、上品な着こなしが断然今っぽく、軽やかに映ります。

【5】黒パンツ×ライトグレーコート×ストール

コート(トラデュイール)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(トラデュイール)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

フロントをスナップで留める、シンプルを極めたデザインのコートに、ほっそりと長い菱形ストールを合わせた冬の装い。ストールをシンプルに巻くだけで様になり、剣先でシャープさを出せるのが魅力です。巻くときは、ふんわり空気を含ませて首にぐるりと巻き、先端をバランスのいい位置にかければOK。

【6】グレーパンツ×グレーダウンコート×ミントニット

コート(ムーレー 銀座店)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ニット(オーラリー)、ピアス(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(ムーレー 銀座店)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ニット(オーラリー)、ピアス(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

軽やかなダウンコートやカシミアニットで心地いい着こなしを徹底させた、冬の旅スタイル。セピアトーンが美しい、冬のイタリアの風景に影響を受けて、バッグや靴は深みのあるブラウンで、こっくりとした配色へ。

【7】ピンクパンツ×ネイビートレンチコート×グレーニット

コート(マッキントッシュ青山店)、ニット(スローン)、スカート(J&Mデヴィッドソン 青山店)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(マッキントッシュ青山店)、ニット(スローン)、パンツ(PT JAPAN〈PT TORINO〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ネイビーのトレンチコートにPTのマゼンタピンクのパンツを合わせた、小粋なスタイル。旅の際など、アクセサリーを控えめにしたいときには、マゼンタピンクのパンツで華やぎを加えて。

【8】ピンクパンツ×ライトベージュタートルネックニット

ニット(ブラミンク)、パンツ(PT JAPAN〈PT TORINO〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ニット(ブラミンク)、パンツ(PT JAPAN〈PT TORINO〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ポジティブな気分を盛り上げる、PTのマゼンタピンクのパンツと、ざっくりしたタートルネックニットを合わせたスタイル。パキッと鮮やかなきれい色は、黒とも好相性。黒のハンサム靴やストールで、モダンに引き締めると、きれい色の装いが品よくまとまります。

【9】黒パンツ×セージグリーンニット

ニット(オーラリー)、パンツ(ブラミンク)、帽子(Theory luxe)時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)バッグ・バッグチャーム(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ニット(オーラリー)、パンツ(ブラミンク)、帽子(Theory luxe)時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)バッグ・バッグチャーム(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

セージグリーンのニットの優しげな印象を引き立てるように、バッグとスニーカーはニュアンス色でまとめた、休日のお買い物コーデ。

【10】グレーパンツ×マロンムートンコート×ライトグレーニット

コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ブランカ〉)、ニット(ブラミンク)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ピアス(TASAKI)、グローブ(デミルクス ビームス 新宿〈ジリオ・フィオレンティーノ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ブランカ〉)、ニット(ブラミンク)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ピアス(TASAKI)、グローブ(デミルクス ビームス 新宿〈ジリオ・フィオレンティーノ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

休日、海辺で過ごすことを想定したスタイリングです。マロンカラーのムートンコートを主役に、寒空の下でも温もりを感じさせるような、深みのある配色使いに。白のスニーカーで足元を軽やかに仕上げた、フレッシュな「ミラノ配色」コーデです。

【11】ブルーデニムパンツ×チャコールグレーチェスターコート×ブルーデニムシャツ

コート・デニムシャツ・デニムパンツ・ピアス・バッグ『ベッキー チェーン ウォレット』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・デニムシャツ・デニムパンツ・ピアス・バッグ『ベッキー チェーン ウォレット』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

完成度の高いチェスターコートを一着もっておけば、あらゆる流行を超えて頼れる存在となります。写真のようにデニムのカジュアルな装いを格上げするだけでなく、オンタイムには信頼感を授けてくれます。このコートは黒に限りなく近いチャコールグレーを選ぶと、黒よりコーディネートの幅が広がります。

【12】黒パンツ×グレーツイードブルゾン×黒タートルネックニット

コート・タートルニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・タートルニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

そでぐりから後ろ身ごろへ、丸みを帯びて、ゆったりとしたフォルムがかわいい、ツイードのブルゾンに、黒のタートルネックニットと細身パンツを合わせた、マニッシュなトラッドスタイル。グレンチェックが醸し出すきちんと感に、襟元のシアリングファーの愛らしい表情が重なって、いち目おかれること間違いなし。細身のパンツだけでなく、ロングスカートでも着映えます。

【13】黒スティックパンツ×黒ライダースジャケット×黒カットソー

パンツ(アミ オモテサンドウ〈アミ アレクサンドル マテュッシ〉)、ジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
パンツ(アミ オモテサンドウ〈アミ アレクサンドル マテュッシ〉)、ジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

パリジェンヌを連想させるライダース&スティックパンツの定番ブラックコーディネート。そこにピンクのビジュー付きバッグを加えただけで、こんなにも新鮮な表情に! 小粋な遊び心が伝わる、抜け感のあるカジュアルになります。

【14】グレーワイドパンツ×ライトグレーピーコート×グレーニット

ニット・パンツ(ブラミンク)、ピーコート(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・チャーム(アガット) グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット・パンツ(ブラミンク)、ピーコート(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・チャーム(アガット) グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

シンプルなローゲージニットにボリュームのあるPコート、ワイドパンツとスニーカーを合わせた、白~グレージュへのグラデーションコーディネート。バッグとスニーカーの色が淡いグレーでリンクしているのもおしゃれ。

【15】黒パンツ×ブラウンファーコート×キャメルニット

パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

流行のフワモコアウターをすっきり着こなすには、「ボトムは細身」が大原則。足元とバッグに白を効かせ、スポーツ気分を満喫。マックスマーラのテディベアコートは、やや厚手のウールストレッチ素材。前はセンターシーム、後ろはセンタープレスが施され、細身シルエットをさらにシャープに見せてくれる、名品です。

【16】ライトグレーパンツ×グレージュニットブルゾン×白ニット

ムートンブルゾン・ニット・スニーカー(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、パンツ(カイタックインターナショナル〈ヤヌーク〉)、ピアス(TASAKI)、時計(パテック フィリップジャパン) 撮影/CHITO BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ムートンブルゾン・ニット・スニーカー(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、パンツ(カイタックインターナショナル〈ヤヌーク〉)、ピアス(TASAKI)、時計(パテック フィリップジャパン) 撮影/CHITO BY:『Precious12月号』小学館、2019年

ふんわりムートンの質感を、優しいグレージュでもっとやわらかな印象に。ラグジュアリーなファーを軽やかに、さりげなくまといたいから、絶妙な丈のブルゾンがおすすめ。ニュアンスカラーには白を差すとグンと引き締まって見えるので、白ニット×白スニーカーなど、インナーや小物にあしらって。ボトムは白より淡いライトグレーでなめらかにつなぐのが、上級センスの見せどころです。

【17】レッドパンツ×黒コート×ライトグレーニット

コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

スポーティな黒のコートに、きれい色のパンツと白スニーカーを合わせた、休日用の上質カジュアル。赤・白などのコントラストカラーを効かせて、黒を生き生きと着こなして。

【18】黒パンツ×黒コート×白シャツ

コート(ヘルノ・ジャパン)、シャツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、パンツ(アノア〈セミクチュール〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、シャツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、パンツ(アノア〈セミクチュール〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

はっ水加工シルクカシミヤ地や中綿入りベルベット、ファーなど、黒の贅沢素材があしらわれたひざ丈のスポーティなコートに、白シャツとリラックスパンツを合わせ、モノトーンでまとめたリッチカジュアル。

【19】ネイビーデニムパンツ×ダークグレーモッズ風コート×ブルーニット

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・デニム・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット・コート・デニム・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

モッズ風コートとデニムとのマニッシュな着こなしに、くすみブルーのニットが入ることで、明るく女性らしいムードに。ダークカラーの着こなしが多くなる冬に、指し色として活躍、肌色までもきれいに見せてくれるのが、くすみブルーの実力です。冬コーデのINに頼りたいカラー。

【20】グレーパンツ×ライトベージュチェスターコート×カーキニット

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・ペンダント・バッグ・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット・コート・パンツ・ペンダント・バッグ・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

あらゆる色と喧嘩せず、相性よく決まる万能なカーキのニットを中心に、ベージュとグレーの上品なニュートラルカラーを重ねたパンツ×チェスターコートのコーデ。カーキのニットは、フレアスカートなどフェミニンなボトムに合わせると、その甘さを控えめに見せてくれます。

30~40代のための冬の大人カジュアルなスカートコーデ


【1】オレンジプリーツスカート×黒ライダースジャケット×黒ニット

ジャケット(チンクワンタ)、ニット(スローン)、スカート(J&Mデヴィッドソン 青山店)、バングル(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット(チンクワンタ)、ニット(スローン)、スカート(J&Mデヴィッドソン 青山店)、バングル(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

しなやかなラムレザーのジャケットに、シナモンオレンジのプリーツスカートを合わせたお仕事スタイル。ポインテッド靴、チェーンバッグで辛口なエッセンスを添えて。

【2】黒ロングチュールスカート×ライトベージュニット

ニット(ブラミンク)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・リング(0 TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈サルトル〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ニット(ブラミンク)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・リング(0 TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈サルトル〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

おしゃれ心を刺激するチュールスカートを休日に楽しむときには、ざっくりとしたニットを合わせて、リラックスした雰囲気に。斜め掛けしたマーク クロスのスクエアなバッグと、パールジュエリーのまろやかな雰囲気が、淡いベージュのニットのやわらかさとマッチ。

【3】黒レザーフリルスカート×黒フェイクファーピーコート×白Tシャツ

コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

フェイクファー仕立てのピーコートは、思いのほか活躍の幅が広い。デニムに合わせてカジュアルに、スティックパンツにハイヒールでモードに。写真のようなレザーのフリルスカートには、あえてTシャツでさりげなく。本物ではないという気負いのなさが、大人の女性の瑞々しい感性を引き出してくれます。

【4】グレージュチュールスカート×グレーニット

ニット・スカート・ネックレス・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット・スカート・ネックレス・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

ファビアナフィリッピの人気商品・グレージュのチュールスカートは、合わせやすいくるぶし丈。極限まで薄く、軽やかなチュールに細かくギャザーを寄せ、たっぷりとした4枚重ねに。繊細な色調は重ねることでよりニュアンスを増し、フェミニンな魅力を放っています。

ドレスアップシーンでは、あえてカジュアルなオーバーサイズニットを合わせて、こなれ感を演出。ボールチェーン「ルーチェ」を連ねたネックレスで胸元を飾り、足元は重めのブーツを。

【5】ライトグレーチュールスカート×白ニット

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・スカート・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)ピアス.カドー伊勢丹新宿店.カドー.. ブレスレット(ホワイトオフィス〈ジジ〉 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ニット・スカート・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)ピアス.カドー伊勢丹新宿店.カドー.. ブレスレット(ホワイトオフィス〈ジジ〉 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

わずかにグレーみを帯びたペセリコのオフホワイトのニットは、純白にはない上品さが魅力。スパンコールをちりばめた生地の上にチュールレースを重ねたスカートを合わせて。奥行きのあるワントーンスタイルに控えめなエレガンスが漂います。

【6】グレースカート×黒タートルネックニット

ニット(ムーレー銀座店〈ムーレー〉)、スカート(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈マディソンブルー〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ニット(ムーレー銀座店〈ムーレー〉)、スカート(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈マディソンブルー〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ローゲージの黒のタートルネックニット×ロングスカートで、犬のお散歩コーディネート。フランネル素材のハリ感のあるスカートを選んで、コンサバに見せないのも、グレーのスカートスタイルをフレッシュに見せる秘訣。ざっくりとした黒のニットに、メタリックシルバーのボディバッグを合わせて、印象をモダンに引き締めて。

【7】キャメルスカート×黒ファーコート×黒ニット

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

旅先で街歩きをするときを想定したコーディネート。ボトムは程よくカジュアルなキャメルスカートで抜け感を加え、ファーコートで大人の迫力を添えて。ウエストのニットバンドが引き締め役となり、スッキリとした印象に。

【8】カーキスカート×白ニット

ニット・スカート(ブラミンク)、URSA MAJORのピアス(GALERIE VIE 丸の内店)、バッグ(showroom SESSION〈アシーナニューヨーク〉)、靴(TOMORROWLAND〈SARTORE〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
ニット・スカート(ブラミンク)、URSA MAJORのピアス(GALERIE VIE 丸の内店)、バッグ(showroom SESSION〈アシーナニューヨーク〉)、靴(TOMORROWLAND〈SARTORE〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

幸せ感漂う休日スタイル前後に入った斜めスリットで、歩くたびにすそが揺れるフレアスカートは、草木を想わせる、どこかレトロなハーベストカーキ。光沢感のあるウールのダブルフェース仕立てで、ガーリーにならずリュクスに見えるところもうれしい。リラックス感のあるニットを重ね、旬のバランスに。

【9】ブラウンレザースカート×白ニット×ブルーシャツ

スカート(スプラス インターナショナル〈ロゥタス〉)、リング・ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、コットンシャツ(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店〈トラディショナル ウェザーウェア〉)、肩にかけたニット(三喜商事〈アリュード〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、バッグ(showroom SESSION〈オーエーディー ニューヨーク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年
スカート(スプラス インターナショナル〈ロゥタス〉)、リング・ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、コットンシャツ(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店〈トラディショナル ウェザーウェア〉)、肩にかけたニット(三喜商事〈アリュード〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、バッグ(showroom SESSION〈オーエーディー ニューヨーク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ブルーのシャツにブラウンレザーのスカートを合わせて、メリハリ配色に。レザーが、華やかな表情を引き出してくれます。

【10】黒スカート×グレーニット

ニット(三喜商事〈アニオナ〉)、スカート(エム&アソシエイツ〈クリスタセヤ〉)、ストール(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店)、イヤリング(アルテミス・ジョイエリ)、リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ニット(三喜商事〈アニオナ〉)、スカート(エム&アソシエイツ〈クリスタセヤ〉)、ストール(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店)、イヤリング(アルテミス・ジョイエリ)、リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

カシミヤニットとAラインスカートがつくるやわらかなシルエットを、引き締め効果のある黒でシャープに仕上げて。ハーフ&ハーフの配色分量でコントラストを強調すると、洗練度がぐんとアップします。