だしをはじめとした調味料が人気の茅乃舎(かやのや)ブランドで知られる久原本家。その新ブランド「久原甘糀」が、2020年3月22日(日)に東京・二子玉川にオープンします。
販売するのは「あま糀」。なじみがないと思われるかもしれませんが、「あま糀」とは甘酒の原液のことで、米糀100%の甘味料です。2019年10月に「久原甘糀」福岡店がオープンして評判になりましたが、満を持して東京は二子玉川、トレンドに敏感な方が集まる玉川高島屋S・Cに登場となりました。
こだわりの麹を使った栄養たっぷりな「あま糀」
実は久原本家は、明治26年に醤油づくりから始まった総合食品メーカー。そのため、醤油にもあま糀にも使用する「麹」に対するこだわりは並々ならぬものがあります。九州産ヒノヒカリと特別な種麹「久原黄麹(くばらきこうじ)33」を使用した発酵食品である「あま糀」、さっそくチェックしてみましょう。
■1:上品な甘みと絹のようになめらかな質感の「あま糀」
近年注目されている甘酒の素である「あま糀」。その味はとても上品な甘みで、くちどけは絹のようになめらか。そのままお湯で割れば甘酒として飲むことができます。一般的な甘酒のように米や麹粒が残ることなく、風味もやわらかで、すっと飲み干すことができます。
甘酒が「飲む点滴」として話題になっているのは、栄養価が高いことから。「あま糀」にも、必須アミノ酸、ビタミンB群、食物繊維、ブドウ糖、オリゴ糖、麦芽糖など体にうれしい栄養素が詰まっています。「甘酒」と言いますが、アルコール分はなく、お子様や妊娠中の方など、アルコール摂取ができない方でも安心して飲むことができます。
そして、甘酒にして飲むだけでなく、砂糖やはちみつ、みりんの代わりの調味料として、幅広く使うことができるのだとか。
甘酒以外にも!「あま糀」を美味しくいただく方法
コーヒー・紅茶はもちろん、プレーンヨーグルトやパンなど、はちみつを使うような場面で、「あま糀」に置き換えることができるのだそう。「あま糀」のやさしい甘さと風味を感じつつ、ワンランクアップした味わいを楽しむことができます。
また、なめらかなクリームタイプの「あま糀」は料理に活用することも可能。砂糖やみりんの代わりとして使ってみると、違和感なく「あま糀」の栄養を毎日の食事の中で取っていくことができます。
こうした活用のためのレシピは公式サイトの他、店頭でチェックできるとのこと。お買い物の際には、ぜひ確認してみてくださいね。
■2:とろけるような食感でシュガーフリーな「あま糀キャラメル生 プレーン」
「あま糀」以外に、「あま糀」を使った商品の販売もあります。「あま糀キャラメル生 プレーン」はあま糀と生クリームでつくった、生タイプの「食べる糀」とでも言うべきキャラメル。口に入れると、あま糀の柔らかな甘さと、なめらかな口どけを感じます。糀の風味が生きた、新感覚スイーツです。
フレーバーとして「あま糀キャラメル生 きな粉」も。北海道産きな粉の香ばしさと、スルッと溶けていく食感が一体となり、後をひくおいしさです。
■3:ちょい食べに最適!「糀ころころ」
「糀ころころ」は、「あま糀」に、食物繊維が豊富な雑穀などを合わせ香ばしく焼いたクッキー。上品な甘さで香り高い、グラノーラ風のクッキーに仕上がっています。歯ごたえたっぷりな雑穀は満足度が高く、食べ過ぎるのを防止できそうです。小腹がすいたときのおやつにぴったりです。
“よい糖分”を食卓へ提供する「久原甘糀」。自宅用にはもちろん、ギフト用としても、幅広い年代の方に楽しんでいただけそうです。一度味わったら忘れられない「あま糀」を、毎日の食卓に取り入れてみませんか。
※価格はすべて税込です。
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- Precious.jp編集部