40~50代女性は、結婚祝いを贈る立場になりやすいものです。
結婚祝いは、披露宴に出席する場合には一般的にご祝儀をお渡しすることが多いですが、理由があって出席しない場合には、物品を贈ることが多いといわれています。
披露宴に出席しない場合、何を贈ろうかと迷うことはありませんか?
かつては「夫婦箸」や「夫婦茶碗」などが定番でしたが、最近のトレンドや、実際、どんなものが喜ばれるのか、年代別、金額別におすすめのものを婚活マナーについても指導する、マナーズ博子さんに教えていただきました。
「20~30代カップル」「40~50代カップル」それぞれの結婚のお祝いに贈ると喜ばれる結婚祝いは?
マナーズ博子さんは、結婚祝いを選ぶ際の前提として次のように話します。
「基本は、相手が欲しいものをお贈りするのが一番です。ですので、うかがえる相手には、欲しいものをうかがうと喜んでいただける品をお贈りできます」
もし、相手にうかがうチャンスがない場合には、次に紹介される、年代別、関係による金額相場別の品を参考にしましょう。
20~30代カップルに喜ばれる結婚祝いの例
まずは、20~30代カップル向けに喜ばれる物品の例を、贈る相手との関係による金額相場別に教えていただきました。
部下(金額相場:3,000円~5,000円)に贈る場合のおすすめ5選
■1:ふたりの名前入りふんわりタオルセット
「実用品ですが、自分たちでは、なかなか名前入りや高級タオルは買わないものですので、喜ばれると思います」
■2:ペアの箸置きとランチョンマット
「これらは、その日の気分に応じて変えられるものなので、いくつあってもよいものだと思います」
■3:スチームアイロン

「共働き夫婦も多いと思いますので、簡単にスチームだけでシワがとれるものは便利です」
■4:電気ケトル
「朝、時間のないときなど、簡単にすぐにお湯を沸かせる便利な道具です。熱々のお湯を沸かせるので『熱愛』にも通じるといわれているのですよ」
■5:温度計と体温計
「室内の温度は、独身時代は気にしなかったという方も多いものです。また体温を定期的に測ることも健康管理に役立ちます。これから夫婦で健康管理を行っていく助けとして、温度計と体温計は意外性があり喜んでいただけます」
友人・兄弟・親戚(金額相場:10,000円~30,000円)に贈る場合のおすすめ5選
■1:ふたりの名前入りバスタオルとフェイスタオルセット

「先ほども述べましたが、名前入りやイニシャル入りのタオルは、やはり自分たちでは買わないものです。予算が上がるので、バスタオルとのセットなどもおすすめです」
■2:フライパンセット
「高級なフライパンセットは、自分たちではなかなか手が出ないもの。お料理には欠かせないものなので、お相手に応じて選んでくださいね」
■3:炊飯器
「炊飯器も食生活には欠かせないものです。お相手の手持ちの状況をうかがい、差し上げましょう。贈り物としていただけると嬉しいものです」
■4:電気ケトルとペアのティーカップとポットのセット
「電気ケトルも先に紹介しましたが、ここでは予算が上がるので、ペアのティーカップやポットとセットで差し上げれば、思い出の品としても残ります」
■5:壁掛け時計や置き時計
「壁かけ時計や置き時計は自分たちではわざわざ買わないものです。『ふたりで幸せな時を刻んでいってね』という気持ちもこめることができます」
40~50代カップルに喜ばれる結婚祝いの例
続いては、40~50代カップル向けに喜ばれる物品を、贈る相手との関係による金額相場別にみていきましょう。
友人や同僚(金額相場:5,000円~10,000円)に贈る場合のおすすめ4選
■1:フードプロセッサー・ジューサー・ミキサー
「フードプロセッサーは時短家電のひとつで、一台あると何かと便利です。食材を細かくすることで、胃への負担をなくすという意味でも、お相手の健康にも配慮できます。
ジューサーやミキサーは持っていることもありますが、結婚を機に、新品を使っていただくのもいいでしょう」
■2:南部鉄器の鍋

「岩手の伝統工芸品、南部鉄器のお鍋は、使うほどに味が出て、長持ちする喜ばれる贈答品。鉄も摂ることができて健康にも配慮する気持ちが伝わります」
■3:スティッククリーナー
「持っていると、ちょっとしたときに便利です。車に乗る方には、上部だけを取り外して車の中などでも使用可能なタイプもおすすめです」
■4:体重計
「体重計のなかには、体組成計など、健康管理のできる高機能なタイプもあります。夫婦で健康管理をしていただき、いつまでもお元気でいていただきたいという気持ちをこめて差し上げましょう」
上司・目上の方(金額相場:10,000円~20,000円)に贈る場合のおすすめ3選
「上司や目上の方がお相手の場合、タオルやパジャマなどの実用品は贈らないほうが無難です。なぜなら、実用品は距離が近いイメージになってしまうためです。上司、目上の方には『敬いの礼を尽くす』という意味から、実用品は避けるようにしたほうがよいでしょう」
■1;花瓶
「お花を飾らなくても、置物としても使える素敵なものを選びましょう。置物にしていただければ、見るたびに、結婚当初を思い出したり、贈ってくれた人を思い出したりしてもらえます」
■2:陶器の置物
「花瓶と同様の理由で、陶器の置物もおすすめです。上質で高貴な、いつまでも眺めていたくなるようなものを選ぶと、喜ばれるでしょう」
■3:高級ペアグラス

「高級ペアグラスは、特別な日に使っていただけるおすすめの結婚祝いです。使用するたびに、結婚当初のことを思い出していただけるでしょう」
兄弟・親戚(予算10,000円~30,000円)に贈る場合のおすすめ3選
■1:シャンデリア・おしゃれな照明

「ちょっとしたアクセントで、お部屋の印象を明るくおしゃれにするシャンデリアなどの照明もおすすめです。いつまでもキラキラ輝くおふたりで、という気持ちを伝える意味にもなります」
■2:無水鍋・圧力鍋
「こちらも南部鉄器鍋はおすすめですが、さらにお料理を楽しみ、健康になっていただくために、無水鍋や圧力鍋もおすすめです。共働きの方にも喜ばれるでしょう」
■3:加湿空気清浄機
「快適な環境を作る加湿空気清浄機は、1台はメインのお部屋に、2台目は寝室に、と何台あっても便利なものです」
こんなものを贈るのもおすすめ!
結婚祝いといえば、どうしてもありきたりなものになってしまい、ほかの方とかぶってしまうのは避けたいということもありますよね。マナーズ博子さんによれば、令和の新時代は固定観念にとらわれることなく、結婚祝いではこのようなものを贈るのもおすすめだそうですよ。
■1:宿泊券・お食事付きレジャー券
「近場のホテルや旅館などは意外と宿泊しないものです。『●●さんから、結婚祝いにいただいた宿泊券でこのホテルに泊まったね』などと後々の思い出話にもなります。また、ディナー付きクルーズ周遊券などのお食事付きのレジャー券も、夫婦一緒に楽しむことができ、喜ばれます」
■2:結婚記念樹

「お庭のある新居であれば、ご結婚記念樹がおすすめです。花束を贈呈するように、樹木を贈呈するもので、桜や梅、桃、ツツジやライラック、ハナミズキ、サルスベリなどをお贈りするのが一般的です。お庭のないマンションであれば、ベランダや室内でも育てられる鉢植えがおすすめです」
■3:ペアの防災リュックサック・防災用品&食品
「このご時世、いつ何時、何が起きるかわかりません。ペアのリュックサックや防災用品を贈ることで、いざというときに役立ち、どんなときもふたりで力を合わせて頑張っていってほしいという気持ちも伝わります」
ふたりの新しい門出をお祝いするための「結婚祝い」。贈るなら、ぜひ心から喜んでもらえるものを贈りたいものですよね。まずはお相手に欲しいものをうかがうことを基本に、今回紹介された物品も参考にして選びたいですね。

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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子、榊原淳