女性の魅力を12星座で探る「7つの大罪・星占い」貪食編

あまり聞きなれない言葉である「貪食」とは、広辞苑第七版(岩波書店)によると、以下のように説明されています。

どん-しょく・たん-しょく【貪食】
むさぼり食うこと。過度に食べること。

食べ方や食べる様子を表す言葉のようですが、生き方にもこの「貪食さ」は、現れてくるのではないでしょうか? お腹が空いているからたっぷりと食べる、ならまだしも、お腹が空いてなくてもまだまだ食べたい、となると、いろんな意味で危険な気がします…。

Precious.jpの「今月の星占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、女性と色欲の関係について、12星座ランキングで教えていただきました。

斎木サヤカさん
占星家・フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピスト
著書に「数秘術完全マスターガイド」(駒草出版)がある。2001年より占い師としての活動を本格始動。その後、心理カウンセリングを専門的に学ぶ。アカシック・レコードや深層心理リーディングの他、占星術や数秘術、オラクルカードを用いてカウンセリングを行い、人生をクリエイトする力、「ホープフル・マインド」の目覚めをサポートしている。
Rising Sun(斎木サヤカオフィシャルブログ)

■貪食してしまう深層心理とは?

貪食してしまう深層心理とは?
貪食してしまう深層心理とは?

食べることが好きな人や、食べることに強いこだわりを持つ人ははたくさんいると思うのですが、「貪食」というと、「好き」というレベルを超えて、じっくり味わうことなくむさぼるように食べる、そんなイメージかもしれません。

食べても食べてもまだ食べられる…。お腹がいっぱいになっても、目の前においしいものが出てくれば、また食べてしまったり、後で食べようと食べ物を確保しておこうとしたり…。同じ「貪食」という行動でも、そのモチベーションにはいくつかのパターンがあります。

飢えることへの「強い怖れの反動」から食べてしまうタイプ

ひとつは、飢えることへの強い怖れの反動から食べてしまうタイプ。「飢えることへの怖れ」は、「失うこと」や「奪われること」への怖れでもあります。わたしたち命あるもののDNAには、おそらくは等しく刻まれている記憶といえるかもしれませんが、「食べ物が食べられなくて、生きていけなくなったら困る」という怖れが、極端にあらわれているのがこのタイプです。

今、食べておかなくちゃなくなるかもしれない。他の人に奪われてしまうかもしれないから、食べておかなくちゃ、確保しておかなくちゃ…。そんな無意識の衝動から、食べることをやめられなくなってしまったりして。

大食いファイターの人もタイプはさまざまかもしれませんが、ファイタークラスの大食いさんは、「食べることが好き」というより、「たくさん食べることが好き」なのですよね。つまり、満腹感が好き。その食欲の背後に、飢えや空腹に対する強い嫌悪感を潜ませている人はけっこういるのではないかと思います。

「飢え」という敵と戦って、満腹感を勝ち得て、やっと安心する感じ。でもまた、お腹がすいてくると、安心感が減って、飢えが近づいてくるので、また食べてしまう…。その繰り返しだったりするのかもしれません。

ストレスや我慢の反動で食べてしまうタイプ

もうひとつは、ストレスや我慢の反動で食べてしまうタイプ。色々な不満とか、理不尽さや不自由さへのジレンマを、食べることにぶつけてしまうのです。最初は疲れている自分へのご褒美…くらいのつもりが、段々、食べることを止められなくてむさぼり食べてしまったりして…。その心の深層では、「食べることくらい自由にやらせろー」「食べたいだけ食べさせろー」という叫び声が響いていたりします。これは、ダイエットの後にリバウンドしてしまうときの心理に少し近いですね。

寂しさやコンプレックスや報われない思い…。そんな人生や運命に対する怒りや不満が動機のベースにあると、お腹はいっぱいになっても心が満たされることはなく、食べ続けてしまったりするのです。

美食家の度が過ぎてしまうタイプ

あとひとつは、美食家の度が過ぎてしまうタイプです。おいしいものとの出会いに、極端に運命を感じてしまったりするのです。今日食べないと、今食べないと、もう食べる機会がないかもしれない…と感じて、食べ過ぎてしまうのです。また、自分のいないところでおいしいものが出てきたらイヤなので、どこにでも顔を出すし、なかなかその場を立ち去れなかったりすることもあります。

このタイプは、食べることに対して貪欲なだけではなく、あらゆる面で「自分だけ損すること」に怖れがあります。損したくない、逃したくない、という思いが強いので、「今食べること」「今おいしい思いをすること」にこだわりがちなのです。例えば、限定品や特別セール品を人を押しのけて手に入れようとするような。そんな「得すること、損しないこと」への執着心の強さが「食べ過ぎ」につながっています。

■第1位は、心の飢えや渇きを人生の原動力にする「射手座」の女性

第1位は、心の飢えや渇きを人生の原動力にする「射手座」の女性
第1位は、心の飢えや渇きを人生の原動力にする「射手座」の女性

かっこよくいうと、射手座は「渇望」を明日への情熱に変えるタイプ。つまり、心の飢えや渇きを人生の原動力にするところがあるのですが、その衝動をそのまま食べることに向けていくと、貪食に走ってしまうのです。

飢えや渇きを嫌悪しながらも、満たされることへの抵抗感も抱く射手座

食べたいものや欲しいものにありつけた瞬間は快感や安心で満たされますが、「飢え」が自分にとって大切な原動力なので、無意識ながらに満たされちゃいけない、満たされるものか、と思っていたりして…。射手座は「ハングリーさ」を好む傾向にあるので、飢えや渇きを嫌悪しながらも、本当に満たされることへの抵抗感も抱いていたりするのです。

満たされることのない心の飢えと戦うように、食べ続けてることも

葛藤があるために、食べても食べても心から満たされることなく、また食べてしまう…。満たされることのない心の飢えと戦うように、食べ続けてしまったりするのです。そんな葛藤が、ファイタークラスの大食いセンス(?)や胃袋を鍛えることになったりするのかもしれません。

■第2位は、内面にエネルギーを溜めてドカンと吐き出す「蠍座」の女性

第2位は、内面にエネルギーを溜めてドカンと吐き出す「蠍座」の女性
第2位は、内面にエネルギーを溜めてドカンと吐き出す「蠍座」の女性

蠍座は、内面にエネルギーを溜めて溜めて限界まで溜めて、それをドカンと吐き出すような、そんな表現スタイルを持っています。つまり、まず「溜めたい」という強い動機があって、だから身体にエネルギーを溜めたくて、食べて食べて食べて…というアクションになることがあるようです。

そもそもお腹八分目でやめることは、最初から蠍座の頭にはないかも?

ひとつの方向にストイックに気持ちを向けたり、何かと深く熟考する傾向にある蠍座は、ストレスも溜めやすいのですが、ストレスを溜めるのもとことんなら、ストレスの発散もとことんだったりします。

行きつくところまで行かないとやめられないので、「とことんやりたい」という衝動が食欲へ向かうと、お腹いっぱいになっても満腹の限界の限界までいかないと終われなかったりするのです。そもそもお腹八分目でやめることは、最初から蠍座の頭にはないかもしれません。

■第3位は、衣食住が満たされていないと不安になる「牡牛座」の女性

第3位は、衣食住が満たされていないと不安になる「牡牛座」の女性
第3位は、衣食住が満たされていないと不安になる「牡牛座」の女性

牡牛座にとって、食べることは生活の中でかなり高めのプライオリティになっています。衣食住が満たされていないと、不安になって本領発揮できないタイプなので、食べることが安定剤のような役割になっていたりするのです。

むさぼり食べるというより、淡々とゆっくり長い時間食べ続ける牡牛座

忙しくて食べ損なったりすると途端に意気消沈しがちなため、いつも食べる物を所持していたりして…。ちょこちょこ少しずつ食べたりもしますが、ちゃんと食事をとれなかった後には、失った時間を取り返すかのようにドカ食いしたりもします。

牡牛座の場合、むさぼり食べるというより、淡々とゆっくり長い時間食べ続ける感じ。たとえば、ビュッフェでずっと同じペースで食べ続けたりするような。マイペースさゆえに時間制限は苦手ですから、ファイター向きではありませんが、おいしいものを逃したくないという執着はかなり強めです。

■第4位から7位は、魚座・獅子座・牡羊座・蟹座の女性

第4位から7位は、魚座・獅子座・牡羊座・蟹座の女性
第4位から7位は、魚座・獅子座・牡羊座・蟹座の女性

第4位は「魚座」の女性。ひとり飯をするとき、大食いスイッチが入りがち

魚座は「私は私」といった自我の感覚がやわらかいために、人を鏡のようにして自分の存在感を確認する、という傾向があります。人と一緒にいることで、「私はここにいる」と改めて自覚する、そんな感覚なのですが、そんな魚座がひとり飯をするとき、大食いスイッチは入りがちのようです。

鏡を失うと、我を忘れてしまうのか、気づいたら衝動や欲望に任せてむさぼり食べてしまったりして…。ある程度空腹がおさまると、ふと我に返って、自分の食べた量やスピードに我ながら驚く…ということもあるかもしれません。

魚座の場合、「寂しさ=飢え」という図式が心にあって、ひとりになると、内なる感情に素直に動く気質なだけに、食欲がデフォルメされてしまうのでしょう。寂しさを埋めようとして食べるけれど、ひとりだから埋まらなくて…。埋まらないから、ますますむさぼり食べてしまう…という感じかもしれません。

第5位は「獅子座」の女性。美意識高めで、大食いでもスレンダーな人が多い?

獅子座の女性の生き方として「ケチケチしている、チマチマしている感じ」は好ましくないもの。たとえば、食べたいと思えば、たとえ夜遅くても脂っこいラーメンを堂々と食べてしまうような、男前な豪快さを持っていたりします。

夜遅いからとか、明日早いから、とか、優等生的な発想はせず、今のパッションに忠実に生きることを、ひとつの美意識として持っていたりするのです。美意識は強いので、大食いであってもスレンダーな人が多いのが特徴です。

第6位は「牡羊座」の女性。食べたいものを食べたいときに、好きなだけ食べる

欲しいものは欲しいと率直に表現する牡羊座は、人生上のあらゆる面において肉食系ぶりを発揮しますが、食べることに関しても例外ではありません。食べたいものを食べたいときに、好きなだけ食べたい…というのが理想で、できる限り、それを実現していきます。

それが抑え込まれてしまうと、後になって過剰に食欲が暴走してしまうことも。短時間でたくさん食べる、お腹いっぱい食べる、ということを得意とするので、ファイターの素質ありと言えるでしょう。

ただ、牡羊座は食べることだけに執着はしないタイプなので、常習的に貪食に走ることは少ないかもしれません。

第7位は「蟹座」の女性。人と一緒に食べるのが楽しみで、食べ過ぎてしまう

蟹座は、親しい人や大切な人と一緒に同じものを食べることを、理想的な「幸せのカタチ」と考える傾向にあります。「食欲」と「みんな一緒の食卓」がリンクしているので、人と一緒に食べ歩くことが楽しみで、つい食べ過ぎてしまうことが多いかもしれません。

ただ、みんな一緒だと食欲旺盛になるけれど、ひとりだと少食になることもあります。

■第8位から11位は、双子座・天秤座・水瓶座・乙女座

第8位から11位は、双子座・天秤座・水瓶座・乙女座
第8位から11位は、双子座・天秤座・水瓶座・乙女座

第8位は「双子座」の女性。満腹感より「食べる体験」を楽しみたい

食べることが好きな双子座の女性も多いけれど、たくさん食べることや満腹感が好きなのではなく、「食べる体験」を楽しみたいのです。

新発売のスイーツ、ジャンクなおもしろいお菓子、味わったことのない料理等への興味が強いので、食べ過ぎることはあっても、いつも大食いなわけではありません。

第9位は「天秤座」の女性。お腹を満たすより、味わったり、味比べしたい

天秤座は、食べたいものだけ、おいしいものだけを程々に食べたい、そんな食欲の持ち主。お腹を満たすことより、じっくり味わったり、味比べしたりすることに興味がある人も多いでしょう。

ビュッフェスタイルより、コース料理のほうがお好みかもしれません。

第10位は「水瓶座」の女性。偏食傾向が強いので、貪食にはなりにくいタイプ

水瓶座は「食べること」に関して、かなり独特な価値感を持つ傾向にあります。たとえば、主食がはんぺんやちくわぶだったり、サプリメントやスイーツだけで食事を済ませることもあったり…。

偏食傾向が強いので、貪食にはなりにくいタイプですが、何かひとつの食材だけ食べ過ぎてしまう場合はあるかもしれません。

第11位は「乙女座」の女性。食べるときもお腹八分目で抑える傾向に

乙女座は、なんであれ「過ぎる」ということを好みません。そのため、食べるときもお腹八分目で抑える傾向に。

ただ、ナイーブな気質ゆえにストレスは溜めやすく、ストレスのはけ口として食べ過ぎることはあるでしょう。

■第12位は、「食べたい」に勝つ願望を持つ「山羊座」の女性

第12位は、「食べたい」に勝つ願望を持つ「山羊座」の女性
第12位は、「食べたい」に勝つ願望を持つ「山羊座」の女性

山羊座の女性は、「欲望」をセーブすることに長けている傾向にあります。いえ、セーブするというより、その欲望に打ち勝つくらいの、さらに大きな欲望を持っていたりするのが山羊座だと言えるかもしれません。

食べることより、明日の仕事のために時間とエネルギーを費やす山羊座

たとえば、何かを成功させたいとき、願かけで好きな食べ物を我慢する、とか。食べることより、明日の仕事のために時間とエネルギーを費やそう、とか。たいていの場合、「食べたい」に勝つ願望を持っているので、貪食に走ることは少ないのです。

ただ、大きな失敗や失恋など、心にぽっかり穴が開くような体験をしたときには、穴を埋めるかのように暴飲暴食してしまうことはあるかもしれません。ですが、基本的にムダは嫌うので、ずるずるだらだらと食べ続けるのも好まないはず。食べ過ぎることはあっても、長く貪食に陥ることはないでしょう。


■「がっつき」が時代を変える!「射手座」の女性をお手本にするには?

「がっつき」が時代を変える!「射手座」の女性をお手本にするには?
「がっつき」が時代を変える!「射手座」の女性をお手本にするには?

大食いファイターの方は、身体と命をかけて戦っているのですけれど、「食べること」がお金やビジネスになるってすごいことですよね。実際に報酬を得ることのできる人は一部なのかもしれませんが、それでも、好きなことや得意なことに突き進んでいった人だけが得られる境地です。

未知の可能性に賭ける勇気を持つ星座としては、12星座一の射手座

今回1位の射手座は、未知の可能性に賭ける勇気を持つ星座としては、12星座で一番。その気質が時に「がっついている」と見えることはあるかもしれないけれど、射手座の未来のヴィジョンをまっすぐに見据える力はかけがえのないもの。本来、時代や常識を変えるくらいのパワフルさを秘めているんです。

たとえば、これは射手座には限りませんが、食べること以外にも、冒険することや戦うこと、ゲームをすることなどを、仕事にしている人は、大多数ではないけれど、意外と世の中にいるものです。確率的に難しくても、叶えている人はいるという事実。それって、私たち大人こそが、いつも心に留めておくべき現実的な希望なんじゃないかと思うのです。

今というご時勢、怖れや不安にくるまれた推測よりも、こうしていきたい、こうしていこう…という思いこそ、明日という未来に光を照らす力になるはずです。

不可能が可能になる希望。射手座はそれを思いださせてくれる存在

今はまだ不可能なことも、明日は可能になるかもしれない。70%ムリっぽくても、明日は残りの30%に当たるかもしれない。確率はあくまでも確率。現実は、今ここから始めていくものであること。1位の射手座は、それを思い出させてくれる存在だと言えるかもしれません。

きっとあなたの中にもあるはずの、「欲しいものへ、進みたい方向へ、がっついて突き進んでみたい衝動」を、ぜひ感じてみてください。必ずやあなたの現状を変える原動力になることでしょう。

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