シャツのように軽く、涼しげな黒のジャケットこそ必需品！

着る頻度が高い黒のアウターは、この季節ならどうするべきか？春夏らしい素材はもちろんだが、シルエットに工夫を凝らした軽やかに見えるジャケットが正解だ。

ジャケットと聞くと、かっちりとした印象の正統派なテーラードジャケットを思い描くだろう。しかし、構築的で隙のないシルエットは、ビジネスシーンでもない限り、日差しが強くなる季節にはやや不向きである。カジュアルに着る黒ジャケットなら、風を通すようなシャツのように、軽い一枚仕立てのものがおすすめだ。

ミニマルでモダンな「インスピンクト」のシャツジャケット

ジャケット¥60,000（ストラスブルゴ〈インスピンクト〉）

立体的なフラップポケットが際立つジャケットは、コットンにシルクを混紡し光沢のある素材感が特徴的。ボックスシルエットで着丈を短く設定することで、グラマラスでありエレガントな印象を与える。薄くて軽いから、シャツ感覚で着こなせる１着だ。

ストラスブルゴオンラインストア

黒と茶のシックな配色でさりげない遊び心を演出！

ジャケット¥60,000〈インスピンクト〉・シャツ¥22,000〈アンフィル〉・パンツ¥32,000〈セラードアー〉／以上、ストラスブルゴ靴¥48,000（コントレアリー）

鮮やかなカラーリングを取り入れるのが苦手な人におすすめしたいのが、キャメルやベージュなどの茶系を黒に合わせたコーディネートだ。ともに落ち着いた配色だが、黒の硬い印象と茶の柔らかい印象が相まってエレガントさを与えてくれる。着丈の短いジャケットにシャツを合わせて裾を出したり、ドローコードのパンツを合わせたりして、全体的にリラックスムードを漂わせても決してだらしなくは見えない。

黒の着こなしは素材やシルエットが重要ではあるが、そこだけに捉われるのではなく、コーディネートにも気を配りワンランク上の着こなしを実践しよう。

※価格はすべて税抜きです。