2020年春夏の新作バッグをまとめた記事です。ファッションのプロが狙う最愛ブランドの新作バッグを、10点ピックアップしました。大人女性に相応しい、トレンドと機能性を兼ね備えた優秀バッグが満載です。
2020年春夏の新作バッグ
■シャネルの「ラッフルストラップ付きバッグ」
程よいマチがあって必要最低限のものをすっきり収納できるうえ、ボディーの裏側に大きめのポケットが付いており、機能面も優秀です。使いやすくて大人の遊び心が演出できる、シャネルならではの逸品。デイリーにもドレスアップにも活躍させたい、華のあるバッグです。
「ショルダーストラップにラッフルがあしらわれていて、別格のかわいさ! 白いTシャツや黒のジャケットなど、シンプルな服に合わせたいです」(Preciousファッションディレクター・中村絵里子)
ボディーだけを見ると定番のキルティングバッグのようですが、ストラップに大ぶりのラッフルをきかせてアレンジしたタイプ。着こなしにエレガントかつ、上品なインパクトを与えてくれます。
「この可愛らしさは別格!」シャネルのラッフルストラップ付き新作バッグ
■セリーヌの「かごバッグ」
セリーヌの2020年スプリングコレクションに登場したかごバッグのシリーズ「クラシック パニエ」。なかでも注目は、NY在住のアーティスト デイビッド・クラマーとのコラボレーションしたラージバスケット。
「MY OWN WORST ENEMY(最大の敵は自分自身)」と、アイロニカルなメッセージがスパンコール刺繍によって施されています。
大容量で軽いうえ、太めで安定感のあるハンドルも肩掛けができて使いやすさ抜群。ハンドルのフリンジにバカンス気分も高まりますね。「ファーストかごバッグ」としても、すでにお持ちの方は2個目、3個目にもおすすめです。
「クラシック パニエ」のなかで、ラージバスケットのほかに小林が心惹かれたというのがバケットタイプ。「大きめのタッセルとレザー使いが可愛い! 普通のバッグ感覚で持ちたいです」(Preciousエディター・小林桐子)
ラフィアにカーフスキンのストラップやタッセルを組み合わせたタイプで、ゴールドのスタッズがポイント。バカンスはもちろん、デイリーな着こなしにも合わせたくなるバッグです。
『Precious』のかごバッグ好きエディターが狙う「セリーヌの新作バッグ」2選
■サンローランの「ベイビー・カサンドラ」
かっちりしたクラシックなフォルムに、ブランドを象徴する「YSL」ロゴが輝く「カサンドラ」。『Precious』の副編集長 遠藤智子が狙う新作は、キャンバス地にカーフレザーのトリミングをあしらった異素材タイプ。
「今年の春夏は、キャンバスやリネンなどを使った軽い質感のバッグが気になります。ブラックレザーのトリミングがきいたこんなタイプなら、カジュアルな印象になりすぎず大人のデイリーバッグにぴったり。普段使いしたいですね」(遠藤)
ロゴを傾けるとワンタッチで開閉することができるクロージャーや、スマートフォンやカード類を収納することができる便利なバックポケットなど、見た目の軽やかさに加えて機能面も充実。
なかにはマチのあるコンパートメントをふたつ備え、持ち物をすっきり整理することができるつくり。コンパクトなサイズながら、必要なものをスマートに収納することができます。しっかりした底鋲がついているのも嬉しいポイント。使えば使うほど機能性の高さが実感できるはずです。
オールレザーよりも軽やかな印象で、春・夏・秋と長く活躍してくれそうなキャンバス地×カーフレザーの「カサンドラ」。品格と抜け感を絶妙なさじ加減で備えた逸品です。
『Precious』副編集長が狙うのは、オールシーズン活躍する「サンローラン」の軽やかな異素材バッグ
■フェンディの「ショッパーバッグ」
大人の女性がトレンドのバッグを取り入れるなら、素材やディテールにこだわったタイプを選びたいもの。雑誌『Precious』で活躍するスタイリストの望月律子さんが絶賛するのが、フェンディの「サンシャイン ショッパー」です。
「今シーズンは大きなバッグをざっくりもちたいですね。『サンシャイン ショッパー』は、どこか懐かしい印象の柄と今っぽいサイズ感のバランスが絶妙。Tシャツ×デニムやオールブラックなど、ベーシックなコーディネートに合わせたいです」(望月さん)
フェンディを象徴する柄のひとつ、ストライプの「ペカン」とFFロゴを再解釈したジャカード素材のボディにべっこう風のハンドルを配したショッパーバッグ。ヴィンテージライクとモダン、双方の魅力をあわせもったデザインです。
アイコニックなメゾンのコードを再解釈したファブリックとこだわりのディテールによって完成した大人のためのショッパー。軽量でしっかりものが入る、機能面も優秀なバッグです。デイリーはもちろん、1泊程度の旅行にも対応可能。迷っていた方も、ぜひ今期はショッパーにトライしてみてはいかがでしょう。
トレンド感も機能性も押さえた「フェンディの秀逸ショッパー」がリアルに欲しい!
■プラダの「ウッドビーズバッグ」
ウッドビーズバッグのなかでも大人の女性におすすめしたいのは、ほっこりしすぎず洗練されたタイプ。プラダから登場した新作バッグこそ、まさに私たちが求める一品です。
かごバッグやレザーを編み込んだバッグなど、この春夏のプラダは「編み」をいかしたバッグが充実。そのなかでも、人気スタイリスト、三好 彩さんをはじめファッションプロが注目しているのがこのウッドビーズバッグ。プラダのアイコニックなネットバッグをナチュラルなウッド素材で仕立てたバッグです。
主役級の存在感を放つバッグですが、大容量で驚くほど軽いのがポイント。「収納力があって夏服にマッチするバッグを持っていなかったので、『今年こそ手に入れたい』と探していたんです。このバッグなら、たっぷりボリュームのあるスカートにもシャープなパンツルックにも似合いそう」(三好さん)
ハンドル部分に丈夫なレザーを使用しているのも特徴。手作業で丁寧に編み込まれており、プラダならではのクオリティーの高さが感じられます。
ディテールにまでこだわった、これぞ大人のためのサマーバッグ。バカンスはもちろん、デイリーなお出かけにも活躍させたいアイテムです。争奪戦必至なので、気になる方はぜひお早めにチェックを!
人気スタイリスト・三好 彩さんがひと目惚れしたのはプラダの「ウッドビーズバッグ」!
■ディオールの「ブック トート」
DIOR(ディオール)の新アイコンバッグといっても過言ではない「ブック トート」。2018年の春夏シーズンにデビューして以来、瞬く間にファッションプロの支持を得た大人気アイテム。
読書好きというアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが、書店のトートバッグに着想を得て誕生したバッグです。柄やサイズ違いなど、さまざまなバリエーションが生まれてきましたが、今季は待望のレザーバージョンが登場!
満を持してお目見えしたレザーバージョンは、上質でスムースなカーフスキンに「CHRISTIAN DIOR」ロゴを型押してワントーンに仕上げたシックなデザイン。
上品で洗練された印象のダスティカラーも、大人の女性が持つのにぴったり。オンにもオフにも活躍してくれそうな、落ち着きのある色味です。
「飽きのこないシンプルなデザインなので、長く愛用できそう。合わせる着こなしを選ばない点も魅力ですね」(Precious.jp副編集長・濱谷梢子)
大きすぎず、小さすぎずの絶妙なサイズ感も特筆。日々の必需品はもちろん、A4サイズの書類やノートPCが入る大きさで、幅広いシーンで重宝するベストサイズです。
ディオールのHITバッグ「ブック トート」にレザータイプが登場!A4の書類やノートPCも持ち運びしやすい理想のサイズ感
■クロエの「ダリア」
「装飾的なモチーフなど、今っぽいディテールと高い機能性が共存する『ダリア』。エディターズバッグの流れを汲む、使い勝手のよいバッグです」(Preciousファッションエディター・藤田由美)
レザー本来の味がいきる半透明仕上げのセミアニリン・レザーを使用することにより、かっちりしたデザインながら、しなやかさも備えているのが特徴。「スモールサイズも揃いますが、よりくったり感がでるミディアムサイズを狙っています」(藤田)
「シンプルなダブルハンドルのほかに、個性的なブレイドハンドルが付属しているのも魅力。美しく編み込まれたハンドルには端正さが感じられて、オンタイムにもマッチ」(藤田)
ライニングにはクロエのロゴを施したコットンジャカードを使用。実はこのロゴ、カール・ラガーフェルドがアーティスティックディレクターを務めていた’80年代のアーカイブを復刻したものだそう。
「復刻ロゴがあしらわれたライニングは雰囲気たっぷり。表側と背面が開く2コンパートメントタイプなので、あえて表側を開けてロゴを見せ、『こなれ感』をだすのがおすすめ。大事なものは背面側に入れてきっちりファスナーを閉めて」(藤田)
ふたつのコンパートメントを備えた「ダリア」は、バッグを2個持ちしているかのような感覚で持ち物をすっきりと整理することができます。収納力があって「映える」デザインは、ワークシーンのみならずオフでも大活躍してくれるはず! デザイン性と機能性をあわせもつ「才色兼備」なエディターズバッグの底力を改めて実感できる逸品です。
クロエの新作バッグはヒット確実な新エディターズバッグ!『Precious』ファッションエディターも太鼓判
■ボッテガ・ヴェネタの「カセット」
「ボッテガ・ヴェネタは敬愛するブランドのひとつ。レザーの美しさ、卓越した編み込みの技術にはため息がでます。今欲しいバッグはサイズが両極端で、ビッグサイズかミニ。ミニだったら断然ボッテガ・ヴェネタの『カセット』が気になります」(Preciousエディター・川村有布子)
「カセット」は幅広サイズのマキシイントレチャートレザーを編み込んだクロスボディーバッグ。「レザーや編み込みの美しさに加えて、モダンな佇まいも魅力。シンプルな着こなしを今っぽくアップデートしてくれそうなところに惹かれます」(川村)
ショルダーストラップをなかに収納すればクラッチとしても使用できる「カセット」。ひとつ手に入れれば、オンにもオフに重宝するはず。さまざまなシーンにマッチするうえ、カジュアルからドレスアップまで、どんな着こなしも一気に「旬顔」にアップデートしてくれる逸品です。
「これ1つでコーデが今っぽく仕上がる!」エディターが絶賛するボッテガ・ヴェネタのヒットバッグとは?
■バレンシアガの「ゴースト」
スムースなカーフレザーでつくられた、飽きのこないタイムレスなデザイン。ただ、シンプル一辺倒ではないのが、さすがバレンシアガ。かっちりしたマニッシュなフォルムに、ベルトハンドルでアシンメトリーなアクセントを加えています。
計算された高いデザイン性をもちながら、ブランドを主張しすぎていないのが特徴。ロゴもフロントの下部や内側にさりげなく刻印されただけで、ノーブランドであるかのような匿名性を大切にしたそう。
「これまでミニサイズのバッグが大好きだったのですが、ウェブ担当になって以来、バッグを購入するときの基準が変わりました。PCが入るか否か=収納力がいちばんのポイントです。また、好みのテイストも歳を重ねるにつれてよりシックで洗練されたものに変わってきました。機能面や好みなど、さまざまな面で今の自分にいちばんしっくりくるバッグが『ゴースト』です」(Precious.jpエディター・石原あや乃)
Lサイズのカラーバリエーションは、キャメルとブラックの2色。日々の着こなしに取り入れやすく、合わせやすいベーシックな色がそろいます。
トレンドを牽引する人気ブランドから登場した、待望の「モードなお仕事バッグ」。無難すぎるとおしゃれの楽しさが感じられないし、主張が激しいものは毎日使うことができない……。ファッション感度が高い女性がもつジレンマを鮮やかに解決してくれる傑作バッグの誕生です!
PCもA4の書類も入る!仕事で活躍するバレンシアガの新作バッグ「ゴースト」がヒット中
■サルヴァトーレ フェラガモの「ハンドバッグ」
キャンバス×レザーの「フェラガモ ステューディオ バッグ」。人気のトップハンドルバッグから、この春夏は新しく異素材バージョンが登場。ブランドのアイコンであるガンチーニを採用したクロージャーがアクセントに。
「程よくカジュアルで上品。ラフにもちたいです」(Precious副編集長・古里典子)
キャンバス地ならでは軽さに加えて、しっかりマチがあって収納力も優秀。さらに、クロスボディーにできる太めのレザーストラップと取り外し可能なキャンバスポーチ付き。オン・オフ問わず活用できる頼もしいバッグです。
『Precious』副編集長が欲しいのはデニムのフラットシューズとキャンバス素材のバッグ!サルヴァトーレ フェラガモの新作3選
※商品の価格はすべて税抜です。