世界的デザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン賞を受賞したお箸「ステック(STIIK)」とは?
日本の食文化に深く関わってきた箸。そんな箸にフォーカスを当て、世界へ食の可能性を発信することを目的に2017年に発足された「スティック プロジェクト(STIIK PROJECT)」。
このプロジェクトで、「カトラリーのような箸」というコンセプトから生まれたお箸「スティック(STIIK)」が、プロダクトとパッケージの両方で、世界的なデザイン賞を受賞しました。1つの商品で二冠を受賞するという快挙を達成したお箸に今、熱い注目が集まっています。
食卓に美しく馴染む、カトラリーのようなお箸
「スティック(STIIK)」は、和洋が混在する現代の食事のシーンで、フォークやスプーンなどのカトラリーと一緒に並べても、美しく馴染むデザインが特徴。カラーは、セラミックグレー、ミディアムグレー、チャコールグレー、限定色ガリの4色で展開されています。
■現代人にとって使い心地のよい長さ
箸の長さは、江戸時代に決められた理想の寸法「一咫半(ひとあたはん)」と呼ばれる22~24cmが一般的。しかしながら、平均身長が伸びた現代人とっては、理想的な寸法とは言えません。
そこで「スティック(STIIK)」は、「現代人にとっての一咫半」を導き出し、26cmという長さを採用。また、箸の素材には、熊本産の孟宗竹(もうそうちく)を使用。竹特有のしなやかさと強靭さを兼ね備えているので、折れにくく、長く使用することができます。
■限定色ガリの販売期間を延長
現在、世界の食からインスパイアを受けたシリーズ「WORLD FOOD LIMITED」から、限定色のガリ(ピンク)が発売中。オリンピックイヤーでもある2020年を日本の食から盛り上げていこうという経緯で発売され、2021年の東京オリンピック閉会時期まで販売期間が延長されました。心が穏やかになる綺麗なピンク色の箸は、ギフトとしても喜ばれそうです。
日本だけでなく、世界の様々な地域へ箸の文化を広めている「スティック」。そういえば、そろそろお箸を変えたいな…と思っていたら、世界が認める美しい箸に新調してみてはいかがでしょうか?
※掲載した商品の価格は、すべて税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 矢野詩織
- EDIT :
- 安念美和子