クローゼットから春夏物を取り出して、「さあ準備万端」というタイミングで、外出さえもままならない状況に陥ってしまい、行動の不自由を憂う読者諸氏は多いと思う。自体は少しずつ好転してきているが、油断は禁物。いまはぐっと我慢して、来たるべき装いの時期に備えよう。
むしろ、こんな状況だからこそできることにいそしみたい。衣服のケアや靴のケアは、装いを見つめなおす意味でも大いに意義がある。そして体のケアも……。
運動不足に陥りがちな環境下で全身を鍛えるのは難しいが、そもそも人目につかないところで己を律するのが紳士のたしなみ。そして、ケアを怠っていけない部分はもうひとつある。「顔」だ。
コアフィット(CORE FIT)ブランドを展開するビー・バイ・シー(株)(B-by-C)から昨夏登場した「フェイスポインター」(Face-Pointer)は、凝り固まった表情を引き締めるのに役立つ、男の秘密兵器だ。
筋膜の癒着をとって瑞々しい顔を手に入れる!
フェイスケアにもいろいろあるが、「フェイスポインター」は顔の筋膜の癒着を取ることに主眼を置いた、スティック型ツール。筋膜とは文字通り筋肉(や内臓)を包むコラーゲン(タンパク質のひとつで、これを変性させたものがゼラチン)の繊維からなる膜。この筋膜にしわができたり固着すると、凝りにつながるといわれている。おなじみのマッサージや指圧、鍼灸治療は、筋膜を正常な状態に戻す効果があるようだ。
そして顔の筋膜は、パソコンやスマートフォンを見続けたり、食いしばることで凝り固まってしまう。これが「癒着」。
筋肉は動くことで血流を促し、全身に栄養を運び、老廃物を流す役割も担っていて、癒着すると筋肉が十分に動けなくなり、顔のたるみ、むくみ、くすみの原因になるといわれている。
「フェイスポインター」は、ばね式のロッドで筋膜の癒着をとり、瑞々しい顔を取り戻すことを目的としている。
押したい部位に合わせてロッドを使い分ける
使い方は簡単。部位に合わせてシングル/トリプルのロッドを選び、クイクイと押すだけ。ピンポイントで深部まで、ちょうどいい圧で力が加わり、とても“イタキモチいい”。効果的な使い方として、まず鎖骨の下側全体を押す。ここにはリンパ液(毛細血管から浸出する血漿で、体内の老廃物などを運ぶ)が静脈に流れこむ要所。「フェイスポインター」で押すことにより、顔全体の老廃物が循環しやすくなるのだとか。
次は厳密に順番が決まっているわけではなく、ポイントごとに押していく。効果的なのは、下あご周り(口角が下がりにくくなる)、小鼻の周辺から頬骨の下周辺にかけてだ。毎日2分程度押すことで、表情筋の凝りがとれ、個人差はあるが、顔がすっきり見えるようになる。表情も豊かになり、口角が上がった、いい笑顔を作ることも夢ではなさそうだ。
継続して変化を実感しよう
美顔器のみならず、各種フィットネス器具全体にいえることだが、1、2度試しただけでは効果は感じられないし、仮に感じたとしても一過性に終わる。最も大切なのは、継続することだ。その点、「フェイスポインター」は癖になる使いやすさで、男が手にしても恥ずかしくないデザインというのも魅力。なお、コアフィットのウェブサイトには、効果的なリンパアプローチや凝りをとるゾーンについて詳細に掲載されているので、ぜひご参照を。
ボディケアを怠らず、足元から首まで洒脱な着こなしを実践できていても、その上の部分がおろそかになってはいないだろうか。「スタイルのある男」を目指すなら、顔のケアも忘れずに!
問い合わせ先
CORE FIT
TEL:0120-973-623(CORE FIT カスタマーセンター フリーダイヤル)
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク