緊急事態宣言が全面的に解除され、徐々に街は再開に向けて動き始めました。

長いおうち時間を過ごした後、思いっきり羽を伸ばして大自然を満喫したい……、とは思うものの、コロナとともに生きる時代、安全かどうかがあらゆる選択の最優先ポイントとなりますよね。

そこで「新しい生活様式」に対応し、安心・安全な長野・白馬エリアはいかがでしょうか。政府・自治体方針を踏まえ、新型コロナウイルス感染防止対策を実施した、白馬八方尾根、栂池高原そして白馬岩岳マウンテンリゾートがグリーンシーズンの営業を順次スタートしました。

グリーンシーズンがスタート!大自然で「非日常」を体感できる白馬エリア3選

次のお休みに出かけたい!まずは、いよいよグリーンシーズンがスタートした白馬の、魅力溢れる3つのエリアをご覧ください。

■1:標高1,400mの山岳でビーチリゾートが楽しめる!八方エリア

・ビーチリゾートをイメージ!絶景リラクシングテラス「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」

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ビーチリゾートをイメージした絶景リラクシングテラス「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」。※当面の間、サウナ&ジャグジーエリアは営業を見合わせ中。

2019年夏にオープンした「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」は、八ヶ岳や浅間山など山岳風景を見渡しながら、まるでビーチリゾートにいるかのような上質なひと時を過ごせる新スポット。フリースペースとして利用できる広々としたビーチラウンジエリアには、ビーチパラソルやビーチベッド、アースカラーを基調としたベンチなどが配置され、大自然に囲まれた開放的な空間でのんびりとした時間を過ごせます。

八方尾根「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」施設概要

・標高2,060mに現れる、エメラルドグリーンの美しい自然池「八方池」

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老若男女問わず山歩きを楽しむ人たちに人気のスポットです。

「日本の最も美しい場所」(米国CNN発表)のひとつに選ばれた「八方池」までのトレッキングコースは、八方アルペンライン(ゴンドラリフトと観光リフト2本の総称)で標高1,830mまで上がった地点からスタート。北アルプスの絶景を見ることができるほか、周囲の山々を眺めながら歩ける開放感と、山歩き初心者でも挑戦できる手軽さから人気です。

八方尾根ゴンドラリフト運行情報

 

■2:絶叫アドベンチャーや「春の息吹」を感じられる栂池エリア

・子どもから大人まで楽しめる「絶叫」アドベンチャー「白馬つがいけ WOW!」

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当面の間、アミダスのみの営業(水曜・木曜定休)、利用人数は各利用枠時間内で最大50人。

2018年夏に日本初上陸した「白馬つがいけ WOW!」は、栂池高原スキー場内に位置し、地上10mの空中自転車綱渡り「コギダス」や三層式ネット型アドベンチャー「アミダス」、4種の様々な飛び系・登り系アクティビティが楽しめる複合型タワー「トビダス・タワー」など、50種類以上の遊びを体験できるフランス発のアドベンチャー施設です。

「白馬つがいけ WOW」施設概要

 

・大雪原を歩きながら花や植物の息吹を感じられる「栂池自然園」

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自然園の営業施設は、ビジターセンターのみ。当面の間、栂池山荘および栂池ヒュッテの飲食施設の営業は見合わせ中。

ゴンドラとロープウェイを乗り継いだ標高1,900mに位置する「栂池自然園」。まだ残雪が残る遅い春が訪れた自然園では、本州で一番遅咲きの水芭蕉の観賞ができます。花や植物の芽吹き・息吹を感じながら、眼前に広がる白馬三山の絶景を楽しめます。

「栂池高原」ゴンドラリフト・ロープウェイ運行情報

■3:北アルプスの大自然の中で「リラックス」も「アクティブ」も楽しめる新緑の岩岳エリア

・絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」

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絶景を目の前に絶品限定メニューを。

2018年10月に標高1,289mの白馬岩岳山頂にオープン、テラスからは北アルプスの大パノラマと2019年に氷河に認定された「唐松沢雪渓」も一望することができる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」。

併設する、ニューヨーク発の人気ベーカリー「THE CITY BAKERY」では、地元食材を使った「白馬豚のクロワッサンサンド」¥950や、数量・期間限定商品「白馬で育った信州サーモンのスモークサンド」¥1,150が食べられます。

白馬岩岳「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」施設概要

・大自然の中でマウンテンバイクが楽しめる「白馬岩岳 MTB PARK」

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当面の間、週末のみの営業です。

「マウンテンバイクの聖地」と呼ばれた魅力あるコースを有する「白馬岩岳MTB PARK」。山頂から駆け下りる総距離約6,900mを誇るダウンヒルのコースや、涼しい木々の中をゆっくりと走るクロスカントリーコースなど、レベルや気分に合わせたバラエティ豊かなコースで、大自然を肌で感じる事ができます。

「白馬岩岳MTB PARK」コース情報

三密を回避!感染防止対策を講じた安心な施設

白馬エリアの魅力をご紹介したところで、気になるのが感染予防対策です。白馬観光開発が運営する各施設では、「三密」(密閉、密集、密接)を避ける施設の運営方法や消毒などの感染防止対策を講じた上で、グリーンシーズンの営業が開始されています。

各施設共通の感染防止対策、6つのポイント

■1:万が一に備え、万全の感染追跡管理

ゴンドラチケット購入の際に本人の名前、住所等の情報を含む乗車申込書の記載と、本人確認のできる身分証の提示。万が一、来場者や従業員に感染が認められた場合の連絡体制整備に役立てられます。

■2:来場者の手指除菌、マスク着用の徹底

来場者は、ゴンドラリフト・ロープウェイ乗車前後に手指除菌・マスク着用。

■3:人員規制、換気、消毒

ゴンドラリフト・ロープウェイの乗車人員の規制・換気・消毒を実施。

■4:密閉空間の営業中止

屋内施設の十分な換気を行うほか、密閉空間になりやすい施設は営業されません。

■5:従業員の感染防止対策の実施

従業員の毎日の健康状態の確認、マスク着用と手指除菌の徹底。

■6:施設の人員制限

栂池ロープウェイや「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」など比較的人が密集しやすい空間については、一度に利用する人員を規制する場合あり。

この他にも各施設それぞれで感染防止対策を講じ、安心して大自然を楽しめるようにされています。気になる人は、ぜひ各施設の公式HPで詳細をご確認ください。    


新緑のまぶしい季節、大自然の中で深呼吸ーー、そんなことがとても贅沢なことになったコロナ時代。これも「新しい生活様式」として柔軟に対応した白馬へ、溜まった自粛疲れから心身を安心して解放すべく、出かけてみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

白馬観光開発

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
神田朝子