ワイン愛好家であれば、いつでもフレッシュなものを飲みたいものだろう。しかし一度開栓したワインの鮮度を保ちながら保存するのは難しいのも事実。ボトルに残ったワインを数週間から数月もワインの酸化を抑制するのが「コラヴァン」だ。
コルクに薄型医療グレードのニードルを通す。そこから通常通りグラスにワインを注ぐ。ニードルを抜くと、コルクの穴は自然に封止され、その後何カ月でもワインを保存できる仕組みだ。一気に1本を飲み切らずに済み、料理に合わせて様々なワインを少量ずつ楽しめるのがワイン好きにはたまらない。
2014年にはフランスの人気ワイン雑誌「La Revue du Vin de France」で「2013年世界で最も革新的な商品」に選ばれ、アメリカエディソンアワード「2014年度Consumer Goodsカテゴリー」で金賞を受賞するなど高く評価されている。
その「コラヴァン」が自動でワインを抽出するiPhone対応「モデル11」、既存モデルよりも取り扱いがスマートになった「モデル3 ブラック」を2020年6月20日(土)に発売する。
「コラヴァン」初のiPhone対応モデル「コラヴァン モデル11」
「コラヴァン」初のiPhone対応モデルである「コラヴァン モデル11」。iPhoneアプリ「Coravin Moments」をBluetoothで接続すれば、料理に合うワインをはじめ、お気に入りの映画や音楽を提案する。料理と、それに最適なワインと環境のマリアージュを堪能できる。
さらに「コラヴァン モデル11」は、全モデルで唯一カラーLEDディスプレイを搭載。充電・ お手入れ・ガスの 交換時期を表示する。
従来モデルはワインボトルをセッティングした本体を傾けながらトリガーを引いて、グラスに注ぐ必要があったが、このモデルはトリガーがなく、傾けるだけで注げる自動抽出だ。
従来モデルよりも注ぎやすくなった「コラヴァン モデル3 ブラック」
「コラヴァン モデル11」よりも手頃なのが「コラヴァン モデル3 ブラック」だ。ワインを注ぐ本来の機能に特化しているが、従来モデルよりも大きなグリップになり、ワインを注ぐ際の負担が少ない。ボトルへのセッティングも楽になり、取り扱いやすくなっている。
いずれの機種も、従来どおり天然コルク栓のみに使用可能だが、ス
2017年の日本上陸以後、レストランやワインバーのソムリエにも愛用されている「コラヴァン」。ワイン愛好家は「コラヴァン」を迎え入れて、日々のワインライフをより充実させてほしい。
※価格はともに税抜です。
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター