ラグジュアリー・ファッション誌『Precious』で活躍するプロフェッショナルたちが、 ひと目見た瞬間に「手に入れたい!」と心が躍ったアイテムや、 実際に使ってみて「これはすごい!」と感動したアイテムなど、独自のラグジュアリー目線で選んだ私的名品を紹介する『私の最愛名品』。今回は、玄関では必ず靴べらを使うというスタイリストの犬走比佐乃さんが選んだ、マルイチの靴べらです。

流れるような美しいフォルムは、玄関を飾るオブジェとしても素敵

マルイチの靴べら「FLORA」[靴べらの長さ:600mm、台座:直径90×高さ40mm]¥10,000(税抜)

壁のフックや棚の取っ手にかけたり、意外と置き場所に困る靴べら。そんな悩みを解消する名品にやっと出合えました。私は、ローファーやレースアップの靴を愛用しているので、かかとが折れないように、靴を履くときは必ず靴べらを使用しています。丸い台座と靴べらには、マグネットが内蔵されており、倒すように引き上げれば、台座から外れる仕組み。

マルイチの靴べら

なにより、このムダのないシンプルなフォルム。インテリアとしても美しく、玄関に置いておいても気になりません。もちろん、靴べらとしての機能も優秀。60センチあるので、靴を履くときに腰やひざを曲げず立ったまま使用できたり、グリップが円形で握りやすくなっていたり…。毎日使うものだからこそ、見た目も機能性も妥協せずに選びたい! その願いがかなう靴べらです。

マルイチの靴べら

■北海道・上川にある家具工場から生まれたマルイチ。熟練の技をもつ4人の職人により手作業で仕上げられている靴べらは、なめらかな手触りと繊細なラインが魅力。

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この記事の執筆者
TEXT :
犬走比佐乃さん スタイリスト
BY :
『Precious9月号』小学館、2017年
富士見高等学校から文化女子大学短期大学部被服専攻科を卒業し、SUNデザイン研究所に入社。主にファッションショーのスタイリストとして“ケンゾー”“サンローラン”“ディオール”等のショーの制作に携わる。1985年、SUNデザイン研究所より独立し、フリーランスのスタイリストとしてファッション全般の広告、雑誌関係の仕事を中心に、セミナー、トークショー等でも活動している。 好きなもの:クラシック、ピアノ音楽、キャンディークラッシュ、フラメンコ、ウエイトトレーニング、ハワイ、白シャツ、ヨーグルト、コーヒー豆、ネイビー、白い花、カメオ、オットマン付きのひとりがけの椅子、NHKプレミアム
PHOTO :
小池 紀行(パイルドライバー)
STYLIST :
犬走 比左乃
EDIT&WRITING :
小林 綾、吉川 純(Precious)
RECONSTRUCT :
難波 寛彦