男にとってのミリタリーは、ワイルドさであったり無骨さの象徴とも言える。特にそれがよく現れているのがミリタリー色だろう。ただワイルドさや無骨さを求めるのであれば、日常のファッションとして使うのであればワイルドさよりも上品さが求められる。そこでテーラドジャケットやツイードジャケットを合わせたスタイルを紹介するので着こなしの参考にしていただきたい。

男臭くならない、ミリタリー色の正しい取り入れ方

青のカットソーでリラックス感をプラス!

ジャケット・ニット・パンツ・ベルト・靴/参考商品(ブリオーニ ジャパン)
ジャケット・ニット・パンツ・ベルト・靴/参考商品(ブリオーニ ジャパン)

カシミアシルクのダブルフェイス生地を使った、モダンかつエレガントな一枚仕立てのジャケット。こんな極上の一着も、リラックスしたムードに落ち着かせてくれるのがカーキという色の魅力。ブルー系のアイテムと合わせて、クリーンに着こなそう。

素材感を生かしたジャケット選びが着こなしのポイント

ジャケット(シップス 銀座店〈サウスウィック〉)シャツ(ポール・スチュアート 青山店)ベルト(ビームス 六本木ヒルズ〈ウィリアム〉)パンツ(ビームス 六本木ヒルズ〈イカイ〉)靴(ラコタ〈オールデン〉)靴下(アングローバル〈マーガレット・ハウエル〉)※参考商品
ジャケット(シップス 銀座店〈サウスウィック〉)シャツ(ポール・スチュアート 青山店)ベルト(ビームス 六本木ヒルズ〈ウィリアム〉)パンツ(ビームス 六本木ヒルズ〈イカイ〉)靴(ラコタ〈オールデン〉)靴下(アングローバル〈マーガレット・ハウエル〉)※参考商品

カーキのパンツとコードバンの靴をコーディネートに取り入れるのであれば、ヘリンボーン柄に茶系のペーンをのせた英国ライクなツイードのジャケットや、コーデュロイのシャツといった起毛系素材のアイテムを合わせること。全体的にトーンを落とすことで男らしくもエレガントを兼ね備えたスタイルが完成する。

シックな色使いで軽快に!

シャツアウター〈アスペジ〉・ニット〈フィリッポ ディ ローレンティス〉・カットソー〈チルコロ 1901〉・パンツ〈ブリリア 1949〉/以上、トヨダトレーディング プレスルーム、スニーカー(チンクエステッレ〈ヴァルスポルト〉)/参考商品
シャツアウター〈アスペジ〉・ニット〈フィリッポ ディ ローレンティス〉・カットソー〈チルコロ 1901〉・パンツ〈ブリリア 1949〉/以上、トヨダトレーディング プレスルーム、スニーカー(チンクエステッレ〈ヴァルスポルト〉)/参考商品

ナイロン素材のシャツアウターはカジュアルな印象が強いので、スマートに着こなすならシックなダークトーンに抑えるのがおすすめ。黒のクルーネックニットを合わせる小袖、生地感やオリーブカラーを品良くまとめてくれる。また、チェック柄のパンツやTシャツのホワイトを効果的に使うことで、ダークトーンであっても重苦しい印象にはならない。

ミリタリーライクなジャケットはこう着こなす!

ジャケット〈オルビウム〉・パンツ〈ロータ〉・スニーカー〈コモンプロジェクト〉/以上、ストラスブルゴ ニット(クルチアーニ)/参考商品

第一次世界大戦当時に英国陸軍の病院で着用されていたジャケットと、メディカルローブを組み合わせたミリタリーライクなオルビウムのジャケットは、一色で抑えるのではなく、黒をベースにグレー&ホワイトでグラデーションにすることで、涼しげな印象と大人らしい雰囲気をつくれる。リネンジャケットやニット、スニーカーでリラックス感を取り入れつつも、全体的にリラックスしすぎてだらしなく見えないように、パンツはクリースの入ったシルエットで引き締めることが重要だ。また、アイテムごとに素材を変えることでモノトーンの中にも表情が生まれ、コーディネートにメリハリがつく。


無骨さが拭いきれないミリタリーではあるが、ブルーなどの差し色を使うだけでもコーディネートが上品にまとまる。多色使いやアイテムの多用ではアンバランスになってしまうので、アイテムは極力シンプルにすることで上手に付き合うことができる。ここで紹介したコーディネートを参考にして、日常にカーキを取り入れてはどうだろうか。

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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