ムッシュ・ディオールがこよなく愛した星と薔薇の意匠を宿し、重ねるほどに華やぐジュエリー『ローズ デ ヴァン』。『ローズ デ ヴァン』とは、フランス語で「風配図」という意味。その名が冠されたジュエリーは、星と薔薇のモチーフを、旅のシンボルである風配図にアレンジすることで誕生しました。
重ねるほどに華やぎ、幸福オーラを放つ! そんなデイリージュエリーの"新星"をご紹介します。
ブランドを象徴する星とローズが幸福に導くモチーフに
星とローズ、航海で風向きを示す風配図。ムッシュ・ディオールと縁の深いモチーフで構成された『ローズ デ ヴァン』は、麗しくラグジュアリーな大人のためのハッピージュエリーです。
大人のラッキージュエリー『ローズ デ ヴァン』の誕生秘話とは?
「風が幸福を運んでくれる」。毎日身につけたくなるメッセージを抱いた『ローズ デ ヴァン』。実はその背景には、ディオールというメゾンの歴史も秘められています。
始まりは、ムッシュ・ディオールが幼少期を過ごしたフランス・ノルマンディ地方、グランヴィルの館の裏庭に残された風配図から。そこに、彼がお守りとして持ち歩いたラッキースターや、こよなく愛したローズを重ねて誕生したデザインなのです。
小さくても心に響く存在感は、熟練した職人の精緻な細工の賜物。毎日、ラグジュアリーをさりげなく肌で実感していたい、大人の女性の夢をかなえてくれます。
ムッシュ・ディオールのインスピレーションの源となった、グランヴィルでの日々
父親は肥料の生産事業を行う裕福な家庭に生まれ、世界遺産のモンサンミッシェルから少し北に行った、グランヴィルという小さな港町で幼少期を過ごしたクリスチャン・ディオール。彼が5歳のころに一家はパリへと移住するも、このグランヴィルの生家はディオールの幸福の日々の象徴であり、長らく別荘としても親しんできました。
1946年に、自身のクチュールメゾンをパリ、アヴェニュー・モンテーニュ30番地に立ち上げ、翌1947年には、第二次世界大戦の終焉に沸くパリのモード界に、彗星のごとくデビューを果たしました。
クリスチャン・ディオールは、そのときすでに42歳。52歳で他界する10年の間に、モード界の革命児として永遠の名を刻みました。
最初のコレクションは『ハーパース・バザー』誌の編集長であったカーメル・スノウがこのコレクションを評した"ニュールック"というフレーズで知られ、女性の服装に革命を起こしました。
表も裏も主役になるリバーシブルデザインがおしゃれの幅を広げる
『ローズ デ ヴァン』の特徴的かつ大きな魅力がリバーシブルデザイン。ネックレスは、身体の動きに合わせてチャームが反転して、いきいきとした表情を演出。
着こなしや気分で使い分けを楽しめるリバーシブルリング
くるりと反転させるだけで2テイストを楽しめる。12mm径のチャームとロープ風の細いアームのバランスが、こなれたエレガンスを表現しています。
最愛の「お守り」ジュエリーをもっとラグジュアリーに! 「レイヤード」で極めるMY STYLE
小さなラウンド形のチャームに表現されたエレガントな意匠、高度なジュエリー技術を駆使した精緻な細工…。毎日身につけられる可憐なラグジュアリー感が大人に好まれる『ローズ デ ヴァン』。そのリバーシブルデザインを生かして自由に重ねづけすると、コーディネートの可能性は何倍にも広がり、飽きることなく楽しめます。モチーフとストーン、どちらを見せて、どう組み合わせるか…自分だけの『ローズ デ ヴァン』スタイルを見つけて。
パヴェダイヤの輝きでモチーフネックレスを大人カジュアルに高めて
20㎜径のホワイト マザー オブ パール台のモチーフチャームに、12㎜径のパヴェダイヤモンドチャームを合わせて、こなれたラグジュアリー感を演出。ネックレスは、襟開きや合わせるジュエリーとのバランスで使い分けできる3か所のアジャスター付き。
ブレスレットは華奢な手首に揺れる色石の配色で個性的に
可憐なピンクオパール台のモチーフに、ターコイズとラピスラズリのブルー濃淡で、辛口フェミニンに。
リング&ブレスレットはダイヤモンドで統一しつつデザインで遊んで
パヴェダイヤモンドブレスレットは、色違いのゴールドを重ねると輝きに立体感が生まれる。モチーフリングをぴりりと効かせて印象を高めて。
※素材表記は、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、MOP=マザー オブ パールの略です。
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- クレジット :
- 撮影/戸田嘉昭・小池紀行(パイルドライバー) 構成/岡本治子、遠藤智子(Precious)