10代のころにできたニキビ跡がクレーター化、さらに現在も大人ニキビに悩み続けている「Precious.jp」ディレクターA。改善を目ざしてSNSで情報集取し、セルフピーリングやセルフダーマローラーを試すも、結果はイマイチ。
そこで、美容業界にファンが多く、女優やモデルもお忍びで通う、人気の美容皮膚科「タカミクリニック」への通院を決意。果たして、どれくらいのペースで何回くらい通えば、長年の肌悩みを解消できるのか…に密着します。
第1回は、ドクターによる肌の現状の診察と、レーザー&LED治療の様子をレポートします。
美容皮膚科「タカミクリニック」でクレーター治療。ディレクターAが美肌を手に入れるまで
まずはドクターによる問診&肌チェックから!
【ディレクターAの肌状態は…】
クリニックに到着後、正しい診断ができるよう、診察前にメイクオフしてすっぴんに。
問診で、自分の肌質を正確には把握できていないこと、中学生のころからニキビに悩まされ続けていること、クレーターを改善したくて美容系のSNSで情報集取し、セルフで行えるピーリングやダーマローラーを使っていること…などをドクターに伝えるディレクターA。
とくにひどい左頰のクレーター、おでこの赤み、体調やホルモンバランスによってあご〜首元にできる大人ニキビを改善したいのだそう。
「おでこの赤みは、脂漏性皮膚炎と呼ばれる皮脂腺が多く集まる部分に起こる炎症です。脂漏性皮膚炎、あごから首元にかけての大人ニキビともに、ストレスやホルモンバランス、生活習慣などが原因ですね」と担当の山屋先生。
これから、クリニックでニキビとニキビ跡の両方を改善する治療を行っていくことに。同時に、自宅でのスキンケアを見直しも必要とのこと。
ディレクターAは、バームタイプのクレンジングを愛用。自分の肌質を正しく把握できていないため、そのほかのスキンケアは、使用感が好きなものを使っているとのこと。
「毛穴を詰まらせてしまうので、クレンジングオイルやクレンジングバーム、クリームなどオイルが配合されたスキンケアアイテムの使用、セルフタイプのピーリングやダーマローラーが悪いとは一概には言えませんが、炎症を起こしやすい肌質なので中止し、刺激を与えないケアを心がけてください」と山屋先生。
【ニキビ・ニキビ跡に悩む人のスキンケア見直しポイント】
1.クレンジングは、オイルやバーム、クリームを避け、肌に負担の少ないジェルタイプを使う。
2.油分を含む美容液やクリームの使用をやめ、オイルフリーでもしっかり保湿できるアイテムを選ぶ。
「レーザー+LED治療」でニキビのできにくいなめらかな肌へ!
■まずは「ニキビ跡・毛穴フラクショナルレーザー(モザイク)」から
ニキビ跡の凹みや毛穴の開きに効果的だといわれている「フラクショナルレーザー」。レーザーを細かい点状に照射して熱エネルギーを真皮に到達させ、コラーゲンやエラスチンを再構築。真皮自体の治療を図る治療です。
施術に要する時間は約10分。一度の施術で照射部分の10〜15%が新しい肌に入れ替わるのだとか。ディレクターAの肌改善には、1か月に1度のペースで合計5〜8回の施術が必要だそうです。レーザー治療の合間に、タカミクリニックオリジナルのイオン導入施術を行うことに。
■レーザー後に「LED治療」
レーザー治療のあと必ず行うのが「ヒーライト」と呼ばれる特殊な医療用LED照射。ふたつの施術を組み合わせることで、レーザー治療のダウンタイム軽減と治療の相乗効果を得られるのだとか。
「ヒーライト」は皮膚の深部に光エネルギーを到達させ、免疫細胞の増殖、血液やリンパの流れを促し、肌の治癒力を高める施術。同時にコラーゲンの生成やターンオーバーの促進効果によって、肌にハリやツヤを得られる効果も!
ひどいダウンタイムはなく、やや赤みとほてりが残る程度。施術後3日ほどで肌も落ち着いたそう。
ニキビ治療用のピーリング&ローションでニキビのできにくい肌へ
治療の効果をより高めるためには、自宅でのスキンケアも大切。こちらはニキビ治療用のピーリング&ローションと、脂漏性皮膚炎の治療薬。
ニキビ治療用アイテムと合わせてこちらも使用
治療効果を高めるために、タカミクリニックで治療中の患者さんに使ってほしい…と、治療に焦点を当て開発された「タカミクリニック院内処方コスメ」。肌に刺激を与える成分を極力カットし、治療薬の作用や浸透を妨げるマイナス要因を考慮し、治療や薬の効果を最大限に発揮させる処方に。さらに、肌への親和性が高い各種セラミドを配合し、バリア機能を修復させ、治療中の敏感な肌を保護。
【施術直後と1週間後、肌はどうなった?ディレクターA感想】
「施術直後は、赤みやほてりがありましたが、翌日には引いていました。施術直後からスキンケアを変えて1週間が経過しましたが、毛穴やクレーターが浅くなりました。凹凸が少なくなったため、メイクのりもよく、カバーしようとして厚塗りになる…という悪循環もなくなったような気がします」
問い合わせ先
- タカミクリニック TEL:03-5414-6000
- 住所/東京都港区南青山3-18-20 松本ビル3F/4F/5F
- 診療時間/10:00〜19:00
- 休診日/水曜
- TEXT :
- Precious.jp編集部