鈴木保奈美さんの華麗なるオフィスコーデも話題!月9ドラマ『SUITS/スーツ2』とは?
織田裕二さんと中島裕翔さん(Hey! Say! JUMP)がバディを組んで事件を解決していくリーガルドラマの第2シーズンとなる『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)。新型コロナウイルス感染症の影響で撮影休止となっていましたが、いよいよ放送が再開されました!
織田さん演じる敏腕弁護士の甲斐正午と、中島さん演じる驚異的な「完全記憶能力」を持つ無資格のアソシエイト弁護士・鈴木大輔のバディを軸に、テンポよく進むストーリーが人気です。
さらに、甲斐がパートナー弁護士を務める法律事務所の代表弁護士・幸村チカを演じているのは、鈴木保奈美さん。虎視眈々と幸村・上杉法律事務所のトップの座を狙う上杉一志を吉田鋼太郎さんが演じています。
他にも、甲斐のライバル弁護士・蟹江貢を小手伸也さん、有能なパラリーガル・聖澤真琴を新木優子さん、甲斐の秘書・玉井伽耶子を中村アンさんが演じるなど、豪華な共演陣も話題です。
まずは、放送再開された第3話のストーリーを振り返ってみましょう。
ようやく放送再開!『SUITS/スーツ2』第3話あらすじを振り返り
■甲斐とチカは味方を増やせるのか?
甲斐(織田裕二さん)とチカ(鈴木保奈美さん)は、幸村・上杉法律事務所のトップの座を狙う上杉(吉田鋼太郎さん)の動向を注視していました。上杉が、シニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策するだろうと考えたチカは、まず企業再生部門の瀬川修一(笹野高史さん)を味方につけるよう、甲斐に命じるのでした。
瀬川のもとを訪れた甲斐は、チカへの不満を話す彼に、「あなたの力になれることを証明したい」と申し出ます。瀬川は、建設中の商業ビル「大手町スカイビスタ」プロジェクトを潰せ、と甲斐に提示します。
大手町スカイビスタは今春完成予定でしたが、大幅に建設が遅れていました。原因は、プロジェクトを進めるマディソン建設のワンマン社長・芹沢(石丸幹二さん)のこだわりで、度重なる仕様変更があったため。同社はメインバンクの東京ナショナル銀行への返済も迫られていましたが、資金は完全に底をついている状態です。
甲斐は、大輔を連れて芹沢のもとを訪れます。しかし芹沢は、建設を断念すべきだという甲斐たちの提案を聞き入れず、追加融資をしない銀行のほうがおかしい、と主張して最新の財務計画書を甲斐に手渡します。「次来るときは建設続行の提案を」とあくまで強気の芹沢。
■銀行の融資担当に会いに行く甲斐
甲斐と大輔は、大手町スカイビスタの財務計画書を見て、なぜ追加融資がおりないのか疑問に感じます。
東京ナショナル銀行の融資担当者が代わっていたことに気づいた大輔。甲斐は、新しい融資担当課長の吉永由紀子に会いに行きます。
追加融資をかたくなに拒む東京ナショナル銀行は何かを隠しているのではないか、という推測に至った大輔。甲斐に「差し押さえになったあとビルを買い取る相手が決まっているのでは? ビルを横取りする企業を突き止めれば、裏の取り引きが見つかるかも」と言い、調査を開始します。
そんな折、芹沢が甲斐のもとを訪れてきます。臨時の取締役会で自分をおろす動きがあることに触れ、「みんなの反感を買ってまで続ける気はない」と落ち込む芹沢。
チカは瀬川の意に反した行動をとる甲斐に「瀬川先生を立てて」と忠告しに来ます。ですが、甲斐は「優先すべきはクライアントの利益」と反論。「私たちが戦うべきは上杉。瀬川先生の意向に従って」と再度強く念押しするチカに、甲斐は何も答えないのでした。
■銀行が追加融資をしなかった真の理由が明かされる!
差し押さえになったあとのビルの買い取り手について探るも、一向に何も出てこないと焦る大輔。しかし、甲斐は「どこを探しても見当たらないなら、それが答えだ」と言い、ふたりは吉永のもとに。
ビルの引き取り手は東京ナショナル銀行ではないかと吉永に告げる甲斐。大輔は「御行と関係の深いディベロッパーを探りました」と資料を提示します。「何か法的に問題でも?」と開き直る吉永に、大輔は大手町スカイビスタとの相乗効果で集客を期待していた周辺の会社が怒るだろうと告げます。さらに、甲斐はメインバンクを変更したいと申し出られた際の損害額についても触れ、「判断を誤りましたね」というのでした。
甲斐と大輔はその足で取締役会中の芹沢に追加融資がおりたことを報告しに行きます。「もう少し私の夢に付き合ってくれないだろうか」という芹沢に他の取締役たちも同意し、建設は続行されることに。
プロジェクトを潰したがっていた瀬川は当然怒り、チカと甲斐のもとにやってきます。ですが、甲斐は瀬川が役員の座と引き換えに銀行の裏取り引きに加担したことを暴露。チカは「今日中に退職届を」と瀬川に命令するのでした。
スタイリスト・犬走比佐乃さんが手がけた、幸村チカを演じる鈴木保奈美さんの第3話コーディネートを徹底解説!
毎回好評の、幸村チカ(鈴木保奈美さん)のファッション&ジュエリーチェック。ラグジュアリーマガジン『Precious』誌面でそのスタイリングが常に人気のスタイリスト・犬走比佐乃さんが手がける鈴木保奈美さんの着こなしを、今回もさっそく拝見して参りましょう。第3回放送分の4スタイルです。
■1:深緑のレースワンピースで洗練されたディナータイムを
冒頭の、大輔とのディナー時に着用していたグリーンのワンピースはドルチェ&ガッバーナの「ロンゲットティアードドレス レース」。ドルチェ&ガッバーナらしい繊細なレースがエレガントで、チカの美しさを引き立てます。
耳元に揺れるイヤリングと、写真では見えませんが左手に着用していた時計も、すべてドルチェ&ガッバーナです。
ワンピース、ジュエリー:ドルチェ&ガッバーナ「ロンゲットティアードドレス レース」(ワンピース)、「スイングイヤリング ブルーサファイア」(イヤリング)
■2:キリッとした中にも女性らしさが感じられるオフィスコーデ
チカのオフィスコーデは、ブラウスにタイトスカートというスタイルが多いですが、きちんとしている中にも色味や素材で女性らしさを演出することを忘れません。胸元のフリルが印象的ですね。
ブラウス:マークケイン
スカート:オデー「Brocade Skirt Periwinkle Blue」
ジュエリー:ショーメ「Bee My Love」、「リアン エヴィダンス ブレスレット」(ブレスレット)
■3:部下を叱責するシーンにぴったりなアニマルプリント
こちらのゼブラ柄のブラウスとホワイトのタイトスカートは、スタイリスト私物。経済誌に「アソシエイトが選ぶ働きやすい法律事務所」のワースト2位にあがっていたことで、アソシエイト統括の弁護士・蟹江(小手伸也さん)を責めるシーンでしたが、ゼブラ柄のブラウスが攻撃的な態度に似合っていました。
ブラウス、スカート:スタイリスト私物
ジュエリー:ティファニー
■4:キリッとしたワンピースのお仕事スタイル
こちらの柄ワンピースはキートン。立てた襟と胸元のタイがキリッとした辛口のお仕事スタイルです。耳元を飾るのはティファニーのピアス。ゴールドのシックなピアスが揺れるさまが、エレガントな装いをいっそう引き立てていますね。
甲斐が訴えられる⁉ 第4話あらすじを先取り
ある日、甲斐(織田裕二さん)のもとに1枚の訴状案が届きます。差し出し人は、甲斐とは何かと因縁深い弁護士の富樫文弘(髙嶋政宏さん)でした。
大輔(中島裕翔さん/Hey! Say! JUMP)は、自身の経歴の秘密を抱えたまま真琴(新木優子さん)と交際することができず、彼女に別れを告げます。
同じころ、蟹江(小手伸也さん)は「大輔を貸してほしい」と上杉(吉田鋼太郎さん)から指示されます。しかし見栄を張った結果、大輔は自分の案件を手伝っている、と嘘をついてしまうのでした。辻褄を合わせるために、甲斐に大輔を借りたいと申し出ます。
甲斐は、大輔が真琴との別れから立ち直っていないことを知り、「失恋の傷は仕事で癒せ」と蟹江のもとに行かせることに。
富樫の呼び出しに応じた甲斐は、『コースタル・モーターズ』訴訟の話を切り出されます。それは、コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死した案件。遺族はボンネットの欠陥を疑っていましたが、コースタルと代理人弁護士の甲斐は、欠陥はないと主張して勝訴していたものでした。
ところが、実はコースタルの自動車には実際に欠陥があり、一部関係者がそれを認識していたことを示す社内メモが見つかったというのです。富樫は、コースタルが重大な事実を隠蔽していたとして、損害賠償請求を行うと同時に、それに加担した甲斐も訴える、と言い放つのでした。
甲斐から報告を受けたチカ(鈴木保奈美さん)は、上杉がコースタルの神崎社長と親交があることに触れ、公になる前に事実確認をするよう甲斐に命じますが……。
第4話の予告では、上杉が代表の交代を投票で求めたり、甲斐と大輔が対立するような描写もあり、ますます目が離せなくなってきた『SUITS/スーツ2』。大輔と真琴の恋の行方も気になりますよね。あらすじと共にチカのファッションもご紹介していきますので、ぜひ記事とあわせてドラマ本編をチェックしてくださいね。
番組詳細
- SUITS/スーツ2
- 毎週月曜21:00放送予定 フジテレビ系
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 小林麻美