最高峰のソムリエ×老舗酒造がコラボレーション。世界初!日本酒のブレンド酒「Tanaka1789」
2019年に230周年を迎えた田中酒造店は、手造りで酒造りを行ってきた老舗酒造。2020年夏に世界で初となる日本酒のブレンド酒「Tanaka1789」を発表しました。
世界最高峰のソムリエが、日本酒では行われてこなった「ブレンド」に着目
「Tanaka1789」の誕生は、世界最高峰のソムリエ フランソワ・シャルテイエ氏との出会いからスタート。シャルティエ氏が、日本を訪れていた際に訪問した田中酒造店に魅了され、海外市場をターゲットにした日本酒の開発を進めることに。
アロマ分子による色とワインのペアリング科学の分野における研究者である、フランソワ・シャルテイ工氏が「世界を獲る」日本酒を生み出す手段として目をつけたのが、シャンパンや高級ワイン、ウイスキー、シェーリー酒、ポートワインでは当たり前に行われているブレンドの手法。
実は、これまでは日本酒文化では用いられていないものでした。
同氏は正式に田中酒造店の「マスターブレンダ(ブレンダーの巨匠)」となり、田中酒造店の一員として世界デビューに向けて開発を進めました。
<ソムリエ フランソワ・シャルティエ氏とは>
2019年春、ソニー株式会社研究機関の新組織「Sony AIJ プロジェクトのガストロノミ一分野において、ソニーAlチームの研究者達のアドバイザーとして活動を開始。三つ星レストランで有名な「エルブジ」のシェフ フェラン・アドリア氏など世界の最高峰シェフ達のコンサルタントをも務めている。様々な料理開発に携わる同氏のアロマティックサイエンスはとどまる所を知らない。
世界で初となる日本酒のブレンド酒「Tanaka1789」
フランソワ・シャルテイ工氏は、白ワインの製造方法を参考にブレンドに適した酒造方法を考案し、日本酒界では初となる、新しいブレンド酒が生まれました。
「Tanaka1789」は、アロマ香り高く、濃厚でクリーミーな味わいに、ピーチ、パイナップル、ココナッツ、アーモンドミルクの様な後味が特徴。酸味・口当たり・旨味、これら全てがゆっくりと進化し続ける今までにない新感覚の日本酒です。
2020年の総製造は12,000本で、第一弾は2020年夏に世界9ヶ国での販売を予定。日本では限定1,000本を、一部レストランのみで取り扱い予定です。
<取り扱いレストラン一部>
ポルトガル/Mizu(Villa vita内)
アメリカ・ハワイ/Hy's steak house
スペイン/Celler de Can Roca、Mugaritz restaurante,Andoni Aduriz、DiverXo,DavidMunoz、Disfrutar
日本/AMANEMU
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- TEXT :
- Precious.jp編集部