鈴木保奈美さんのオフィスファッションとともに振り返る!月9ドラマ『SUITS/スーツ2』第5話

織田裕二さん演じる敏腕弁護士・甲斐正午と中島裕翔さん(Hey! Say! JUMP)演じる無資格のアソシエイト弁護士・鈴木大輔がバディとなって事件を解決していくリーガルドラマ『SUITS/スーツ2』。全米で人気のドラマを日本版にリメイクした本作は、軽妙な会話劇と痛快なストーリー展開が人気です。2018年に第1シーズンが放送され、現在は第2シーズンを放送中。

第1シーズンと同じキャストで送る第2シーズンでは、さらにパワーアップしたストーリーと共に、鈴木保奈美さんが演じる「幸村・上杉法律事務所」の代表・幸村チカのオフィスコーデも引き続き大人気です。

5話で登場した甲斐に因縁を抱く弁護士・富樫(高嶋政宏さん)は、引き続き甲斐を訴える姿勢を崩しません。事務所内でも、チカに代わって代表の座を狙っている上杉(吉田鋼太郎さん)の画策が気になるところ。絶体絶命の窮地に追い込まれた甲斐は一体どうするのでしょうか? まずは5話のあらすじをおさらいしてみましょう。

甲斐が訴えられる⁉『SUITS/スーツ2』第5話あらすじ

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第5話の甲斐(織田裕二さん)とチカ(鈴木保奈美さん) ©フジテレビ

■コースタル訴訟の社内メモの行方は

「コースタル・モーターズ」の案件で訴えられた甲斐(織田裕二さん)のために、優秀な弁護士・副島絵美里(清水ミチコさん)を連れてきた上杉一志(吉田鋼太郎さん)。早急かつ秘密裡に和解を進めるべきだと主張する副島に対し、甲斐は反発します。チカ(鈴木保奈美さん)は、そんな甲斐を制して副島を雇うことに。

一方、甲斐の秘書・玉井加耶子(中村アンさん)は、コースタル社の訴訟の資料の中から問題になっている社内メモを発見しますが、そこには自分自身のサインが!

様子がおかしい玉井に気づいた大輔。玉井は社内メモに判を押してしまったミスを明かし、大輔に助言を求めます。大輔は「甲斐先生に打ち明けるべき」と言いますが、甲斐のために黙っておくほうがいいと玉井は否定します。しかし、大輔は引き下がらず、「甲斐先生を信じるべきだ」と訴えます。

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第5話の甲斐と玉井(中村アンさん) ©フジテレビ

■天才テニス少年が父親と親子の縁を切りたい理由とは?

そんな折、プロモーターの星川卓郎(田中要次さん)が、天才テニス少年と噂される高山雄哉(髙橋優斗さん)を伴って甲斐を訪ねてきます。雄哉は、プロ入りに反対する父親と、法的に親子の縁を切りたいのだと訴えます。甲斐は、この件を大輔に一任します。

大輔は、雄哉と父を呼んで面談を試みますが、決裂。後日、大輔は雄哉の説得に向かいます。日本では虐待など不適格な親子事由がない限り親子の縁を簡単に切れない、と話すと、雄哉は虐待されていることを明かすのでした。「父親の親権を停止させる」と甲斐に相談する大輔。

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第5話の蟹江(小手伸也さん)と甲斐 ©フジテレビ

■玉井はミスを言い出せないまま……

甲斐は訴えを取り下げてもらおうと、遺族のもとへ。ですが、裁判でコースタルの弁護をした甲斐を恨んでいる被害者の妻・麻衣(須藤理彩さん)から「二度とここには来ないで」と追い返されてしまいます。

玉井は意を決して甲斐にミスを告白しようとしますが、そこに上杉と副島が乗り込んできます。勝手に遺族と会った甲斐に、「和解が遠のいた」と怒っています。

副島は玉井やチカにヒアリングを行いますが、玉井は甲斐はメモを受け取っていないことを証言。副島は弁護を引き受ける条件として、「メモは受け取っていない」とする宣誓供述書にサインを求めます。

大輔がわざとコーヒーをこぼしてサインさせないようにし、甲斐に玉井のことを話します。玉井を問い詰める甲斐。「メモが見つかったなら隠蔽じゃないということを証明できる」と言う甲斐でしたが、玉井はメモを破棄してしまったことを告白します。

報告を受けた副島とチカは、メモの破棄が公になる前に、和解を決めることに。甲斐は遺族の麻衣に会いに行き、「私のミスです。申し訳ありません」と頭を下げて謝罪するのでした。

■和解の条件とは?玉井への処分で衝撃のエンドへ

大輔は、雄哉の虐待の証言は嘘だと見抜いていました。雄哉に嘘をつかせたのは、プロモーターの星川だと。さらに、「今が肉体的ピーク」だというデマを雄哉に吹き込んだのも星川でした。

すべては星川が“テニスの貴公子”と契約することで巨額の富を得るため。大輔は裁判を中止にします。「お父さんのいう通りきちんとトレーニングして、精神の鍛練をするといい」と雄哉にアドバイスして去る大輔。

そして副島が和解の条件をふたつ、チカに知らせに来ます。ひとつ目は賠償金5億円、ふたつ目は甲斐の弁護士資格の剥奪でした。

チカは玉井に解雇を告げます。荷物を抱えてオフィスをあとにする玉井を、エレベーター前で見送る甲斐。「甲斐先生がなんとかしてくれるはずじゃ……」と呆然とする真琴(新木優子さん)と大輔。玉井は何も言わずに去っていったのでした……。

スタイリスト・犬走比佐乃さんが手がけた、幸村チカを演じる鈴木保奈美さんの第5話コーディネート3パターンをご紹介

毎回好評の、幸村チカ(鈴木保奈美さん)のファッション&ジュエリーチェック。ラグジュアリーマガジン『Precious』で人気のスタイリスト・犬走比佐乃さんが手がける鈴木保奈美さんの着こなしをご紹介します。今回は、第5話放送分の3スタイルを見て参りましょう。

■1:大きめのドット柄がキュートながら洗練された大人の着こなし

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第5話のチカ ©フジテレビ
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第5話のチカ ©フジテレビ

透け感のあるミカコ ナカムラの「シルク ドットボウタイブラウス」で大人の可愛らしさも感じられるこちらのコーデ。モノトーンの装いにブシュロンのドロップモチーフの指輪とイヤリングが彩りを添えています。

■ブラウス:ミカコ ナカムラ
■スカート:スタイリスト私物
■ジュエリー:ブシュロン「セルパンボエム 3モチーフ リング」(指輪)、「セルパンボエム 2モチーフ シングル スタッズイヤリング」(イヤリング)

■2:優しい色合いの幾何学模様で凛とした女性らしさを演出

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第5話のチカ ©フジテレビ
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第5話のチカ ©フジテレビ

白いオーガンジーに織り込まれたパステルカラーの色合いに、ところどころ入った黒いラインがシャープなこちらのブラウスはヴェラ。黒いタイトスカートとセットになっています。幾何学のシャープな雰囲気と優しいパステルカラーで、凛とした女性らしさが感じられるスタイルですね。

3話でも着用していたティファニーの「ハードウェア ダブルロングリンク」も、エレガントな着こなしにシャープ感を演出するのに一役買っています。

■ブラウス・スカート:ヴェラ「BLOUSE TWO PIECE」
■ジュエリー:ティファニー

■3:黒と赤の辛口な組み合わせがクールなオフィススタイル

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第5話のチカ ©フジテレビ

シルク地の黒いブラウスに赤いラインが入ったヴァレンティノの「ジョーゼット シャツ シグニチャー エンブロイダリー」を着用。タイに入った「Valentino」の赤文字と、耳元に揺れるティファニーのメッシュピアスがアクセントに。

チカも可愛がっていた甲斐の秘書・玉井に解雇を告げるというつらいシーンに合った辛口コーデでした。

■ブラウス:ヴァレンティノ
■ジュエリー:ティファニー「エルサ・ぺレッティ™ メッシュピアス

マカオにて新章スタート!第6話あらすじを先取り

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第6話の副島(清水ミチコさん)とチカ ©フジテレビ

かけがえのない秘書を失い、喪失感にかられる甲斐。ある日、大輔を連れてクライアントである碓氷ジュエリー社長の碓氷秀明(博多華丸さん)に会いに香港・マカオまで行きます。碓氷はギャンブル依存症でしたが、数年は賭け事を断っていました。

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第6話の碓氷社長(博多華丸さん)と甲斐 ©フジテレビ

ですが、甲斐の心配をよそに、カジノのVIPルームでポーカーに興じていた碓氷は、1回の勝負に300万ドル以上も賭けた挙句に負けてしまいます。しかも碓氷は、日本の元会社社長・城田悟志(三浦誠己さん)から、碓氷ジュエリーの全株式担保にすることを紙ナプキンに書いて300万もの借金をしていました。碓氷は城田に、その一瞬で会社のすべてを奪われてしまったのです。

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第6話の蟹江と甲斐 ©フジテレビ

一方、真琴(新木優子さん)と蟹江(小手伸也さん)は、とあるバレエ団の公演で偶然一緒になります。ふたりは、公演後、バレエ団の演出家・里中栄一郎(吉澤健さん)が劇場スタッフともめているのを目撃します。

里中は、劇場の設備不良が原因でバレエ団のダンサーがケガをした、と怒っているようです。里中の大ファンだった蟹江は、劇場側の交渉の代理人に名乗りを上げ、その案件を真琴に任せることに。

そんな折、チカのもとに旧友でもある関東弁護士副会長の羽鳥亜美(堀内敬子さん)から一本の電話がかかってきます。羽鳥は、「コースタル・モーターズ」訴訟の件で、甲斐が賠償金と弁護士資格の剥奪を和解条件として提示されていることを問題視しているようでした。

碓氷に借りがあった甲斐は、帰国後すぐに城田と彼の代理人弁護士の安西芳樹(加藤啓さん)に会いに行きます。

奪われたら、奪い返す。甲斐の逆襲が始まろうとしていました。


第1シーズンから甲斐の秘書として存在感を示していた玉井の衝撃の解雇で終わった第5話。SNSでも惜しまれていましたが、今後の登場はもうないのでしょうか? また、6話からは新章となるそう。舞台はマカオからスタート! ますます目が離せない展開となりそうです。ぜひ、本放送をチェックしてくださいね。

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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美