スーツというのは側から見ると違いがわからないものであるが、ネクタイが与える印象は無視することができない。赤いネクタイ、ドットのネクタイなど印象的なデザインであればあるほど人の記憶には鮮明に残るものであある。もちろんこだわりのあるスーツがあってこそだが、より上品に自分らしさを出したいのであればネクタイにこだわりを持つのがいちばんである。スーツを上品に着飾りたいと考えているならネクタイで簡単に変化を楽しんでみてはどうだろうか。
記憶に残るVゾーンをつくるお洒落で個性的なネクタイ
シップス45周年を記念した特別なネクタイ
シップスで常時取り扱いのある「ステファノビジ」のネクタイ。今年45周年を迎えたシップスのためだけに、特別に掘り起こされたステファノビジが持つ45年前のアーカイブを基にアレンジした柄を採用している。当時のムードに欠かせないプリントタイや、70年代を象徴するカラーグラデーションのレジメンタルなど、個性的なものばかり。しかし、実際に結んでみれば、スーツにすんなりと溶け込み、癖がなく程よい主張をしてくれるのは流石だ。
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表と裏でデザインが違う!ダブルプリントこそ個性だ!
他にはない独特な幾何学パターンが特徴的な「ステファノ カウ」のネクタイは、そのデザイン性だけでもVゾーンに充分な変化を与えてくれるが、着目して欲しいのが大剣の裏。よくみてみると柄が異なるではないか!いわゆるダブルプリントものなのである。きっと誰にも気づかれずに自己満足で終わる可能性は高いかもしれないが、自分だけの密かな楽しみにしておくのもいいかもしれない。
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アートピースのようなデイザンで知的さをアピール!
どこかで見たことあるような、無いような。そんなことを考えてしまう「ポール・スチュアート」のネクタイは、クラシカルなスカーフから着想を得たウール地のプリントタイや、アール・デコ様式を思わせるグラフィカルパターンのシルクタイといった独創的なデザインが魅力的。インパクト重視なら1本用意しておくといいだろう。
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無地であっても素材にはこだわる!
エレガント、まさにこのネクタイのためにある言葉なのではないだろうか。「アット ヴァンヌッチ」のネクタイは、芯材を省いたセッテピエゲ仕様による軽やかさに加え、カシミアを100%使用した滑らかな結び心地、さりげなく輝く光沢感と、どれをとっても究極の一品。選び抜かれた素材に卓越した製法で仕立てたネクタイは、どんなネクタイよりもVゾーンを美しくしてくれる。
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ネクタイといえば、レジメンタルストライプ、ドット、無地が定番であるが、たまにはこんな個性的なネクタイを取り入れてみてはいかがだろう。スーツを着ることがきっと楽しくなるはずである。
※価格はすべて税抜きです。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊