たった数か月で、リモートワークが推奨され、オンラインでのコミュニケーションが主流となり、私たちの生活はガラリと変わりました。この流れで美容の常識も大きく変わりつつあります。
たとえばAIやオンラインの活用が定着化したり、マスクが顔の一部になったり…。重視すべきケアやメイクアップ術も新たな視点をもつ必要があるのではないでしょうか。
新しい選択を迫られている私たちに必要なのは、美容の新たな常識を知ること。そこで、今と未来の美しさのために知っておいてほしい、12の提言をまとめました。
今回は、オンライン会議対応の本命アイシャドウ「透けるグレージュ」をご紹介します。
重ねるほどに軽やかで、洗練の眼差しに。新しいサンク クルールの「透けるグレージュ」
'80年代、ひとつのパレットに5つの色彩を盛り込んでアイメイクに自由と無限の可能性をもたらした歴史的名品が生まれ変わりました。「生質感パウダー」というべき最新テクスチャーはクリーミーで軽やか。
自分の肌の一部のようにヌーディな触感と透けるような発色は、今この瞬間に私たちが求めるファッションやライフスタイルに共鳴するかのよう。
「ディオール」由来の色であり、私たちの最愛の色であるグレージュもカラーの重ねやブレンドでより奥行きが出て、リモート向きの洗練印象に。
PC越しでもぼんやり目元にならない! オンライン会議対応の本命アイカラー。ディオール「サンク クルール クチュール 079」
ディレクターのピーター・フィリップスがオートクチュールのルックをヒントに新たな生命を吹き込んだ。マット、サテン、メタルなどクチュリエの技さながらの多彩にして繊細なテクスチャーは、重ねるほどに光と透け感と立体感が増す。左上のピンクがかったグレージュにシルバーを重ねるとメリハリのある目元に。
知っていますか? サンク クルール History
1987年に誕生した5 色セットのアイシャドーはパリのメゾンを彷彿させるファッション性に富んだ色彩で世界の女性を虜にした。Preciousは2010年3月号の名品特集でパッケージの変遷や絶妙な配色をクローズアップ。組み合わせの自由度が高く、アイメイクによって女性が無限の美しさを獲得できることを教えてくれるのも名品たる由縁。
いかがでしたでしょうか? 次回は、シャネルの「今どきの大人色」コスメ9選をご紹介します。お楽しみに!
※掲載した商品はすべて税抜です。
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- TEXT :
- 松澤章子さん ビューティディレクター
- BY :
- 『Precious9月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)
- WRITING :
- 松澤章子
- EDIT :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)