ファッション賢者が、Preciousアーカイブのなかから厳選! 時代を経ても色あせない「不朽の名品」|フェンディ(FENDI)の『ピーカブー』

創刊以来、Precious に登場した多くの「名品」のなかから、永遠に色あせることのない「名品」とは何か、を改めて、ファッションプロのみなさんが厳選。それぞれの「名品」に対する思い入れやエピソードとともに、お届けします。

「名品特集」がスタートしたのは今から16年前の、Precious創刊号から。ファッションプロの方々に推薦していただいた「名品」候補アイテムを、スタッフが実際にお店に出向いてリサーチし、心から納得できたものだけを、「名品」として選定。

商品の歴史やつくり手の思いまでを伝えるこの特集は、当時女性ファッション誌として、画期的なものでした。 試行錯誤の結果、たどり着いたひとつの結論は、「名品」とは、観賞に値する美しさだけでなく、実用性も含めた実力を兼ね備えたアイテム、流行に左右されない不変のアイテム、ということ。

ウィットと気品が共存する

バッグ_1,名品_1
Precious2015年2月号掲載  [Precious2020年8月号70ページ]

イタリア伝統のクラフツマンシップをベースにしながら、ウィットと気品が共存するバッグ、『ピーカブー』。2009年春夏コレクションで初お目見えし、留め具を外してカジュアルダウンできる画期的なデザインが話題をさらった。

持ち方しだいで表情を変える遊び心と、ふたつのコンパートメントに分かれ、使い勝手も抜群な仕様など、キャリア女性からの支持率が高い。サイズ、素材、カラーともにバリエーション豊富なのも魅力。


「不朽の名品」で掲載した商品は、過去のPreciousで掲載した記事からの転載なため、現在は買えないものも含まれています。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

WRITING :
河西真紀
EDIT&WRITING :
兼信実加子、喜多容子(Precious)