今年の春夏は、クラシコスタイルに新たな風を吹き込んだグリーン系とブラック系の配色を指す「ネロ エ ヴェルデ」のコーディネートに注目が集まった。引き続きグリーン系のスーツに熱視線が注がれているが、爽やかな春夏のコーディネートとは違い、紅葉色づく秋はどう着こなすのが正解か?ここではそんなグリーン系スーツの着こなしを紹介していきたい。
キーワードは「枯れ感」。グリーン系のスーツには、ブラウンとボルドーを合わせシックに着こなせ!
ミニマルなワントーンの着こなしはファションの基本!
フルキャンバス仕立てによるカルーゾの定番モデル「アイーダ」からは、オリーブグリーンとベージュの中間のような優しい色合いのスーツが登場。やや低めに設定されたゴージラインやパッチポケットなどカジュアルクラシックな印象のスーツには、同系色のシャツを合わせたワントーンでスマートさを演出したい。スカーフやタッセルなどを合わせることでコーディネート全体の重苦しい印象は避け、あくまでも軽快感のある着こなしを。
ボルドーとグリーンの組み合わせでオータムカラーを楽しむ!
1950年創業の老舗ファクトリーブランドである、ジャンフランコ ボメザドリ。同じくフルキャンバス仕立てによる正統派は、ダークオリーブカラーのニュアンスがとても美しい1着だ。そんな正統派のスーツにはやはりタイドアップがよく似合う。ベージュがかったシャツにボルドーを基調としたタイを合わせれば、秋らしいトーンのコーディネートの出来上がり。タイドアップしたからといって重厚な足元は作らずに、適度な抜け感を演出したい。
個性際立つスーツはいかがだっただろうか。いつものグレーや黒も捨てがたいがたまには気分を変えて、違う色のスーツを選んでみてはどうだろうか。
※価格はすべて税抜きです。
問い合わせ先
- エイチジェイエム TEL:03-6334-0885
- シップス 銀座店 TEL:03-3564-5547
- バインド ピーアール TEL:03-6416-0441
- バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120-137-007
- 渡辺産業プレスルーム TEL:03-5466-3446
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- WRITING :
- 河又雅俊