イタリアやアメリカ、中国など、海外の粋人たちの間で盆栽がブームである。一方で、日本国内に目を向け盆栽を発信するのが、トラッドマンズボンサイだ。趣味人の世界に留まらず、セレクトショップなどの新しい空間に盆栽を展示し、シンプルだが奥深い魅力を次世代に提案する。
趣のあるインテリアに!
シンプルで奥深い盆栽の世界
盆栽師の小島鉄平さんがトラッドマンズボンサイの代表。アパレルのバイヤーを経て、この道に入ったことから、盆栽をファッションになぞらえるのがうまい。「盆栽は、古着のように受け継ぐもので、完成はない」と。
師匠からみっちりと見立てや技術を学び、今、中心に手がけている盆栽が「松柏(しょうはく)」。「松柏」とは、松やヒノキの常緑針葉樹の総称。樹齢を重ねた古木が多い、盆栽の王道だ。この樹齢約80年の「五葉松」をリーバイスの『501』と小島さんはたとえる。
トラッドマンズボンサイは、古くて新しい盆栽の未来を追求する。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 小池紀行、池田 敦(パイルドライバー/静物)
- EDIT :
- 矢部克已(UFFIZI MEDIA)