本格的なアウターの出番にはまだ早いが、レザーアウターを着るのには最適な季節。そこでおすすめしたいのが、ゴートスエード(山羊)を使用したレザーアウターだ。数あるレザーの中でも、非常に柔らかく、耐久性や耐摩耗性に優れているのが特徴だ。窮屈さを感じさせない着心地に加えて、素材特有の持ち味である、上品さが大人の休日スタイルを優雅に演出してくれる。ここではおすすめのレザーアウターを紹介するので参考にしていただきたい。

大本命!レザーアウターを買うならこの3つ!

手軽さと保温性が両立したシャツタイプ

シャツ¥128,000(シップス 銀座店〈チンクワンタ × シップス〉)
シャツ¥128,000(シップス 銀座店〈チンクワンタ × シップス〉)

ミリタリー由来であるCPOシャツをベースに、ゴートスエードで表現することで贅沢に仕立てたシャツ。裏地のない一枚仕立てによる軽やかな着心地とゴートスエード特有の柔らかさや滑らかさは羽織るだけで心地よい。フロントのフラップポケットをスクエアにすることでモダンな印象となり、素材とも相まって新鮮さを与えるアイテムだ。

問い合わせ先

シップス 銀座店

TEL:03-3564-5547


アウターだけでなくインナーとしても使える万能フーデット

ブルゾン¥110,000(ストラスブルゴ〈インスピンクト〉)
ブルゾン¥110,000(ストラスブルゴ〈インスピンクト〉)

胸ポケットに袖ボタン、フロントのボタン仕様など随所にシャツのディテールを施すことにより、クラシカルな印象漂うフーデットブルゾン。裏地を省き、薄く仕立てたゴートスエードブルゾンだから着膨れすることがなく、暖かさの残る日ならアウターとして活躍、冷え込む冬ならコートなどのインナーとして活用できる。

問い合わせ先

ストラスブルゴ

TEL:0120-383-653


シルエットはGジャンでも、上質さは桁違い!

ジャケット¥000,000(ああああああ〈エンメティ〉)
ジャケット¥125,000(リング 東京店〈エンメティ〉)

胸元に施されたフラップ式ポケット、フロントの切り替えし、金属製のタックボタンなど、シルエットやディテールはGジャンそのものだが、素材をゴートスエードに変えることで上品に生まれ変わったブルゾン。着丈が短くタイトなシルエットではあるが、ゴートスエードの柔らかさにより、決してデニムのような窮屈さを感じさせることはなく、温かく快適な着心地を得ることができる。

問い合わせ先

リング 東京店

TEL:03-3497-5577


秋らしい芳醇な色使いで、エレガントなレザーコーデを楽しむ

ジャケット¥125,000(リング 東京店〈エンメティ〉)・ニット¥51,000(トレメッツォ〈フェデリ〉)・カットソー¥15,000(にしのや〈エース〉)、パンツ¥35,000(ピーティー ジャパン〈ピーティー トリノ〉)、靴¥79,000(エイチジェイエム〈ボードイン アンド ランジ〉)

ゴートスエードのアウターは、その上質で落ち着いた雰囲気が秋の季節感にぴったり。柔和なピンクカラーのパンツでシーズンカラーを取り入れつつも、コーディネート全体が淡い色彩となって間延びしないよう、ニットや小物などに黒を取り入れてコーディネートを引き締めたい。そうすることで、ゴートスエードの素材感がしっかりと際立ち、エレガントな雰囲気をより一層引き立ててくれる。

出番の少ないレザーアウターだからこそ、ゴートスエードを用いたアイテムを取り入れるのがおすすめだ。夏を除いた3シーズンで着回しができて、アウターとしてだけでなくインナーとしても活用できる。初めてのレザーアウターであれば、こちらで紹介したようなアイテムを購入することをおすすめする。

※価格はすべて税抜きです。

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名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊