「車前草」ってなんの植物?漢方にも使われています!
本日9月27日は『女性ドライバーの日』です。
1917(大正6)年のこの日、栃木県在住の渡辺ハマさんという23歳の女性が、日本の女性として初めて運転免許を取得したことに由来します。
1917年というと、いまから100年以上も昔ですね。そもそも自動車の普及率もとても低く、「まだ自動車を見たことがない」という人も多かった時代です。加えて女性の社会進出もいまほど進んでいませんでしたから、そんな中で自動車を乗りこなすハマさんは、さぞや輝いていたでしょう。
…というところで、本日1問目のクイズです。
【問題1】「運る」ってなんと読む?
「運る」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「ぐるぐる回る。回りながら進んで行く」などの意味を持つ日本語です。
<使用例>
「季節は運り、今年も、さわやかにドライブを楽しめる季節がやってまいりました。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 運(めぐ)る です。
「運転」の「運」という字は、「運(はこ)ぶ」という訓読みのほうが有名ですが、実は「運(めぐ)る」という読み仮名もあるのです。
そういえば、「運命」の「運」でもありますし、占いなどで「良い運気が運(めぐ)ってくる」などの表現もあります。
「回りながら進んでいく」という部分では、自動車の車輪も「運(めぐ)る」運動を繰り返しているのですね。
さて、2問目も、車に関連するクイズです。
【問題2】「車前草」ってどんな植物?
「車前草」の「しゃぜんそう」以外の読み仮名をお答えください。
ヒント:「車前草」という表記は、この植物が「車の轍(わだち)の部分などによく生える」ことに由来しています。
<使用例>
「車前草って、食物繊維が豊富らしいわね。最近ではよく、ダイエット食品に使われてるわよね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 車前草(おおばこ) です。
画像の植物です。
車前草には「踏まれると粘液が出て、種子が踏んだモノに付着し、運ばれて繁殖する」とい性質があります。ですので、人や車に踏まれやすい場所に生えるのです。
本日は『女性ドライバーの日』にちなんで、「運転」や「車」にちなんだ難読漢字
・運(めぐ)る
・車前草(おおばこ/しゃぜんそう)
をお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『Green Cast』(シンジェンタジャパン株式会社)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱