それ一枚でコーディネートの立体感を高めてくれるのはもちろん、アウターを重ねて首周りをポイントにすることもできるボリュームタートルネックのニットトップス。見た目にも暖かそうなこのアイテムは、適度なルーズ感でこなれた表情に仕上げてくれるのが嬉しいです。

ニットコーデに差がつく!ボリューミィなタートルネックニットコーデ3選

■1:ジジ・ハディッドは…ハンサムなオールブラックに適度なルーズ感をプラス

意外と難しいオールブラックは、異素材ミックスとほんのり隙を作るのが成功に導く鍵。
意外と難しいオールブラックは、異素材ミックスとほんのり隙を作るのが成功に導く鍵。

小物も全て同色にこだわり、クールなオールブラックスタイルを見せたモデルのジジ・ハディッド。

コーディネートを一色のみに絞るとのっぺりしてしまう心配がありますが、彼女のように立体的なケーブルニットとリッチな光沢感のあるサテンスカートの異素材をミックスすると、間延びがなくなります。また、クールな印象が強いオールブラックも、ボリューミィなタートルネックを選ぶことで程よい脱力感を授けることができます。

ストイックな黒は、印象的なアシンメトリーデザインのスカートとニーハイブーツでほんのり肌見せ。隙を作り、抜け感に繋げています。

■2:オリヴィア・パレルモは…ボリュームネック×マスタードでぬくもりアップ

マスタード×ベージュの暖色コーデは、レザーを迎えてほんのりスパイシーに。
マスタード×ベージュの暖色コーデは、レザーを迎えてほんのりスパイシーに。

寒さの中に冬の気配を感じるようになってきたこの頃には、オリヴィア・パレルモのような見た目にもぬくもりたっぷりな暖色コーディネートを参考にしたいです。

こっくりとしたマスタードが季節感にマッチするニットは、たっぷりとしたネックで暖かそうな印象が引き上がります。ドロップショルダーデザインなので、着るだけでこなれたシルエットが手に入るのもポイントに。

ニットの温感を確保すべく、ボトムスとシューズはベージュをセレクト。レザーメッシュスカートにロングレザーブーツというモードな組み合わせですが、優しげな色のおかげで親しみやすくまとまります。

■3:キーリー・ホーズは…白を上下に散らして洗練カジュアルを実現

シンプルカジュアルがこなれるのは、色の配置とこだわりニットのおかげ。
シンプルカジュアルがこなれるのは、色の配置とこだわりニットのおかげ。

オーソドックスな黒スキニーデニムも見違えるニットスタイルを披露した、女優のキーリー・ホーズ。

身体が少し泳ぐようなサイズとボリュームネックデザインで、スキニーパンツとのメリハリバランスを叶えています。グレーと黒の大人カジュアルスタイルは、白のカットソーを忍ばせたり、足元にもシャープな切れを加えてくれる白スニーカーを配置することで軽やかに。

モノトーンスタイルにこそ映えるパキッとした真っ赤なルージュで華やぎを添え、カジュアルをランクアップさせていますね。


これからの季節に欠かせない、タートルネックニットコーデをご紹介しました。

ボリューミィなネックデザインなら、その立体感で瞬時にこなれた印象に導くことができます。着回し力もしっかり備えているので、ニットを新調する際にはボリュームタートルネックも検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
GETTY IMAGES
WRITING :
阿部芙美香