【第5問】夏の間、浴衣をおしゃれに着たい時は、半幅帯でなく名古屋帯を合わせても良い。
「YES」と答えたあなた、正解です。
浴衣はもともと「湯上りの部屋着」として、昔は「寝間着」などで着用されていました。
現代では「夏(地域差がありますが、主に7~8月)のお洒落着」として用いられる性格が濃くなったので、ドレスアップ用に名古屋帯を用いても大丈夫です。
名古屋帯を締める場合は本来の「浴衣=(寝間着/ワンマイルウェア)」としてではなく、
現代的な「お出かけ着・街着」として「軽装の着物」として用いる、という意味合いを持ちますので、「半襟」をつけ、足元は素足でなく足袋をはいたほうが調和がとれます。
「半襟」は襦袢(=着物用の下着)から見える襟元部分にかぶせて縫い付け「外に見せてよいお洒落な状態」にするものですが、
最近では暑い夏の装いに合わせ、涼しく着られる和装下着がいろいろ出ていますので、ご参考になさってください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱