アイコニックなスカルロゴで知られるハイドロゲンは、創立者でありデザイナーも務めるアルベルト・ブレーシによって、2003年、イタリア発のラグジュアリースポーツブランドとしてデビューを飾った。“水素”を意味するブランド名は、1歩先を行く未来の燃料に由来し。若干26歳にしてブランドを立ち上げた若き創業者の先鋭的なデザイン哲学がこめられている、
ブランド創生期から、ハイドロゲンは、フィアットやランボルギーニ、アルファロメオといった、異業種のビッグブランドとのコラボレーションを矢継ぎ早に発表。革新的なアイデアで、“ラグジュアリーなスポーツウエア”という新しいジャンルを確立した。
このラグジュアリースポーツウエアで培ったブランドのアイデンティティからインスピレーションを受け、腕時計として表現したウォッチブランドが、『ハイドロゲンウォッチ』である。独創的なスタイルはスイスでデザイン。「ラグジュアリー」と「スポーティー」のエッセンスを、腕時計の意匠とシンクロさせることで、類のない個性と存在感を創り上げている。
象徴的なスカルロゴをあしらう圧倒的な存在感
脱コンサバのラジカルなデザインの3モデル
ブランドを象徴するスカルアイコンを大胆にダイヤルへあしらい、2020年秋冬の新作として登場したのが「スカルコレクション」だ。
ユーザーのリクエストから生まれたこのコレクション。一目でブランドを認識でき、ラグジュアリーな“遊び心”をくすぐる『スポルティヴォ』2 型と、『オットー』1 型がラインナップされている。
『スポルティヴォ』HW324208-SKは、ダイヤルの中央に配したハイドロゲンスカルと、肌なじみのいいラバーにカモフラ柄を施したデザインが特徴。
スポーティなダイバーズベゼルを採用した『スポルティヴォ』HW324207-SKは、ケースに316L ステンレススチールを採用。ベゼルやケース、ブレスレットはマットとポリッシュで仕上げ、2トーンによってラグジュアリー感を高めている。
『オットー』HW224008-SKはエッジの効いたベゼルデザインと、炭素繊維パターンが施されたカーボンデザインのバンドが印象的なモデル。
3型ともにスケルトン仕様のケースバックを採用し、自動巻きムーブメントを鑑賞できる。脱コンサバに最適なウォッチコレクションといえそうだ。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター