「木耳」ってなんと読む?「きみみ」ではありませんよ!お肌にうれしい、おいしいもの、なんでしょう?
11月18日は『土木(どぼく)の日』という記念日です。
『土木の日』というと、土木事業に馴染みのない方には耳慣れない記念日かもしれませんが、なんと139年前に制定された、大変歴史のある記念日なのです。
旧・建設省(現在の国土交通省)の支援で、1879(明治12)年に学術団体、旧・工学会(現在の公益財団法人日本工学会)が設立されたことを記念して制定された記念日で、現在でも毎年『土木の日』からの1週間を『くらしと土木の週間』とし、土木への理解を深めるための、さまざまなイベントが催されています。
こうした活動に支えられて、私たちの暮らしに欠かせない建築物の技術が、日々進化しているのですね。
『土木の日』、および工学会の創立日として11月18日が選ばれのも、「土」という字を分解すると「十と一」に見えること、「木」という字を分解すると「十と八」に見えることから、11月18日に制定されたようです。…学術団体らしく、アカデミックな工夫を感じますね!
…ということで本日は、「土」「木」という字の入った難読漢字クイズに挑戦していただきます。
【問題1】「土筆」ってなんと読む?
「土筆」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:食用にもなる植物で、「土から芽吹いた筆」のような形をしています。
・・・さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 土筆(つくし) です。
読み仮名としては当て字ですが、「なるほど」と納得できる遊び心を感じる表記ですよね!
…さて2問目も、遊び心いっぱいの熟語です。
【問題2】「木耳」ってなんと読む?
「木耳」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「耳茸(みみたけ)」という別名も持つ食用できるキノコで、植物性コラーゲンに富んだプルプルした食感が特徴です。
さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 木耳(きくらげ) です。
言われてみれば、木耳はたしかに、耳のような形をしていますね。
「木耳」という字、特に習っていなくてもメニューなどに書いてあると「木耳(きくらげ)」とすぐわかるのに、改めてクイズになっていると読めなかった…という方もいらっしゃるのでは?
木耳にコラーゲンが多い、というのは有名ですが、実はビタミンDやカルシウム、鉄分も豊富に含まれている、優秀な食材なのです。カロリーも低く、食感がアクセントにもなるので、ふだんのお食事から積極的に取り入れたいですね!
本日は『土木の日』にちなんで
・土筆(つくし)
・木耳(きくらげ)
という難読漢字をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:公益財団法人日本工学会ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱