1月号の「ニューノーマル時代の『新名品』」特集内で、雑誌『Precious』編集部は、世界的パンデミックを経験し価値観の変わる今を生きる女性にふさわしい、ファッションの「新名品」について考え抜き、「ネオベーシック名品」「ハッピー名品」「エンパワーメント名品」という3つのカテゴリーに分けました。

今回ご紹介するディオールのニット「バー」ジャケットは、「ネオベーシック名品」のひとつ。スタイリスト・犬走比佐乃さんにご推薦いただきました。

※「ネオベーシック名品」=働き方や移動手段が変わるなど、ライフスタイルが変化したからこそ、改めて選びなおしたい着こなしの軸となるアイテムのこと。着心地のよさを絶対条件としています。
犬走 比佐乃さん
スタイリスト
(いぬばしり ひさの)富士見高等学校から文化女子大学短期大学部被服専攻科を卒業し、SUNデザイン研究所に入社。主にファッションショーのスタイリストとして"ケンゾー""サンローラン""ディオール"等のショーの制作に携わる。1985年、SUNデザイン研究所より独立し、フリーランスのスタイリストとしてファッション全般の広告、雑誌関係の仕事を中心に、セミナー、トークショー等でも活動している。

ニット素材に進化しても、秀逸な美シルエットは健在!|ディオールのニット「バー」ジャケット

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ジャケット¥410,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) ●素材:ヴァージンウール ●色展開:ブラックのみ ●サイズ展開:34、36、38、40、42(フランスサイズ) ●その他:ニットならではのしなやかな質感のジャケットは、シワになりにくい点も優秀。 ●着こなしは…白Tシャツを合わせて、フレッシュに。セットアップ風のシルクニットのプリーツスカートが歩くたびに揺れて、軽快なムードを醸し出す。Tシャツ¥85,000・スカート¥350,000・バングル¥66,000・バッグ¥370,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、タイツ/私物

「美しいジャケットほど、女性の魅力を引き立てるものはありません」と明言し、キャリア女性にふさわしいジャケットワードローブを提案し続ける、スタイリスト・犬走比佐乃さんが太鼓判を押すのが「ディオール」のニットジャケット。

1947年にムッシュ ディオールがデザインし、当時の「ニュールック」の象徴となった「バー」ジャケットが進化してお目見えしました。

「エレガントなフォルムで唯一無二の存在感を放つ『バー』ジャケットがニット仕立てに変わるだけで、こんなにも新しく、かつ日常のあらゆるシーンに寄り添う一着になるなんて…、と驚かずにはいられません。

遠目に見ると、体のフォルムをこれ以上ないほど美しく見せる、エレガントなブラックジャケットでありながら、実はニット仕立てで着る人に心地よさを与えてくれるという『優しさ』が、今の時代に選ばれるゆえんです」

バックシルエットは…

ジャケット_2,ニット_2
リブ仕立てでありながら、高密度で編み上げることにより、「バー」ジャケットの証ともいえる、美しいウエストラインを実現。腰にかけて広がる優雅なシルエットはさすが。

ディテールは…

細かな目で編み上げたリブ仕立てが、美シルエットと着心地のよさを実現。ニット地のくるみボタンをダブルであしらい、端正に。
細かな目で編み上げたリブ仕立てが、美シルエットと着心地のよさを実現。ニット地のくるみボタンをダブルであしらい、端正に。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

問い合わせ先

クリスチャン ディオール

TEL:0120-02-1947

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Precious.jp編集部 
BY :
『Precious1月号』小学館、2021年
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PHOTO :
生田昌士(hannah/人物)、池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
三好 彩(ファッション)、来住昌美(インテリア)
HAIR MAKE :
野田智子
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)