1月号の「ニューノーマル時代の『新名品』」特集の内で、雑誌『Precious』編集部は、世界的パンデミックを経験し価値観の変わる今を生きる女性にふさわしい、ファッションの「新名品」について考え抜き、「ネオベーシック名品」「ハッピー名品」「エンパワーメント名品」という3つのカテゴリーに分けました。

今回ご紹介するジル サンダー+のフリースセットアップは、「ネオベーシック名品」のひとつ。ファッション・ジャーナリストの西山栄子さんにご推薦いただきました。

※「ネオベーシック名品」=働き方や移動手段が変わるなど、ライフスタイルが変化したからこそ、改めて選びなおしたい着こなしの軸となるアイテムのこと。着心地のよさを絶対条件としています。
西山 栄子さん
ファッション・ジャーナリスト
(にしやま えいこ)松屋銀座本店にファッション コーディネーターとして13年間勤務した後、「西山栄子ファッションオフィス」を設立し、 ファッション・ジャーナリストとして活躍中。ファッションブランドのコンサルタントのほか、新聞、雑誌への寄稿や著書も多数。新刊『50代からのおしゃれバイブル』(講談社)が発売中。

カシミア混の優しい風合いで、極上のリラックスウエアに。|ジル サンダー+のフリースセットアップ

カシミヤ_1,トップス_1,スカート_1,ピアス_1
トップス¥118,000・スカート¥73,000(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー+ バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉) ●素材:カシミアブレンドのフリース ●色展開:オフホワイトの「サンドストーン」のみ ●サイズ展開:[トップス]XS、S[スカート]XS、S、M ●その他:ソフトな質感ながら、構築的なフォルムでモードな着映え感が。 ●着こなしは…耳元にはパールを合わせて、クリーミーな配色に。ピアス¥414,000(TASAKI)、タイツ/私物

「都会から抜け出した暮らし」をコンセプトにした「ジル サンダー+」は、公私ともにパートナーである、ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻がクリエイションを手がけ、自然を愛するふたりのライフスタイルを反映。雄大な自然と調和するようなワードローブが、ニューノーマル時代の今、心の琴線に触れるのです。

ファッション・ジャーナリストの西山栄子さんいわく「一貫してリラックスしたムードを漂わせながらも、卓越したカッティング技術で、とびきり旬をまとうことができるセットアップ。トップスはドロップショルダーで優しく体を包み込む、ゆったりとしたシルエット。スカートは曲線を描くスリットがポイントとなり、シンプルでいて、しゃれた印象へと運んでくれるのです。

ニュートラルな一枚に身を委ねて、新しいおしゃれの可能性を探求する…、そんな好奇心こそ今の時代の重要なエッセンスになりそうです」。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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Precious.jp編集部 
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『Precious1月号』小学館、2021年
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PHOTO :
生田昌士(hannah/人物)、池田 敦(パイルドライバー/静物)
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三好 彩(ファッション)、来住昌美(インテリア)
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立野リカ(Precious専属)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)