夢見心地の時間を体験しに、豪奢なハイジュエリーが待つTASAKI銀座本店へ!
日本が世界に誇るラグジュアリージュエラー「TASAKI」。ジュエリーの常識を覆す斬新なパール使いで注目された「バランス」シリーズなど、装いにひとつ加えるだけで格段におしゃれ度が高まるTASAKIのジュエリーは、ファッション関係者やセレブはもちろん、キャリア女性からも高く支持されています。
そしてTASAKIが毎年発表している「TASAKI Atelier(タサキ アトリエ)」のハイジュエリーコレクションもまた、独創的なアイデアが光るデザインと、それを現実のものにする熟練のクラフツマンシップが結集したもの。目も心も奪われる存在感にあふれています。
長年エディターという仕事をしてきて、展示会や撮影でハイジュエリーを拝ませていただく機会はありました。でも、当然ながら実際に身につけることはもちろん、手を触れることすらおそれ多くてできません。
それが、今回はなんとTASAKI Atelierの新作ハイジュエリーコレクションを試着させていただけることに! 「私なんぞで本当にいいのだろうか…」という一抹の不安を抱きながらも、2020年11月某日、TASAKI銀座本店にお伺いしました。
心浮き立つ情熱的な赤を基調とした、TASAKIのホリデープロモーション
TASAKIでは、2020年12月27日(日)までホリデーシーズンに向けたプロモーション「TASAKI Pearly Holiday Greetings(TASAKI パーリー ホリデー グリーティングス)」を開催中。銀座四丁目交差点のすぐ近くにあるTASAKI銀座本店も、いつもと違った佇まいです。
エントランスでは、スノードームのオブジェがお出迎え。検温と消毒を行ってから床に記された位置に立つと、スノードームの中の映像が動き出します。映像にはいくつかのパターンがあるので、思わずじっくり見入ってしまいました。
店内もファサード同様に赤をアクセントとしたディスプレイに模様替え。1階のフロアにはアイコンシリーズの「バランス」をはじめ、人気のジュエリーが勢ぞろい! プロモーション期間だけのフォトブースも設置されています。
ホリデーシーズンに向けて登場した新作は、今年誕生10周年を迎えた「バランス」シリーズを記念した「バランス 10」コレクションでもお目見えした「バランス ネオ」のネックレスとリング。ネックレスは赤みをおびたサクラゴールドとホワイトゴールドの2種。リングはホワイトゴールドがラインナップに加わりました。
ハイジュエリーの前に、まずは人気の「バランス」シリーズから試着をスタート!
私が最初に試着させていただいたのは、ホリデー新作のネックレス。サクラゴールドが優しく肌に映えます。レオパード柄という強めのワンピースを着ていたにも関わらず、しっかりと存在感があるのは「バランス」ならでは。
なお、今回の体験取材では、顔周りによったカットの撮影時のみマスクを外しました。
「バランス ネオ」リングの最大の特徴は、指にはめたときに高さがあること。バーの上でパールが浮遊しているようなデザインが新鮮さとモダンな表情を醸し出します。
2020年春に発売されたサクラゴールドとイエローゴールドに、ホリデー新作のホワイトゴールドが加わって、3つのゴールドカラーがラインナップ。ゴールドの色によって微妙に肌映りが異なるので、ぜひ実際につけて見比べてください!
「バランス 10」コレクションには、ダイヤモンドをあしらったデザインも。ネックレスのバーやリングのアームなど、シンプルな直線や曲線に少しのずれもないようにダイヤモンドをセッティングするためには、高い技術が必要となります。
並んだパールの中にひとつだけパヴェダイヤモンドが敷きつめられたボールをあしらったリングとネックスは、より一層の職人技が光るデザイン。パヴェボールは、繊細な輝きとなめらかな表面を実現するために、微小なサイズ違いのダイヤモンドが計算して配置されています。
そしてTASAKIが厳選した最高級の真珠と同様の美しい真円に見えるのは、ダイヤモンドのテーブル面を円の表面にそろえて丁寧に石留めするという精緻な手仕事があってこそ。爪の位置にまで徹底的にこだわることで、ダイヤモンドの輝きが最大限に引き立ち、極上の質感を生み出すのです。
いざ、圧巻のハイジュエリーを着用しに4階フロアへ!
「バランス」シリーズの試着で少し緊張を緩めたら、4階のハイジュエリーフロアへ。今はホリデープロモーションの一環で、ウェルカムドリンクのカウンターやツリーのオブジェが設置されています。
エレベーターで一気に4階に上がることもできますが、個人的には階段がおすすめ。というのも、階段を上がったところに今回着用させていただく新作ハイジュエリーのディスプレイが並んでいるから。遠目にもそのまばゆさがはっきりとわかり、一歩近づくごとに期待が高まります。
今季のTASAKI Atelierハイジュエリーコレクションのテーマは、「Living Nature」。オーガニックなフォルムにパールや色鮮やかなカラーストーンをふんだんにあしらい、自然界から生まれた美を讃えています。
コレクションは全12シリーズで構成されていて、それぞれにストーリーが。今回はそのなかから「フォレストヴァレー」「オーア」「オーロラ」を試着させていただきました。
約84カラットのアクアマリンなど、濃淡豊かな青と緑のハーモニー
「フォレストヴァレー」は、熱帯の深い森に降るスコールがやみ、一面が霧に覆われ、鬱蒼としげった木々の葉がまとった水滴が光り輝く…そんな豊かな生命を育む壮大な大地の営みを感じさせるデザイン。
深い森のような神秘的な輝きを秘めた、ブルーからグリーンへとニュアンスが変化するカラーストーンを用い、植物の多様性を表現するために大きさやカットが異なるようにちりばめられています。
胸元で複雑な色と輝きを放つネックレスには、83.67ctのアクアマリンをはじめ、サファイア、トルマリン、ベリルと、美しいグリーンとブルーのカラーストーンをミックス。ブルーのグラデーションには白いあこや真珠を、グリーンのグラデーションには黒蝶の南洋真珠がアクセントにあしらわれています。
カラーストーンはすっきりとしたバゲットや、プリンセス、マーキス、オーバル、ペア、トリリアントといった、さまざまなシェイプのカットが織り交ぜられ、さらにそれらを留める爪にもダイヤモンドをセット。陽光のきらめきが表現されているという緻密なデザインです。
これだけのボリュームなので確かに重さはあるのですが、首やデコルテのカーブにしっくりとフィットするので心地よい重みという印象。ただ、つけていただく間も何かあってはいけないと身動きひとつとれず、撮影中も硬直状態…。これでレッドカーペットを歩くなんて度胸は、私にはありません。
ネックレスと呼応したデザインのイヤリングは、左右で異なるデザイン。耳にかける部分と、耳の裏側で留める部分で固定するのですが、一人ひとり形が異なる耳にぴったりと合わせるためには微調整が必要に。私も写真の左耳用をつけてはみたものの、少々不安定だったので移動するのが怖すぎて撮影は断念。もちろん、購入した際にはその人の耳にきちんとフィットするようにフック部分を調整してもらえます!
ネックレスのブルーグラデーション部分とおそろいの右耳用もあり(ディスプレイの写真に写っています)、3点セットでつけたらどれほどのオーラを発揮することか…。
大粒ストーンとパールを独創性豊かに組み合わせた、アシンメトリーイヤリング
「オーア」は、火山が噴火したあとのカルデラに、地形が変化することで生まれた、宝石のように輝く湖…鉱物を含んだ湖水がきらめき、移り変わる空の色を鮮やかに映し出すという幻想的な美しさを表現。
さまざまな種類のカラーストーンやパールをミックスした、左右で異なるアシンメトリーなデザインのイヤリングがそろいます。
まるでプリンセスのような気分を味わえたのが、こちらの「オーア」イヤリング。曲線を描いて連ねられた可憐なパールと大粒のカラーストーンが、何とも言えない愛らしさです。
ピンクオパールは19.23ct、アクアマリンは29.17ct、ペリドットは23.63ctと、どれも迫力の大きさ。それぞれが異なるシェイプにカットされ、さらに石を取り巻くパールのデザインも違っているため、見ているだけで楽しくなるリズミカルなデザインに仕上がっています。
流れ落ちるパールのフリンジがエレガントな、もうひとつの「オーア」イヤリング。右耳のフリンジはパールのみで、26.11ctのシトリンと6.58ctのイエロークォーツを引き立てるデザイン。
一方、左耳には大粒ストーンは使用せず、フリンジのパールの間にアメシストとブルートパーズ、シトリンがあしらわれていて彩りを添えています。また、イヤリングを耳にかける部分も右耳はパールがちりばめられ、左耳はシンプルにという違いにも遊び心が。
この色彩バランスの絶妙さと、似ていながらも性格が違う双子のように、左右で少しずつ異なる魅力をもつという自由闊達でプレイフルなデザインセンスに脱帽しました。
選び抜かれた最高級パールを抱きしめる、優美な輝きの曲線
「オーロラ」は、TASAKI Atelierを代表するアイコニックなシリーズ。水の深さや差し込む光によって多彩な表情を見せる海と、海がもつすべてを包み込むような美しさが表現されています。
今季は、幾重にも重なり合いながら海へと降り注ぐやわらかな光を、パールを巻き込むような有機的な曲線のメタルで描き出されています。
ペンダントには直径12ミリ、リングには直径9ミリ、10ミリ、12ミリの南洋真珠を使用。TASAKIが誇るハイクオリティなパールの魅力をダイレクトに味わえるのが「オーロラ」シリーズです。
胸元にアクセントを添えるペンダントは、ひねりを加えたダイヤモンドの帯がパールに巻きつき、どの角度から見ても美しい立体的なデザインに。大きさが異なる3つのパールをあしらったリングは、ボリュームがありながらも指をすっきりと美しく見せてくれます。
以上、Precious.jpエディターKによる「TASAKI銀座本店」でのハイジュエリー試着体験レポートをお届けしました。
お気づきの方もいると思いますが、実はせっかくのハイジュエリーに合わせたくて、途中で少しエレガントなワンピースに着替えています。ブティックには着替えのためのドレッシングルームは設けられていませんが、化粧室を使用しての着替えはOKだそう。家から着てくるのが難しい場合などは、ブティックの方に相談してみてください。
また、私のようにTASAKI Atelierのハイジュエリーの試着を希望される方は、必ず事前に銀座本店またはカスタマーサービスまでご連絡を! そしてハイジュエリーがディスプレイされた4階フロアは誰でも訪れることができるので、ホリデー向けのプロモーションを楽しむついでに足を運んでみてはいかがでしょうか?
※掲載した商品はすべて2020年12月現在の税抜価格です。
「TASAKI 銀座本店」
- 住所/東京都中央区銀座5-7-5
営業時間/11:00~20:00 ※当面の間は11:00~19:00の短縮営業
定休日/元日(7Fは火曜、水曜、12/30~1/3)
TEL:03-3289-1111
問い合わせ先
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 田中麻以
- EDIT&WRITING :
- 谷 花生