雑誌『Precious』編集部は、2021年1月号の「ニューノーマル時代の『新名品』」特集の中で、世界規模のパンデミックを経験し価値観の変わる今を生きる女性にふさわしい、ファッションの「新名品」について考え抜き、「ネオベーシック名品」「ハッピー名品」「エンパワーメント名品」という3つのカテゴリーに分けました。

今回ご紹介する、サルヴァトーレ フェラガモ、ロジェ ヴィヴィエ、マノロ ブラニクのベリーカラーのバックルシューズは、「ハッピー名品」のひとつ。スタイリスト・望月律子さんからご推薦いただきました。

おしゃれ心を刺激する美しさとともに、安定感のあるヒールで快適さも忘れない逸品ぞろいです。

※「ハッピー名品」=無条件に心を浮き立たせる、美しい色と輝きを持った、おしゃれする喜びを再認識させてくれるようなアイテムのことを意味します。
望月 律子さん
スタイリスト
(もちづき りつこ)雑誌『Domani』など、女性ファッション誌を中心に活動中。ベーシックでいながら洗練されたスタイルが人気。トークイベントやブランドとのコラボアイテムの開発など、活躍の場を広げている。著書『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス)が好評発売中。

足どりを軽やかに変える! きれい色の靴で装いを一新。ベリーカラーのバックルシューズ3選

靴_1
靴[上]『ヴィヴァ スリング』[ヒール2cm]¥84,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) ●素材:スエード×カーフ ●色展開:ベリー色のみ ●サイズ展開:21〜26.5cm、 [下右]『トランペット』[ヒール7cm]¥89,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) ●素材:エナメルカーフ ●色展開:レッドのほかに黒など多数 ●サイズ展開:34〜40(ヨーロッパサイズ)、 [下左]『ハンギシ フラット』[ヒール1cm]¥148,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) ●素材:ベルベット ●色展開:ネイビーのほか、ピンクなど全6色 ●サイズ展開:33〜40(ヨーロッパサイズ)

トレンドに関係なく、おしゃれ心を刺激する美しい靴も、快適さがスタンダードになった今では自然と安定感のあるヒールを選ぶように。だからこそ、存在感のあるバックルモチーフの靴を選ぶのがおすすめです。

ホリデーシーズンに映えるベリーカラーの靴なら、おしゃれが更新されると語る、スタイリスト・望月律子さん。「こっくりとしたベリーカラーなら足元だけが浮いてしまう心配がありません。トップスにも同じ色をリンクさせるなど、きれい色を生かした着こなしに挑戦すると、気分も盛り上がります」(望月さん)

サルヴァトーレ フェラガモの一足は、1979年に誕生した名靴「ヴァラ」のリボンがモダンに進化を遂げて。シャンパン色のスクエアバックルを施したロジェ・ヴィヴィエや144粒のクリスタルが輝くバックルを冠したマノロ ブラニクの一足は、ジェエリーにも匹敵する輝きを足元から放ちます。

マノロ ブラニクの「ハンギシ」を使ったコーディネート

靴_2,ワンピース_1,ピアス_1,バッグ_1
ブルーベリーのような愛らしい「ハンギシ フラット」が、ワンピーススタイルを華やかに。深みのある色を選べば、タイツとつなげやすく、これからの季節に重宝する。マノロ ブラニクの靴/上写真の[下左]と同じ、ワンピース¥133,000(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、ピアス¥8,000(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、バッグ¥94,000(ピエール アルディ 東京)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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Precious.jp編集部 
BY :
『Precious1月号』小学館、2021年
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PHOTO :
黒沼 諭(aosora/人物)、小池紀行・池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
三好 彩
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
細谷理紗
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)