冬の季語、「え?これが?」という、意外なものもあるのです!
本日は、いきなりクイズと参りましょう。
【問題1】冬の季語はどれ?
次の選択肢の中から、俳句の「冬の季語」とされているものを選んでください。
※答えは一つとは限りません。
1:焼鳥
2:吸入器
3:消防車
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 1:焼鳥 2:吸入器 3:消防車 3つすべて です。
「焼鳥」は、今でこそ通年食されていますが、昔は、冬を乗り越えるために脂肪を蓄えた鳥を食するものでした。
「吸入器」は、喉の炎症をおさえるスチームのための医療機器、ということで、乾燥して感染症が流行しやすい冬によく使用されるものです。
また、冬は乾燥で火事が多い、ということで「消防車」も冬の季語なのです。
…というところで、2問目のクイズです。
【問題2】「小火」ってなんと読む?
「小火」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:これで済めば、消防車の出動には至らないこともあります。
<使用例>
「アロマキャンドルは綺麗だけれど、眠くなって小火でも出したら怖いから、ディフューザーにするわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 小火(ぼや) です。
「大きくならないうちに消し止めた火事」という意味の言葉ですね。
火の元に気を付けるのはもちろんですが、万が一の際に「小火騒ぎ」で食い止めるためにも、みなさま、消火器の扱いは心得ておきましょうね。
実は明日・1月19日は『家庭消火器点検の日』です。消防の緊急通報用電話「119」にちなんだ記念日ですが、冬の乾燥の最中、改めて防災を意識することが必要なタイミング、とも言えるでしょう。
家庭用消火器は、みなさまの目と手の届く場所に設置されていますか?ない場合は、4000円前後の価格で、ネットショッピングでも購入することができます。
また、設置されている場合も、使用期限をご確認ください。期限切れの家庭用消火器を操作すると、破裂などを起こしてけがをする恐れもあるそうです。
家庭用消火器を処分する際には、各自治体の指示に従って適切に処分しましょう。
…備えあれば、憂いなし、と申します。「なるほど、119だから消火器の点検をする日なのね」という情報だけにとどまらず、ぜひ、点検なさってくださいね。
本日は1月19日『家庭消火器点検の日』の情報をご紹介しつつ、
・意外な冬の季語「焼鳥」「吸入器」「消防車」
のトリビアと、
・小火(ぼや)
という難読漢字をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:渋谷区公式サイト/横浜市ホームページ/『消火器リサイクル推進センター』ホームページ(一般社団法人日本消火器工業会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱