ラグジュアリーブランドがトレンドをつくり出し、最近では男性セレブもブローチをモードにつけこなすなど、クラシカル回帰やジェンダーレスの時流に乗ってブローチブームが再燃中!
一方で、リモートワーク中心の生活で、がぜん、リラックスしたニットスタイルが多くなっている今。顔周りに華やぎを添え、ニットに「あえて」合わせることで、はずしの効果を生み出すブローチは、今こそ取り入れたい注目のアイテムです。
そこで『Precious』2月号では「ブローチ」特集を展開中です。
本記事ではグッチ、ジョルジオ・アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、ロエベのコスチュームブローチをご紹介。いつものニットが見違える、ブローチ使いの最旬をお届けします。
■1:GUCCI(グッチ)|ビッグサイズの大胆なステートメントブローチでニットの着こなしが様変わり!
意表を突く大きさと、花をそのままブローチにしたかのような立体感のあるリアルなフォルムがユニーク。
ブラス製のゴールドトーンに、ヴィンテージの風合いを出したクラフト感も味わい深く、ブローチがもつコンサバなイメージとは程遠いグッチらしいモード感が魅力です。
白のフェミニンなニットスタイルにつけると、パンチの効いた新鮮味のある表情に。留め具が2か所にあるので安定感のあるつけ心地。
■2:GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)|エレガントな美学を体現するファインジュエリーのブローチ
ファインジュエリーコレクションの「Sì(シー)」シリーズのピンブローチ。白と黒の世界を、ダイヤモンドとオニキスを使って力強くも甘やかに表現したフラワーが、プレーンなニットの胸元にシックな花を咲かせます。
ピンを極細にしてフック状に仕上げているため、写真のようにキャッチ部分を隠して、ヘッド部分のみをすっきりと出した着用スタイルも可能に。
■3:DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)|シンプルニットにこそ映える、ピンブローチをダブル使いしてクロスさせた新発想のつけ方
紋章のような装飾を上下にあしらった凛々しいデザインに、クラシカルな気品が漂うピンブローチ。
彫金ジュエリーのような、細やかで手の込んだ意匠にドルチェ&ガッバーナのクラフツマンシップが息づいています。デザイン違いのピンブローチをふたつ使って、クロスさせてつけると新鮮な表情に。シンプルなリブタートルに、一本でつけるよりもボリューム感による華やかさが加わって、個性も演出できます。
■4:LOEWE(ロエベ)|アイコニックなアナグラムのワイヤーワークで魅せるアイキャッチーで華やかな意匠
映えを意識する海外のインスタグラマーも愛用するロエベのアナグラムブローチ。
ゴールドトーンメタルの洗練されたオープンワークに、半貴石の質感を模したレジン製のカラフルなストーンをあしらったデザインは、軽やかなつけ心地。
視線を引きつける大ぶりのサイズ感にもかかわらず、抜け感のある薄くフラットな形状なので繊細な印象ももち併せています。パフスリーブの主役級タートルに負けない華やかさで、ニットスタイルをリッチにアップグレードします。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- グッチ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-99-2177
- ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
- ドルチェ&ガッバーナ ジャパン TEL:03-6419-2220
- ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03-6215-6116
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、石倉和夫(人物)
- STYLIST :
- 押田比呂美
- HAIR MAKE :
- ヘア/hiro TSUKUI(Perle) メイク/AKIKO SAKAMOTO(SIGNO)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 下村葉月、中村絵里子(Precious)