世界中の男たちを虜にしてきたジョンロブ不朽の名作ダブルモンク「ウィリアム」をはじめ、同ブランドには、さまざまな名作モデルが存在する。その中でも注目したいのが本稿で紹介するローファー「ロペス」だ。少し気が早いが春の訪れを告げる暖かい陽気は、気分を明るくしてくれるから、自然と装いも軽やかになってくる。だからこそローファーの出番である。軽快なスニーカーも悪くはないが、やはり上品な着こなしをするのであればジョンロブのような心を鷲掴みにするような「本物」がいい。これ1足あればビジネスでもカジュアルでも使えるからいつものコーディネートが楽しくなるはずだ。

豊富なデザインから選べるジョンロブのローファー「ロペス」

靴各¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)
靴各¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)

木型・素材・ソールなど、あらゆる要素を変えることで様々な「ロペス」が用意されている。たった一型でカラバリだけなんてのはよくある話だが、ションロブであれば、自身の足型だけでなくライフスタイルやファッションに合わせ、自身にとって最良のローファーを選ぶことが可能だ。靴の最高峰であるジョンロブだからこそ、一生モノとなる相棒をじっくりと吟味したい。

オンオフ問わず活躍できる「ロペス」の王道スタイル!

靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)
靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)

1950年の登場以来、大きなモデルチェンジをすることなく現代に継承されるローファー「ロペス」の王道モデル。この靴のために制作された木型「4395」を採用し、ワイドなラウンドトゥとグラマラスなラインは、スタイルやシチュエーションを問わず履きこなすことができる究極の一足。職人の手作業によるフロントエプロンやアイコニックなサドル部分に設けられた楕円形の飾り穴などのディテールも見ものである。素材はカーフ、ソールはシングルレザーソール。

圧倒的な力強さを放つ「ロペス ニュースタンダード」

靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)
靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)素材はハイシャインカーフ

現代的な解釈をした新しい「ロペス」がこちらのモデル。定番モデルよりも丸みを帯びた木型「0015L」を採用し、2.5ダブルソールや6mm幅のウェルトによることで、この靴の最大の特徴であるボリューム感と力強さが演出されている。耐久性にも優れ、足元に程よいボリューム感を与えてくれ「ロペス」は、まさしく現代のライフスタイルに寄り添うニュースタンダードである。

今春の新作から、ディアスキンを纏った「ロペス」が登場!

靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)
靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)木型は4395、スエード部分はディアスエード。

「ロペス」の歴史の中でも、ディアスキンを採用するのはなんと今季が初!柔和な見た目に反し屈強性に長け、さらに圧倒的な軽さを持つのがこの素材の特徴。ソールには、レザーにラバー粒子を混ぜたライトフレックスソールを採用し、アッパーの素材同様に屈強性と軽量性を兼ね備えることで、従来の「ロペス」にない履き心地を体感することができる。

フットワークも軽くなる!?アンライニング仕様の「ロペス」

靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)
靴¥198,000(ジョン ロブ ジャパン〈ジョンロブ〉)※木型は4395。

春らしい軽快さを感じさせる鮮やかなブルーのカーフスエードが映える「ロペス」。そのビジュアル同様履き心地もまさしく軽快そのもの。足馴染みの良いアンライニング仕様に加え、屈曲性に長けたテンシルソールを採用することで得られる滑らかな履き心地は、まさに極上そのもの。どこへだって歩いて行けそうな気分にさせてくれるほどだ。

紳士靴らしい美しさだけでなくカジュアル感のあるデザインが春の装いをより一層楽しくしてくれることだろう。上品なデザインのローファーだから、今あるスーツやジャケットに合わせて選んではどうだろうか。

※価格はすべて税抜きです。

問い合わせ先

ジョン ロブ ジャパン

TEL:03-6267-6010

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊