自分の気持ちを大切にしながら、時代に合った着こなしを考えることが求められる現在。

『Precious』3月号では、特集「おしゃれを一歩進める、美しき『掟破り』」の中で、「新たな洗練へと導く!『アップグレードアイテム』ベスト4」という企画を展開中です。

ふだんの着こなしの延長でありつつ、印象変化を無理せず楽しめる「一歩先のアイテム」を取り入れていきましょう。今回は、「ブルーボトルコーヒー」チーフ・ブランドオフィサー 井川沙紀さんが選ぶ「アップグレード」アイテムをご紹介します。

井川 沙紀さん
「ブルーボトルコーヒー」チーフ・ブランドオフィサー
(いがわ さき)数社でのキャリアチェンジのあと「ブルーボトルコーヒージャパン」に入社、取締役として活躍。現在はアメリカ本社のチーフ・ブランドオフィサーに就任。

モチベーションが上がるような色や柄、シルエットを積極的に楽しみ、肩ひじ張らない自分らしさを表現。(「ブルーボトルコーヒー」チーフ・ブランドオフィサー 井川沙紀さん)

ワンピース_1
「エンフォルドのモノトーン配色や、バウム ウンド ヘルガーテンの透け感のある小花柄ワンピースはオンライン映えも抜群です」と井川さん。

グローバルなフィールドで活躍する井川さんは、リモートでのミーティングも増え、自然と手に取るアイテムに変化が生まれたそう。

「平均的なスケジュールは、アメリカとのテレカンを午前6時から12時まで行い、日本チームとの会議に。ワードローブはゆったりとしたシルエットのワンピースがほとんどなのですが、モニター越しで会話する機会が増えたこともあり、表情が映える鮮やかなプリント柄が重宝しています。

以前は、着回しやすいアイテムを選び、周囲からどう見られるかを意識していましたが、今では直感で好きだと感じるものを身につけるように。ECサイト『Farfetch』でのショッピングを活用し、心に響く一枚を探すのも楽しみな時間です」

PHOTO :
黒沼 諭(aosora/人物)、小林美菜子(静物)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Preciosu)
TAGS: