着こなしに重ね着のセンスが問われるこの季節、大人の女性へ提案したいのは、あえて着回しをせず、1日ごとに鉄板コーデを組んでみること! トレンドを取り入れたアイテムが主役のコーディネートを考えると、おしゃれは一気に洗練されます。Precious.jpでは、そんな鉄板コーデを「ベストコーディネート」と題し、7日間にわたりご紹介してきました。今回は、そんな1週間のコーデを1日ごとにあらためて振り返ります。

ベストコーディネート7DAYS一覧

■DAY1:ロングジレで「縦長スリム」に見せる秋コーデ

ファーポケット付きアルパカウールのロングジレ(キートン)、タートルニット(三崎商事〈マロ〉)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、バングル(ベルシオラ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)

体の芯から温めてくれるようなアルパカ混のロングジレは、アクセントの大きなポケットのムートンファーがふんわりとしてかわいらしい印象に。ジレはロング丈でも、Iラインでほっそりとして見えるものをチョイスしましょう。歩くたびに揺らめくワイドパンツを合わせることで、新鮮かつエレガントな「ロング&リーン」の完成です。洗練されたネイビーのワントーンには、白いバッグをすっきりと効かせて仕上げます。

しなやかな縦長ラインを出勤スタイルに投入

ファーポケット付きアルパカウールのロングジレ(キートン)、タートルニット(三崎商事〈マロ〉)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、バングル(ベルシオラ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO

ロングジレのファーポケットが、贅沢かつかわいらしい印象。ドレスのように揺れるパンツも、引き締めカラーのネイビーのワントーンでまとめれば、縦長ラインがさらに強調されます。

■DAY2:ワンピのセットアップによる「メリハリ」コーデ

ウールシルクのワンピース・共布ベルト付きコート(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉)、ブレスレット 上から/[WG](アルテミス・ジョイエリ)、[SV×オニキス]・[オニキス](チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ドゥロワー 青山店〈ロウナー〉)

ウエストを絞ったメリハリのあるカッティングで、曖昧になりがちな大人のボディラインをカバーしながらも、美しく見せてくれるワンピース。これからの季節、新たに買い足すなら、まずはウエストをきちんと絞った一着がおすすめです。コートとセットアップでまとえば、より端正でエレガントな印象がかないます。

アウターにボリュームがあるぶん、中に着るワンピースは「ウエストマーク」仕様で

ウールシルクのワンピース・共布ベルト付きコート(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉)、ブレスレット 上から/[WG](アルテミス・ジ ョイエリ)、[SV×オニキス]・[オニキス](チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ドゥロワー 青山店〈ロウナー〉)、靴(セルジオ ロッシ)

クチュール的カッティングが冴える、ウエストがほっそりとしたカットのワンピース。コートとセットアップで着れば、さらに上品なインパクトが。旬のチャンキーヒールで、足元まで抜かりなく!

■DAY3:秋色ボルドーのデザインスカートで、シック&エレガントに!

シルクのボウブラウス・スカート・ピアス・バッグ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

ボウブラウスとスカートで、こんなにもエレガントな装いに! 計算されたカットやスリットで、まろやかなシルエットを描く、デザインにひとひねりあるタイトスカートに注目です。黒のボウブラウスに合わせ、深みのある差し色、ボルドーでしっとりとした女らしさを香らせましょう。

スカートはタイトに締めながら、地味に見えないひとワザのあるデザインを

シルクのボウブラウス・スカート・ピアス・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

長めのカフがポイントのボウブラウスには、シンプルなだけでは終わらない、スリットから華やかな裏地がのぞくタイトスカートを。華やかなボルドーがエレガントな差し色となり、シックな秋冬コーディネートが完成します。

■DAY4:1枚で上品エレガンスが完成する、ゆったりブラウスが主役のコーデ

ブラウス(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、スカーフ・リング・バングル・バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO)

袖のボリューム感は、エレガンスの証。長く、ふんわりと袖を強調したブラウスを、ぜひコーディネートにも取り入れてみましょう。やや肩が落ちるほどゆとりがある身ごろが、遠目にも映えるしなやかな華やぎを与えてくれます。白からベージュへと続く気品ある配色には、ゴールドジュエリーや、チェーンバッグでリッチな艶を添えることで、さらに優雅な雰囲気がかなうのです。

一枚で品格の漂うゆったりブラウスはワイドパンツと好相性

ブラウス(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、スカーフ・リング・バングル ・バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO)

身ごろも袖もゆとりのある、優雅なシルエットのブラウスを主役に。一枚でドレスアップができるゆったりブラウスには、ボトムもワイドなものを合わせるとバランスも完璧!

■DAY5:グレー×カーキで、女らしいのにかっこいい理想のコーデ

コート(三崎商事〈マロ〉)、ニット(Theory luxe)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス(チェルキ〈アトリエ・オーラフォ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(セルジオ ロッシ)

ビッグシルエットでありながら、軽やかなダブルフェース素材で、着こなしやすいコートを主役に。ボタン留めをせず、はおるだけのデザインが新鮮です。グレーの濃淡にはトレンド色のカーキのスカートを合わせ、美しく響き合う配色でまとめれば、女らしさに知的でシャープなかっこよさが加わります!

ボリューム感がありつつも、上質素材で薄く軽いコートを決め手に!

コート(三崎商事〈マロ〉)、ニット(Theory luxe)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス(チェルキ〈アトリエ・オーラフォ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(セルジオ ロッシ)

コーディネートの主役となるコートは、この「とろみ」に注目! 大きな身幅から、肩もとろんと落ちるとろみが、洗練された印象を与えてくれます。しなやかでもたつかないコートに合わせるスカートは、カーキを選ぶことで洗練された配色に。

■DAY6:ファー×カシミヤの贅沢アウターで、リッチ感のある上品コーデ

ミンクファー付きカシミヤマント(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO)

襟から前合わせのトリミング全体に、ミンクファーを贅沢にあしらったカシミヤのマント。一枚のフラットな大判ストールをまとうような自由さと、風をはらんで揺れるドレープが、凛とした気高さを感じさせます。堂々とした美しさこそが、エレガンスの条件なのです。

たっぷりと贅沢な布使いのマントに、リッチなファーで艶やかさを添えて

ミンクファー付きカシミアマント(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO)

ミンクファーの艶やかさと、ドレープのやわらかさで、秋冬の黒をとびきりラグジュアリーに見せてくれるマント。ボトムとヒールは細身にして、バランスよくまとめたスタイルには、ゴールドチェーンで鮮やかに!

■DAY7:カジュアルなのに品格が漂う!カシミヤニットでこなれる大人コーデ

ニット・スカート・ソファに置いたクロコダイルのバッグ(トム フォード ジャパン)、ネックレス・時計『クレ ドゥ カルティエ』・ブレスレット『トリニティ』(カルティエ)

前も後ろもV開きになったカシミヤのニットは、デコルテを意識した広い開き具合で「ハートネック」と呼ばれるもの。官能的な大人の肌魅せを、あえてカジュアルなニットで表現することで、絶妙なこなれ感をまとうことができます。首や手首にはジュエリーが輝き、タイトスカートが辛口の女らしさを与えてくれるエレガントな着こなしです。

ゆったりトップスに必要な抜け感を、女らしくかなえてくれるVネック!

ニット・スカート・クロコダイルのバッグ(トム フォード ジャパン)、ネックレス・時計『クレ ドゥ カルティエ』・ブレスレット『トリニティ』(カルティエ)、靴(JIMMY CHOO)

上品なセクシーさをアピールする、前も後ろも開いたVニットを主役に。リラックス感のなかに、香り立つような女らしさが漂います。ニットからのぞく肌には、存在感のあるジュエリーできらめきを差し、 タイトスカートで女度もさらにアップさせて。

 

トレンドを取り入れたアイテムが主役の「ベストコーディネート」の1週間、いかがでしたでしょうか。同じアイテムを使用せず、あえて着回さないことで、美しく洗練されたスタイルに。さらに、コーディネートに悩むこともなくなるという、まさに「一石二鳥」の着こなしなのです。

PHOTO :
熊澤 透(人物)、小林美菜子(静物)
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
高橋里奈(Precious専属)
EDIT&WRITING :
藤田由美、世古京子(Precious)
RECONSTRUCT :
難波寛彦