「随う」ってなんと読む?「ずいう」?いえいえ、なりゆきまかせです!
明日・2月28日は、「エッセイストの元祖」と言われるフランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュの誕生日にちなんだ『エッセイ記念日』です。
ユニークな視点を持った人々のエッセイは、気軽に読め、かつ、読み手にさまざまな気づきや共感、楽しみを与えてくれますよね?「文学」というよりも「文楽」と表現したいような、洒落た軽妙さがあります。
「エッセイ」は日本語では「随筆」と訳されますね。
…という事で本日は「随」という字にスポットを当てたクイズをお送りします。
【問題1】「随う」ってなんと読む?
「随う」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「他の者の後についていく」「なりゆきにまかせる」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「随筆とは、なるほど、形式にとらわれず、気持ちに隋う文章、という意味なのね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 随(したが)う です。
「エッセイ」を「随筆」と訳した人は、言いえて妙、という感じですね!
…さて、2問目のクイズでは、「随」の入った、間違えやすい単語をおさらいします。
【問題2】「随一」ってなんと読む?
「随一」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「多くのものの中で最もすぐれていること。また、そのもの。」という意味の言葉です。
<使用例>
「当代随一のエッセイスト、と言えば、あなたなら誰だと思う?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 随一(ずいいち) です。
「唯一(ゆいいつ)」という言葉があるからか、「随一(ずいいち)」を「ずいいつ」と誤読する方が多いようです。お気をつけ下さいね。
「随一(ずいいち)」は、数あるものの中で「一番」「一位」を意味し、
「唯一(ゆいいつ)」は、「他には無い、ただ一つ」を意味します。
本日は、2月28日『エッセイ記念日』にちなんで、「エッセイ=随筆」の「随」という字にスポットを当て、
・随(したが)う
・隋一(ずいいち)
などの言葉の読み方と意味をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱