外出の機会が制限されて、おしゃれをして出かける楽しさや胸の高まりに、改めて思いを馳せた日々…。
でも、そうして家で過ごす時間は、自分のために心地よいおしゃれをすることをとことん考え抜く時間でもありました。そして気付いたのが、自宅での時間を充実させるためのとびきりのラウンジウエアと、スニーカーで出勤する日のアクティブでチャーミングなオンスタイル、さらに自分自身が心から楽しめるドレスアップでした。
そこで雑誌『Precious』4月号では「新しい時代は12の『スタメン名品』ワードローブで軽やかに!」を展開中。理想を胸に、ワードローブのひとつひとつを丁寧に見直して、新しい時代にふさわしい今をときめく「スタメン名品」を探し求めました! 本記事では「ザ・ロウ」のニットジャケットをご紹介します。
カーディガン感覚のソフトな着心地|ニットジャケット
リモートワークが多い今だからこそ、オフィスに行く日や人に会うときは、きちんとした印象を与えたい。そしてなにより、自分自身が程よいおしゃれの緊張感を楽しみたい…と感じているのではないでしょうか。そのせいか、この春は新しい気分のテーラードジャケットが人気。さまざまなデザインや素材で提案されています。
おすすめはカーディガン感覚で羽織る快適なニットジャケット。リラックスした時代の空気や、相手に威圧感を抱かせない気配りなどから、ニット素材の優しい質感は理想的。上質でライトな心地よさを備えながら、羽織るだけで今どき感が生まれる一着を選びました。
ウールシルクの適度なハリと光沢、しなやかさを併せもつミラノリブのテーラードジャケット。コンサバになりがちなニットジャケットを今年らしく見せるのが、すっきりとした細いラペルとゆったりとしたダブルブレスト。さらにスーパーロングスリーブなので、袖口をたるませるあしらいも最旬のオーバーサイズ感を印象付けます。リラックスしているときも美しい、オンオフを問わず軽やかに羽織りたい上質なアイテムです。
ミラノリブ素材だから実現!リラックスしているのにきちんと美しい佇まい
ウール70%、シルク30%のミラノリブ素材のニットジャケット。ウールの柔らかさに、シルクの美しい光沢と清潔感を備え、細い目のしっかりとした編み地に仕上げたミラノリブは、伸縮性が控えめなので形崩れしにくく、ニットジャケットに最適な素材です。
オーバーサイズブームの立役者と言ってもいい「ザ・ロウ」。ボックスシルエットから生まれる自然な落ち感には、ハリとしなやかさを持つミラノリブならではの絶妙なさじ加減が効いています! 中に着るシャツの裾をのぞかせたり、セミワイドなイージーパンツを合わせたり、ゆるっとエフォートレスに着られるのは、まさに今の気分です。
カーディガン感覚でリラックスして羽織れるのに、この細いノッチドラペルの襟があるだけで、清潔感と知性を印象づけることができます。
流行のダブルブレストやボックスシルエットによって、素材のしなやかさも際立ちます。縁の始末がきれいなので軽やかな仕上がりに。
以上、雑誌『Precious』4月号「新しい時代は12の『スタメン名品』ワードローブで軽やかに!」の特集から、「ザ・ロウ」のニットジャケットをご紹介しました。
※掲載した商品は税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious4月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・新垣隆太(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、喜多容子・古里典子(Precious)