「睡蓮」の和名、ご存知?まさかの動物の名前がついていて、びっくり!
皆さま、よく眠れていますか?
毎月23日は「2(ふ)3(みん)」の語呂合わせで『不眠の日』に制定されています。製薬会社やドラッグストアなどが、実は現代人にとても多いと言われる「不眠」症状の改善をうながすべく、啓発活動をしているようです。
ネットで調べれば、ちょっとした不調の改善法は調べられる現代ですが、「私の寝不足、ちょっと深刻かも?」と気になる時には、医師や薬剤師など、きちんと専門家にご相談くださいね。
…さて、本日は「睡」という字の入ったクイズをお送りします。
【問題1】「微睡む」ってなんと読む?
「微睡む」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「少しの間うとうとする。」「寝入る。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「日差しが温かくなってくると、知らないうちに微睡んでいたりするのよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 微睡(まどろ)む です。
この季節、とても気持ちの良い事のひとつですね(笑)。
とはいえ、睡眠サイクルを狂わせるほど微睡んでしまわないよう、ご注意くださいね。
…さて、2問目のクイズです。
【問題2】「睡蓮(ひつじぐさ)」の名前の由来は?
「睡蓮(すいれん)」の和名「睡蓮(ひつじぐさ)」の名前の由来とされている説を、次の選択肢の中から選んでください。
1:レンコンの切り口が動物の羊のようだから
2:ひつじの刻(午後2時ごろ)に咲くから
3:「睡(ねむ)る」ときに羊を数える風習があるから
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 2:ひつじの刻(午後2時ごろ)に咲くから です。
「睡蓮(すいれん)」は漢名で、日本で自生していた同品種は、もともと、「ひつじの刻(午後2時ごろ)咲くので『ひつじぐさ』」と呼ばれていたようです。(実際には、朝から夕方まで咲いている睡蓮の花も多いです。)
「眠れないとき、羊を数えると眠れる」という定番の俗説は、英語圏のものです。「sheep(羊)」が「sleep(眠る)」と似ているから、だとか、「sheep(羊)」を小さく声にだして数えると腹式呼吸を規則正しく繰り返す形になって入眠しやすい…などなど、諸説あるようです。
日本語で「ひつじ」を数えても、不眠解消の効果は見込めなさそうですね(笑)。
本日は、毎月23日『不眠の日』にちなんで、
・微睡(まどろ)む
という言葉の読み方と、
・睡蓮(すいれん)の和名 = 睡蓮(ひつじぐさ)
の呼び名の由来をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱