「Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)」は、昨年のF1イタリアグランプリでみせたピエール・ガスリーの初優勝や、今期から日本人ドライバー角田裕毅が加入したことで、モータースポーツファンに注目を集めるレーシングコンストラクターだ。

高度な技術とスピードを追求する情熱に合致性を見出した“EDIFICE”は、「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ)」時代の2016年より、オフィシャルパートナーとして、この未来あるチームをサポートしている。

『EQB-1000AT/ECB-10AT』は、昨年の「Scuderia AlphaTauri」へのチーム名変更後、2度目となるコラボレーションモデルだ。F1カーのウイングやフロア部分に使用されるものと同様の6Kカーボンを高強度なカーボン素材で織り出し、『EQB-1000AT』の文字盤やベゼル、『ECB-10AT』の文字盤に採用。カラーリングはチームカラーのネイビーを基調とし、文字盤や裏蓋、遊環にはチームのロゴを刻印している。

チームが必要とする機能で構成されていることも大きな特徴だ。風防には、過酷なレースでも安心して使用できる高強度で視認性に優れたサファイアガラスを採用。専用アプリ「EDIFICE Connected」との連携により自動で時刻修正を行い、分刻みのスケジュールをこなすメンバーが要求する高精度な時刻表示を実現した。ワールドタイムもアプリ上で約300都市から選べるため、世界を転戦するチームを実用面でも支えている。

レーシングスピリッツが伝わる2つのドライビングモデル

フライバック搭載のクロノグラフ『EQB-1000AT』

クロノグラフ『EQB-1000AT』SPEC●サイズ:縦9.9×横45.7×厚さ9.8mm ●質量:約71g ●防水性:10気圧防水 ●使用電源:タフソーラー(ソーラー充電システム) ¥82,500 
クロノグラフ『EQB-1000AT』SPEC●サイズ:縦9.9×横45.7×厚さ9.8mm ●質量:約71g ●防水性:10気圧防水 ●使用電源:タフソーラー(ソーラー充電システム) ¥82,500
文字盤は立体的で重厚感のあるデザイン。F1カーのコックピットにあるメーターを想起させる。
文字盤は立体的で重厚感のあるデザイン。F1カーのコックピットにあるメーターを想起させる。
遊環にはロゴが刻印されている。
遊環にはロゴが刻印されている。

タフソーラーを搭載した、タキメーター付きの薄型クロノグラフ「EQB-1000」をベースモデルに起用。専用アプリと連携することで、メインとインダイアルで表示する2都市の時刻をスマートホン側で簡単に選ぶことができる。1/1000秒単位でアプリに記録できるストップウォッチ、ラップ計測時に、前周とのタイム差を表示するフライバック付きのラストラップインジケーターといったレーシング機能を搭載。バンドには頑丈なCORDURA®ファブリックを採用し、ハードな使用シーンでの耐久性も確保している。

スケジュールタイマーを備える『ECB-10AT』

『ECB-10AT-1AJR』 SPEC ●サイズ:縦51.0×横48.5×厚さ12.5mm ●質量:約110g ●防水性:10気圧防水 ¥38,500
『ECB-10AT-1AJR』 SPEC ●サイズ:縦51.0×横48.5×厚さ12.5mm ●質量:約110g ●防水性:10気圧防水 ¥38,500
『EQB-1000AT』とは異なるロゴが刻印されている。
『EQB-1000AT』とは異なるロゴが刻印されている。

ベースモデルには、iOSの「カレンダー」、Androidの「Googleカレンダー」アプリとリンクし、予定の開始や終了時刻を液晶表示と音で知らせるスケジュールタイマー機能を搭載した「ECB-10」を採用。文字盤には、スケジュールの開始と終了時刻が瞬時にわかるデジタル表示部や、カウントダウンタイマーが装備され、スマートホンとの連携で、時差があるエリアの移動時も、自動的に現地時刻に合わせたタイムゾーンに補正される。独自性の高いオクタゴンベゼルに、軽快に行動ができるフィット感と剛性を兼備する樹脂バンドを装着した精悍なスタイリングも魅力だ。

『EDIFICE』の技術を惜しみなく注ぎ込み、F1クルーの実践的行動をデザイン設計と機能でバックアップする、本格レーシングウォッチとしての価値は高い。

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カシオ お客様相談室

TEL:03-5334-4869

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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